この記事では「ハイキュー!!」の人気キャラ「宮治」についての名言や名セリフを取り上げています。
かっこいい名言や印象的な名セリフ、使える名言などを掲載しているので、ぜひ最後まで読んでください。
ハイキュー!!の宮治の名言・名セリフまとめ
ハイキュー!!の宮治の名言・名セリフを12個紹介していきます。
- 俺は、ずっと”飯”に関わる仕事やるって決めとってん
- 試合になると精神年齢5歳下がるの何なん
- 俺ら相手に実験ブッコんできよったんか?
- ツムの方が、ほんのちょびっとだけバレーボール愛しとるからな
- マジでボール来よった
- プリン1個貸しや、3個パックのじゃねえやつ
- あんま悔しいと思てへん事が悔しい
- 侑の方が俺よりちょびっとだけバレーボール愛しとるからな
- そこにボール来るの知っとるし
- 何でバレー続けてる方が”成功者”みたいな認識なん?
- 俺は妥協して道を進むのんとちゃうねんぞ。
- でも別に信頼なんかいらんやろ
この中からいくつかをピックアップして詳しく紹介していきます。
ツムの方が、ほんのちょびっとだけバレーボール愛しとるからな
このセリフは、侑が全日本ユース合宿に呼ばれた際に治が言ったものです。
治は、最初「悔しいわアホ」と言いながらも、「あんま悔しいと思てへん事が悔しい」と正直に心境を打ち明けます。
そして、侑が自分よりもバレーボールを少しだけ愛していることを認め、その差が合宿に呼ばれた理由だと語ります。
このセリフからは、治が兄弟として侑を理解し、温かく見守る姿が感じられます。
バレーにおける実力は互角でも、侑にはバレーへの情熱がわずかに勝っていると、冷静かつ謙虚に自分を振り返っているのです。
他者を思いやり、認めることができる治の人柄がよく表れていて、心に残る名場面の一つですね。
俺は、ずっと”飯”に関わる仕事やるって決めとってん
このセリフは、治がバレーを辞めると侑に告げたときに出てきました。
幼い頃からバレーで切磋琢磨してきた双子ですが、ある日、治は自分が将来について考え、決断していることを打ち明けます。
「バレーを続ける方が成功者みたいな認識なん?」と、社会の価値観に疑問を投げかけつつ、「俺は妥協して道を進むんちゃう」と語る治の言葉には、彼が自分なりの幸せをしっかり考えていることが伝わります。
治は、80歳になった時に自分の選択を誇れる人生を歩む覚悟を持っているんですね。
この場面は、「成功とは何か」を考えさせられます。
侑も治に負けじと「俺の方が幸せやったぞって言うたるわ!」と返しますが、この兄弟らしい掛け合いには、お互いが違う道を選んでも競い合う強い絆が感じられます。
試合になると精神年齢5歳下がるの何なん
このセリフは、稲荷崎高校と烏野高校の試合中、日向と影山が見せた速攻に宮侑が「カッコイイ!」と子どものようにはしゃいだときに、治がツッコんだ一言です。
試合中にもかかわらず、治は冷静に侑をからかいながらも、しっかりと双子の息の合った掛け合いを見せています。
この場面は、試合中でも自然体でいられる宮兄弟の精神的な強さが表れているシーンです。
ピリピリした緊張感の中で、兄弟同士のやり取りにほっこりさせられる読者も多いでしょう。
治の冷静さと、侑の純粋なバレーへの興奮が対照的で、二人の性格がよくわかる名場面ですよね。
こういったユーモアがあるからこそ、稲荷崎の強さには遊び心もあると感じられます。
俺ら相手に実験ブッコんできよったんか?
稲荷崎と烏野の試合開始直後に宮治が発したセリフです。
この場面で、烏野の日向がジャンプして高く跳べたことに興奮し、スパイクを打つのを忘れてしまうという珍しい光景がありました。
それを見た宮治は、あえてこの言葉で挑発のように日向をツッコみます。
このセリフには、宮治の負けず嫌いで、相手の油断を見逃さない闘争心がよく表れています。
この場面で、宮侑は「今までのがマックスじゃなかったのか」と動揺しているのに対し、治は冷静かつ強気な態度を崩していません。
兄弟でありながら、性格や試合中のメンタル面での違いが見えるシーンですね。
宮治の鋭い観察眼と強い気持ちが伝わってくる名言です。
マジでボール来よった
「マジでボール来よった」というこのセリフは、烏野の日向・影山が得意とする「変人速攻」を宮兄弟がコピーして見せた際に、治が驚いて発した一言です。
変人速攻とは、スパイカーがトスが来る前に先にネット際でジャンプし、後から来たトスを打ち込む攻撃で、烏野の切り札とも言える技です。
試合中、宮兄弟はこの技を即座に再現してしまいます。
治はネット際に跳び、「マジでボール来よった」と驚きつつも冷静に対応します。
尾白アランが「双子ならではの信頼感やなあ、兄弟ってええなあ」と感心するほど、宮兄弟のコンビネーションは抜群です。
治も「そこにボール来るの知っとるし」と言い、双子だからこその息の合ったプレーを示しました。
相手の切り札を逆にコピーする宮兄弟の強さが際立つ名場面で、宮治の冷静さと素直な驚きが面白さを加えています。
プリン1個貸しや、3個パックのじゃねえやつ
このセリフは、烏野との試合で稲荷崎がピンチに陥った場面で、侑に対して治が放ったものです。
試合終盤、侑がトスをミスして治に苦しい体勢でボールを回したものの、烏野がスパイクをミスし同点に持ち込むことができました。
これを侑は「ラッキー」と笑って済ませようとしますが、治は冗談交じりにこのセリフでお返しを要求します。
このセリフからは、宮兄弟らしいやり取りが感じられます。
29巻には、侑が治のプリンを黙って食べて怒られるシーンも描かれており、2人にとってプリンが特別な存在であることがわかります。
試合中の緊張感の中でも、こうした軽いやり取りが兄弟ならではのほっこりする瞬間を生んでいます。
宮兄弟のファンにとって、プリンはプレゼント候補の第一位かもしれませんね!
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ハイキュー!!の宮治とは?
宮治(みやおさむ)は、漫画『ハイキュー!!』に登場するキャラクターで、稲荷崎(いなりざき)高校バレーボール部の2年生です。
背番号は11番で、ポジションはウィングスパイカー(スパイク担当の選手)を務めています。
同じチームの宮侑(みやあつむ)とは双子の兄弟で、侑を「ツム」と呼び合う仲なんですよ。
2人は髪の分け目や色が違っていて、侑が金髪なのに対して、治は銀髪なのが特徴です。
性格は侑と比べると落ち着いていて冷静なタイプ。
バレーでも目立つ派手なプレーは少ないものの、細かいセットアップ(トスの操作)やネット際でのプレーが非常にうまく、超強豪校である稲荷崎のレギュラーとして活躍しています。
「高校バレー界最強ツインズ」とも呼ばれていて、「侑が崩れても治がフォローする」と評価されることも。実際、試合中にそんな連携がよく見られます。
宮兄弟は小さい頃から喧嘩(けんか)が絶えず、それが高校では名物になるほどでした。
昔は、侑が治に勝てなくてよく挑んでいたんですが、成長するにつれて侑が優位になることが多くなります。
それでも、2人の関係は競い合いながらもお互いに支え合っている感じですね。
また、稲荷崎のエース・尾白アランとは小学校の頃からのバレーボール教室仲間で、今でも親友です。
ちなみに、宮兄弟がお互いを「ツム」「サム」と呼び合っているのは、尾白の名前がかっこいいと思ったことがきっかけ。
彼らなりの「カッコいい呼び名」を考えた結果なんです。
尾白は「侑が一番恵まれているのは、兄弟に治がいることだ」と言っています。
この言葉が何を意味しているのか、読んで考えてみてください。
そんな治ですが、どうやら食べることが大好きなようで、作中でも侑が話している間に上の空でおにぎりのことを考えている描写があります(笑)。
ちょっとマイペースな一面も魅力のひとつですね。