この記事では「ワンピース」の人気キャラ「センゴク」についての名言や名セリフを取り上げています。
かっこいい名言や印象的な名セリフ、使える名言などを掲載しているので、ぜひ最後まで読んでください。
ワンピースのセンゴクの名言・名セリフまとめ
ワンピースのセンゴクの名言・名セリフを18個紹介していきます。
- 受けた愛に理由などつけるな!!!
- 要塞なら…また立て直せばいい…しかし…ここは世界のほぼ中心に位置する島 マリンフォード 悪党共の横行を恐れる世界中の人々にとっては ここに我々がいる事に意味があるのだ!!!仁義という名の”正義”は滅びん!!!軽々しくここを沈めるなどと口にするな 青二才がァ!!!!
- どうしても奴の為に何かしたいのなら 互いにあいつを忘れずにいよう… それでいい… お前は自由に生きればいい… あいつならきっとそう言うだろう…
- 勢力で上回ろうが勝ちとタカをくくるなよ!! 最期を迎えるのは我々かも知れんのだ…あの男は 世界を滅ぼす力を持っているんだ!!!!
- 海賊にも人間関係がある…!!次の行動にも理由がある 歴史を知らねば未来は見えん…!!
- “正義”は価値観…世代は越えられない…
- ガープ また貴様の「家族」だぞ!!!
- 無論だ!!!
- 待て!!! 私が逃がすと思うなァ!!!
- わっはっは 私が元帥じゃなくてよかった
- 貴様も人の親だ ガープ…!!
- こいつもそうか…”D”はいつも数奇な運命に満ちている
- …またあの小僧か…!! 次から次へと…!! あの一族の血はどうなっとるんだ…!!!
- 大物達はなぜこうも「ワノ国」に関わるのか 私にはとても偶然には思えんのだサカズキ
- くだらんマネをするな 貴様ら戦争でもしにきたのか?
- 数時間後 世界に伝わる情報は 我々の”勝利”その2文字だけでいいんだ
- お前の父親は!!! ”海賊王”ゴールド・ロジャーだ!!!!
- お前は自由に生きればいい…あいつならきっとそう言うだろう
この中からいくつかをピックアップして詳しく紹介していきます。
受けた愛に理由などつけるな!!!
このセリフは、愛を受け取った人間が、それに対して理由を求めるべきではないというメッセージを持っています。
人は時に「なぜ自分なんかが愛されるのか」と疑問を抱いたり、「愛された理由が知りたい」と思うことがあります。
しかし、センゴクはその考えを否定し、「愛は理由ではなく、ただ与えられるものだ」と言っています。
この言葉には、愛とは理屈ではなく、人が本能的に与えるものだという意味が込められています。
たとえば、親が子を愛する理由を説明できないように、純粋な愛には説明が不要なのです。
ワンピースの世界では、親子の絆や仲間同士の友情が重要なテーマになっていますが、それらもまた「理由のない愛」によって成り立っていると考えられます。
センゴクのこの言葉は、誰かから愛を受けたときに、その理由を考えるのではなく、ただ感謝して受け取るべきだという深いメッセージを伝えています。
要塞なら…また立て直せばいい…しかし…ここは世界のほぼ中心に位置する島 マリンフォード 悪党共の横行を恐れる世界中の人々にとっては ここに我々がいる事に意味があるのだ!!!仁義という名の”正義”は滅びん!!!軽々しくここを沈めるなどと口にするな 青二才がァ!!!!
のセリフは、マリンフォード頂上戦争の終盤、黒ひげが海軍本部を沈めようとしたときにセンゴクが放った言葉です。
彼は要塞(基地)自体は壊れても再建できるが、そこに海軍が存在することこそが世界の秩序を守るために重要なのだと主張しています。
ここで強調されているのは、センゴクが信じる「仁義という名の正義」です。
彼にとって、海軍はただの軍事組織ではなく、世界の平和を守る象徴的な存在なのです。
海軍本部がそこにあることで、世界中の人々が安心できる。
それを軽々しく破壊しようとする黒ひげに対し、センゴクは怒りを込めて叱責しました。
また、「青二才がァ!!!!」という言葉には、黒ひげの考えの浅はかさを指摘する意味が込められています。
黒ひげは力によってすべてを支配しようとしますが、センゴクは「力だけではなく、存在自体が持つ意味」に目を向けています。
これは、ただ戦うのではなく、その行動が社会にどんな影響を与えるのかを考えるべきだというメッセージにも受け取れます。
“正義”は価値観…世代は越えられない…
センゴクはこの言葉で、「正義」というものが決して一つの答えに固定されるものではなく、それぞれの立場や時代によって異なるものだと語っています。
彼は長年海軍の中枢にいましたが、決して「海軍の正義が唯一の正義だ」とは考えていませんでした。
ワンピースの世界では、政府の掲げる「正義」と、海賊たちが持つ「自由の正義」が対立しています。
しかし、どちらが本当に正しいのかは、一概には決められません。
センゴク自身も、時代とともに変化する価値観に気づいており、自分の信じる正義が必ずしも未来に通用するとは限らないと考えています。
この言葉は、現実世界にも通じるものがあります。
歴史を振り返ると、かつて「正義」とされたことが、時代が変わると否定されることもあります。
センゴクの言葉は、正義が絶対的なものではなく、人々の価値観や時代によって変わるものだという深い洞察を示しています。
海賊にも人間関係がある…!!次の行動にも理由がある 歴史を知らねば未来は見えん…!!
この言葉は、センゴクが海賊たちの行動を冷静に分析したときに発したものです。
彼は「海賊=悪」と単純に決めつけるのではなく、彼らにも仲間との絆や動機があることを理解しています。
そのうえで、未来を予測するためには、過去を知ることが重要だと説いています。
ワンピースの世界では、多くのキャラクターが「過去の因縁」や「歴史の真実」によって行動を決めています。
ルフィがエースを助けようとしたのも、ただの兄弟愛だけでなく、過去の経験があったからこそです。
白ひげがエースを守ったのも、自身の「家族」を大切にする信念があったからこそでした。
センゴクのこの言葉は、単なる戦略的な発言ではなく、「人の行動には理由がある」という理解に基づいています。
そして、それを知ることで初めて未来が見えてくるのです。
これは、現実世界でも大切な考え方であり、誰かの行動を批判する前に、その背景を知ることの重要性を教えてくれる言葉だと言えるでしょう。
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ワンピースのセンゴクとは?
ワンピースに登場するセンゴクは、海軍本部の元帥として知られる人物です。
彼は、世界の均衡を保つための三大勢力の一つである海軍本部に所属し、「仏のセンゴク」とも呼ばれています。
モンキー・D・ガープやつるとは同期で、特にガープとは長年の付き合いがあり、互いに信頼し合う関係でした。
物語の最初では、海軍のトップである元帥を務めていましたが、マリンフォード頂上戦争が終わった後に第一線を退き、現在は「大目付」として新しい世代の育成に関わっています。
センゴクは冷静で厳格な性格を持ち、私情を持ち込まずに職務を全うする人物です。
そのため、彼の指揮によって、麦わらの一味も何度か危機に追い込まれたことがあります。
彼の戦略眼は非常に優れており、「智将」という異名を持っています。
頂上戦争では、白ひげ海賊団の侵攻を防ぎ、ポートガス・D・エースの奪還を阻止しようとしました。
彼が掲げるのは「君臨する正義」という考え方で、海軍が絶対的な存在として恐れられることで、海賊や悪人たちを抑止し、世界の平和を守ろうとしていました。
しかし、センゴクもまた、海軍の正義について深く考える人物です。
22年前のオハラ殲滅作戦では、政府の命令に疑問を抱いたハグワール・D・サウロに対し、「政府を疑うのか」と言い放ちました。
その一方で、頂上戦争の終盤には黒ひげに対して「仁義という名の正義は滅びん」と激しく叱責する場面もあり、彼の中には熱い信念があることが伺えます。
また、「正義は価値観」という言葉を残し、時代とともに変わる正義の在り方についても思いを巡らせていました。
元帥の後任には、彼が推薦したクザン(青キジ)ではなく、サカズキ(赤犬)が選ばれました。
センゴクはクザンの「正義は立場によって変わる」という考え方に共感していたため、彼を次期元帥に推したようですが、結果としてサカズキがその座につきました。
戦略家としての印象が強いセンゴクですが、実は戦闘力も非常に高く、若いころからガープとともに海賊たちと戦い、海の平和に貢献してきました。
現在は前線に立つことは少ないものの、王下七武海との会議で堂々とした態度を崩さず、「よく来たな、海のクズ共」と言い放つ胆力を持っています。
これは彼の冗談ではなく、彼自身の経験や信念から出た言葉だったのでしょう。
元帥時代は重大な事件が起こるたびに頭を抱え、常に深刻な表情をしていましたが、引退後は性格が大らかになり、よく笑うようになりました。
髪も真っ白になり、ガープと同じように自由奔放な一面を見せるようになっています。
一般の海兵たちと冗談を言い合ったり、些細なことで笑い転げたりする姿は、彼の本来の性格を表しているのかもしれません。
また、ドレスローザでは、藤虎(イッショウ)に「一言謝ればどうだ?」と助言するなど、仲裁役としても活躍しています。
さらには、ルフィたち海賊の行動に振り回されるサカズキをからかう場面もあり、コミカルな面も目立つようになりました。
センゴクは、厳格でありながらも信念を持った人物であり、時代とともに変化する「正義」について深く考え続けているキャラクターです。
引退後は少し肩の力が抜け、より人間味あふれる一面を見せていますが、その根底にある思いは変わらず、市民の安全を第一に考えて行動し続けています。