この記事では「ジョジョ」の人気キャラ「エンポリオ」についての名言や名セリフを取り上げています。
かっこいい名言や印象的な名セリフ、使える名言などを掲載しているので、ぜひ最後まで読んでください。
ジョジョのエンポリオの名言・名セリフまとめ
ジョジョのエンポリオの名言・名セリフを17個紹介していきます。
- ウェザーがおまえに殺される時DISCにして取り出したウェザー・リポートの能力!!徐倫おねえちゃんがぼくに持っててくれって授けてくれたDISCだァア―――――ッ
- 運命は決まっていて変えられない……のなら……おまえに変えてもらう事にしたよ……
- 「その人」に… 会ってはいけないんだ…絶対!
- これを持って行って…放してはだめ…君のママと同じくらい…大切に
- 2進法なんだ!全てのものは数字で表すことができる!!
- 生物にとって最も身近である「猛毒」は……『空気である!』………と
- エンポリオです… エンポリオ ぼくの名前は… ぼくの名前はエンポリオです
- おまえは「運命」に負けたんだ! 「正義の道」を歩む事こそ「運命」なんだ!!
- ぼく思うんだけどさ 甘やかされるってあるじゃん これコンピュータだからメチャ操縦が簡単なわけよ でも こればっかやってるパイロットって 実際 生の操縦ヤバイ腕になってると思うのよね
た…助けて……ああ…助けて神様……お…オシッコが…血だらけだよォオオオオオ 血尿がァあ~~~ - 『体温』だッ!! ロッズは『体温』を喰ってる生き物なんだッ
- ぼ…ぼくの目から……うあああっ!!出血があああっ
- 「スタンド能力」は「スタンド能力」となぜか引力みたいに引かれ合うんだ……
- 死ぬ事以上に不幸な事が起こるんだよ
- でもこの世には死ぬより恐ろしい事があってそれがこの刑務所で起こっているのは確実なんだ
- やっぱシャバは違うなあ~~~あれ乗っちゃっていいわけ――――ッ……操縦したいなあ~~~~
- 「時の加速」は止まらないのかぁーッ どこまでッ! どこまで「加速」するんだァーッ
この中からいくつかをピックアップして詳しく紹介していきます。
おまえは「運命」に負けたんだ! 「正義の道」を歩む事こそ「運命」なんだ!!
このセリフは、物語のラストバトルでエンポリオがプッチ神父に言い放ったものです。
宇宙が一巡し、世界が一新された後、エンポリオは追い詰められます。
しかし、仲間の想いを受け継ぎ、ウェザー・リポートのスタンド能力を発動。プッチ神父の周囲に猛毒となる高濃度の酸素を集め、ついに反撃に出ます。
プッチ神父は「自分が死んだら世界の『運命』が変わる」と言い、エンポリオを動揺させようとしますが、彼はそれを真っ向から否定します。
「正義の道」こそが本当の運命であり、プッチのように力で運命を捻じ曲げる者は、最終的に敗北する運命なのだと伝えています。
エンポリオはこれまで「運命」に翻弄される側でした。
母親を殺され、刑務所に閉じ込められ、仲間も次々と失いました。
しかし、それでも諦めずに戦い続けた結果、「正義の道」を歩むことこそが本当の運命であると気づいたのです。
このセリフには、強大な力や理不尽な世界に対しても、自分の信じる道を進めば勝利できるというメッセージが込められているように感じます。
エンポリオです… エンポリオ ぼくの名前は… ぼくの名前はエンポリオです
このセリフは、宇宙が一巡して新しい世界になった後、エンポリオがつぶやいたものです。
彼は、徐倫やアナスイ、エルメェスにそっくりな人々と出会いますが、彼らの名前は違い、中身も別人になっていました。
このシーンは、エンポリオが一人だけ前の世界の記憶を持ったまま、新しい世界に放り出されたことを象徴しています。
仲間たちを失い、自分だけが取り残された寂しさや、これまでの出来事がなかったことになってしまったような虚無感が伝わってきます。
そんな中で、彼が泣きそうになりながらも「ぼくの名前はエンポリオです」と繰り返す姿は、自分が生きた証を必死に確認しようとしているようにも見えます。
「ジョジョ」シリーズでは、「名前」というものが特別な意味を持つことが多いです。
名前を呼ぶことは、存在を認めることでもあります。
このセリフは、「自分は確かにここにいた」というエンポリオの強い意志を表しているのではないでしょうか。
新しい世界になっても、彼がこれまで戦ってきたことや仲間たちとの思い出は決して消えないのだと感じさせる名シーンです。
ウェザーがおまえに殺される時DISCにして取り出したウェザー・リポートの能力!!徐倫おねえちゃんがぼくに持っててくれって授けてくれたDISCだァア―――――ッ
このセリフは、エンポリオがプッチ神父に反撃する決定的なシーンで登場します。
ここでは、ウェザー・リポートのスタンド能力を宿したエンポリオが、ついにプッチを追い詰めます。
ウェザー・リポートのスタンドは、彼が死ぬ直前にDIOの息子たちによってDISCにされました。
そのDISCを持っていた徐倫が、エンポリオに託し、最終的に彼がこの力を使うことになります。
つまり、この力はウェザー・リポートだけのものではなく、徐倫の意志、さらには彼らが戦い続けてきた全員の思いが込められたものなのです。
プッチ神父は「運命」を支配しようとし、あらかじめ決められた未来を押し付けようとしていました。
しかし、エンポリオのこのセリフは、彼がその運命に抗い、仲間たちの意志を背負っていることを強く感じさせます。
単なる「復讐」ではなく、仲間たちの思いがつながり、結果としてプッチを打ち破ることになるのが、このシーンの熱いポイントです。
「ジョジョ」のテーマの一つに「意志の継承」があります。
このセリフは、まさにそれを象徴するものと言えるでしょう。
ウェザー・リポートの力は死んでも失われず、徐倫がエンポリオに託し、最終的に彼がそれを活かして勝利する。
この流れが、「運命に支配されるのではなく、自らの手で未来を切り開くんだ!」というメッセージになっているのではないでしょうか。
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ジョジョのエンポリオとは?
エンポリオは、「ジョジョの奇妙な冒険 第6部 ストーンオーシャン」に登場する少年です。
彼は母親をプッチ神父に殺されてしまい、「グリーン・ドルフィン・ストリート刑務所(G.D.st刑務所)」にこっそりと住んでいます。
自分の年齢を11歳だと語っていますが、正確な生年月日は不明です。
ただし、2000年生まれであることは確かとされています。
身長についてもはっきりしたことは分かっていませんが、ジョンガリ・Aが推測したところでは約140cm。
しかし、アニメ版の設定資料では100cmとされています。
エンポリオは、刑務所で生まれ育ったため、外の世界を知りません。
学校に通ったこともなく、普通の子どもとは違った環境で成長しました。
彼の母親については、詳しく語られていませんが、スタンド能力を持っていたことが分かっています。
そのため、エンポリオも幼い頃からスタンドの存在を知っており、スタンド能力についての知識が豊富です。
実際に、エルメェスにスタンド能力のことを教えたのもエンポリオです。
知識が豊富で、数学の二進数計算、美術品の知識、さらにヘリコプターや車の操作までできるという驚くべき才能を持っています。
しかし、外の世界を知らないため、初めて刑務所の外に出たときは本でしか見たことのなかったガソリンスタンドやバス停に大興奮していました。
また、脱獄囚という立場からバスに乗れないことを知って落ち込むなど、年相応の子どもらしい一面も持っています。
エンポリオは物語の中で重要な役割を果たしています。
プッチ神父が危険な存在であることを察知しており、徐倫や承太郎が刑務所内で面会しようとしたときに警告しました。
その後も、仲間であるウェザー・リポートやナルシソ・アナスイを徐倫たちに引き合わせ、影でサポートする役割を担っていました。
彼のスタンド能力は「バーニング・ダウン・ザ・ハウス」というもので、物体の幽霊を操ることができます。
スタンドの姿は持たず、ピアノやパソコンなど、すでに失われた物の幽霊を現実世界で使えるようにする能力です。
ただし、幽霊の物体なので、拳銃の幽霊を撃っても弾は当たりませんし、食べ物の幽霊を食べても空腹は満たされません。
それでも、味は感じられるらしく、エンポリオは「結構美味しい」と言っています。
物体の幽霊は必要なときに出現させることができるため、エンポリオは拳を握った状態から突然、古いパソコンとキーボードを取り出すという驚きの技を見せています。
また、物語の終盤では、スタンド能力に変化が現れたのか、現実世界に影響を与えられないはずの携帯電話で承太郎と通話したり、弾が当たらないはずの拳銃をプッチ神父に向けて構えたりする場面がありました。
エンポリオの知識の豊富さは、スタンド能力によって「本の幽霊」をたくさん読んできたことに由来しています。
そして、この能力が存分に活かされたのは、G.D.st刑務所が過去に火事に遭い、改修されたことが関係しています。
火事によって「屋敷の幽霊」のようなものが刑務所内に存在し、それを利用してエンポリオは過去に焼けた音楽室に隠れて暮らしていました。
さらに、母親もエンポリオと似たスタンドを持っていたため、この能力を使って密かに彼を出産し、育てていたことが明かされています。
エンポリオは、ただの子どもではなく、知識とスタンド能力を活かして仲間を助ける重要なキャラクターです。
物語の中でどのように活躍していくのか、ぜひ注目してみてください。