この記事では「スラムダンク」の人気キャラ「流川楓」についての名言や名セリフを取り上げています。
かっこいい名言や印象的な名セリフ、使える名言などを掲載しているので、ぜひ最後まで読んでください。
スラムダンクの流川楓の名言・名セリフまとめ
スラムダンクの流川楓の名言・名セリフを29個紹介していきます。
- 山王が日本一のチームなら…蹴ちらすまでだ
- いい仕事したぜ 下手なりに
- 体が覚えてらっ 何百本もうってきたシュートだ
- よろしくご指導ご鞭撻のほど…お願いします
- まだまだ 負けねーぞ…
- 何人たりともオレの眠りを妨げる奴は許さん
- 惜しかったな てめーにしては
- 騒ぐな とり返しゃいいんだ
- どいつもこいつもよく喋る…
- 全国には……おめーより上がいるのか?
- どあほう
- 日本一の選手ってどんな選手だと思う…きっとチームを日本一に導く選手だと思うんだよな オレはそれになる 一歩も引く気はねーぜ
- てめーがミスやらかすことぐらい最初から計算に入ってた 別に驚きゃしねえ お前の実力はまだそんなもんだ お前のミスが勝敗を左右するなんてことはねー
- 必死でついてこい 交代しねーならよ
- なに縮こまってやがる らしくねーんじゃねーのか
- 手がすべった
- やるじゃん桜木
- 1つ教えといてやるぜ バスケットは算数じゃねぇ
- あん時の方がまだマシだったぜ オレに全力を出させたんだからよ
- 負けたのはオレの責任だ…
- 先輩…1ON1の…相手してほしいんすけど
- てめーに勝つためだ 覚悟しな
- よそ見すんな相手を見ろ!!腰を落とせ!!足を動かせ!!相手の目を見ろ!!
- アメリカに行こうと思ってます もっと上手くなりたい ただそれだけす
- 仙道はオレが倒す
- マグレがあるかどあほう!!
- オレもアメリカに行くよ 今日…ここでお前を倒して行く
- ありがてえ…贋物じゃねえ…
- 負け試合なんてまっぴらだ 相手が海南大附属であろうと 負けたくねーす
この中からいくつかをピックアップして詳しく紹介していきます。
いい仕事したぜ 下手なりに
このセリフは、山王戦の終盤で流川が桜木にかけた言葉です。
試合の流れが大きく左右される重要な場面で、桜木が全身を投げ出しながらルーズボールを拾った時に、流川が「いい仕事したぜ 下手なりに」と声をかけました。
桜木は「だれがヘタナリにだコラァ!!」と怒りますが、実はこの言葉は流川なりの最大級の評価でした。
流川は普段、桜木のことを見下しているような態度をとっていますが、バスケットに対する努力や成長をしっかりと見ています。
この場面でも「下手なりに」と言いつつも、桜木のプレーを認めた上での言葉でした。
桜木にとってはバカにされたように感じたかもしれませんが、実は流川なりの不器用な褒め言葉だったのです。
この二人の関係性がよく表れた名シーンですね。
必死でついてこい 交代しねーならよ
この言葉は、桜木が背中の怪我を抱えながらプレーしている時に、流川がかけたものです。
試合中に桜木が痛みに耐えきれず、集中を欠いていると、流川は「交代しねーなら必死でついてこい」と喝を入れました。
そして、「あん時の方がまだマシだったぜ オレに全力を出させたんだからよ」と、以前1on1で戦った時のことを引き合いに出し、桜木に奮い立つよう促します。
普段、流川はあまりチームメイトに声をかけることはありません。
ですが、この時は桜木に対して明確に「戦え」と伝えました。
これは、桜木が本気でぶつかってくることで、湘北がさらに強くなると信じているからこそ言えたセリフです。
流川なりの信頼の表れでもあり、安西先生もその意図を理解して微笑んでいたのが印象的でした。
1つ教えといてやるぜ バスケットは算数じゃねぇ
これは、仙道に向けて言った言葉です。
仙道が「8点差を4分半で追いつくために、1分間に1ゴールずつ決めていけば…」と計算していたところに、流川が「バスケットは算数じゃねぇ」と冷静に指摘しました。
試合は計算通りには進まないという、実戦感覚の鋭さが伝わる言葉です。
バスケットは、相手の動きや流れ、予想外の展開が常に起こるスポーツです。
単純な計算だけでは勝てないというのが、このセリフの本質です。
流川は、相手のプレーや状況に応じて柔軟に動くことが大事だと考えており、その経験をもとに仙道に言い放ったのでしょう。
試合の流れを読める選手ならではの、鋭い名言ですね。
オレもアメリカに行くよ 今日…ここでお前を倒して行く
このセリフは、流川が山王のエース・沢北に言った言葉です。
沢北は日本で最強と言われる選手であり、流川にとっても壁のような存在でした。
しかし、流川はその壁を超えようとする強い意志を持ち、この試合で沢北を倒すことで、自分の成長を証明しようとします。
この言葉には、流川の強い自信と向上心が込められています。
彼は、ただ憧れでアメリカに行くのではなく、日本で結果を残した上で挑戦しようとしているのです。
沢北の父が「流川くんか…エージに似てるなあ」と言ったように、この試合は流川にとってもターニングポイントになりました。
強敵に立ち向かい、自分を成長させようとする流川のひたむきな姿勢が感じられる、熱いセリフです。
アメリカに行こうと思ってます もっと上手くなりたい ただそれだけす
これは、流川が安西先生に自分の将来について話した時のセリフです。
彼は「アメリカに行こうと思ってます」と決意を口にしますが、安西先生は「まずは日本一になりなさい」と諭します。
流川の目標は明確で、「もっと上手くなりたい ただそれだけ」というシンプルなもの。
純粋にバスケットボールが上手くなりたいという強い向上心が感じられます。
この場面で流川は、夢だけを追うのではなく、現実的な課題にも向き合うことを学びます。
すぐにアメリカへ行くのではなく、まずは日本で成長し、その後に挑戦するという道を選ぶことになります。
バスケットに対する情熱と努力を感じられる、流川らしいストレートな名言ですね。
てめーがミスやらかすことぐらい最初から計算に入ってた 別に驚きゃしねえ お前の実力はまだそんなもんだ お前のミスが勝敗を左右するなんてことはねー
このセリフは、海南戦の後に流川が桜木に言ったものです。
桜木は試合で大事な場面でミスをしてしまい、それをかなり引きずっていました。
そんな彼に対して流川は、「お前のミスは最初から計算に入ってるし、驚きもしない」と言い放ちます。
一見、冷たい言葉に聞こえますが、これは流川なりの励ましの言葉でもあります。
流川は桜木のことを「救世主」として期待しているわけではなく、まだまだ未熟な選手として見ています。
それでも「お前のミスが勝敗を決めるようなことはない」と言うことで、桜木の責任感を少しでも軽くしようとしたのかもしれません。
流川らしい、厳しさの中にも思いやりが見える名言です。
全国には……おめーより上がいるのか?
このセリフは、流川が仙道に対して言ったものです。
流川はアメリカ留学を本気で考えていましたが、その前に「日本国内でどこまで通用するのか」を知りたかったのです。
安西先生から「君はまだ仙道には及ばない」と言われたことを思い出し、直接仙道に「お前より上が全国にはいるのか?」と尋ねます。
仙道は天才肌のプレイヤーであり、流川も認めるほどの実力者。
しかし、彼ですら勝てなかった相手が全国には存在している。
それが沢北でした。
このセリフは、流川が自分の成長のために「さらに上のレベルを知りたい」という向上心を表したものです。
ただ自分が上手くなりたいというだけでなく、「もっと強い相手と戦ってみたい」と思う流川らしい挑戦的な言葉ですね。
ありがてえ…贋物じゃねえ…
このセリフは、山王戦で流川が沢北と対峙した時に言ったものです。
沢北は日本高校バスケ界で最強の選手と言われ、圧倒的な実力を持っています。
流川はその沢北と戦う中で「本物の強さ」を目の当たりにし、「ありがてえ…贋物じゃねえ…」と心の底から興奮しました。
流川は常に「もっと上手くなりたい」と思っている選手ですが、それはただ勝ちたいだけではなく、強い相手と本気で戦うことが楽しいからでもあります。
沢北という圧倒的なライバルと出会い、成長できる機会を得たことを「ありがてえ」と思える流川の姿勢は、本当にバスケが好きで、貪欲に成長しようとしている証拠ですね。
この言葉から、彼の純粋な競技への情熱が伝わってきます。
何人たりともオレの眠りを妨げる奴は許さん
このセリフは、流川が「寝ている時に邪魔されたくない」という強い意思を示した言葉です。
しかも、彼はこれを相手が誰であろうと言ってしまいます。
1回目は不良たちに、2回目はなんと教師に対しても言っているので、本当に流川は睡眠を邪魔されることが許せないのが分かります。
流川は普段クールで多くを語らないタイプですが、このセリフだけは妙に力が入っています。
シンプルに「眠い」ことを伝えているのに、彼が言うとカッコよく聞こえるのが不思議ですね。
このセリフに憧れて、学校や職場で冗談っぽく使いたくなる人も多いかもしれません。
流川らしいマイペースさが表れた、ちょっとユニークな名言ですね。
負け試合なんてまっぴらだ 相手が海南大附属であろうと 負けたくねーす
このセリフは、流川が海南戦で言ったものです。
湘北は赤木がケガをしたことでかなり不利な状況になっていました。
しかし、流川はそんな状況でも「負けたくねーす」と強い意志を見せます。
流川は、試合において絶対に手を抜かない選手です。
相手がどんなに強くても、諦めることは決してありません。
むしろ、自分がどこまで通用するのか試したいという気持ちが強く、どんな相手にも挑んでいく姿勢を持っています。
この時の流川は、チームプレーよりも個人で勝ちに行く意識が強かったため、記者から「自己中心的なプレー」と評されましたが、それだけ勝利への執念が強かったということです。
このセリフからは、流川の負けず嫌いな性格と、勝つことへの強いこだわりが伝わってきます。
どんな状況でも勝利を諦めない流川の姿勢は、まさにエースとしての資質を持っている証ですね。
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スラムダンクの流川楓とは?
流川楓は、「スラムダンク」に登場する湘北高校バスケットボール部の1年生です。
中学時代からスター選手として注目されており、多くの強豪校からスカウトされましたが、「家から近い」という理由だけで湘北高校に進学しました。
バスケットボールに対する情熱は人一倍で、国内の高校バスケよりも将来アメリカに留学してプレーすることを目標にしています。
流川の性格はクールで無口。
普段からあまり感情を表に出さず、チームメイトとも必要最低限の会話しかしません。
そのため、無愛想で生意気に見られることもありますが、バスケに対してはとても真剣です。
特に試合になると、勝利への執念を見せ、時にワンマンプレー気味になることもありますが、それでも周囲を納得させるほどの実力を持っています。
また、流川の特徴といえば、圧倒的な運動能力と得点力です。
外からのシュートも決められるし、ドライブで切り込んで得点を取ることもできます。
そのため、相手チームのエース級の選手とも互角以上に戦うことができます。
ただ、唯一の弱点はスタミナ。試合の後半になると疲れが見えてしまうこともあります。
私生活では、とにかく寝ることが大好きです。
授業中はもちろん、自転車を漕ぎながらでも眠るほどの睡眠好きで、眠りを邪魔されるととても機嫌が悪くなります。
そのため、先生や先輩ともよく衝突します。
成績もあまり良くなく、赤点を取ってしまうこともしばしば。
全国大会の出場が危うくなるほど成績が悪かったこともありました。
女子からの人気も非常に高く、ファンクラブまで存在しますが、本人は全く関心がありません。
特にヒロインの赤木晴子は流川に憧れていますが、流川自身は全く気にしていません。
そんな姿勢もまた、クールな魅力として女子たちにさらに人気を集める理由になっています。
主人公の桜木花道とは犬猿の仲のような関係ですが、実は流川は桜木の努力をしっかりと認めています。
直接褒めることはほとんどありませんが、内心では「やるじゃん、桜木」と思っていたり、重要な場面で激励の声をかけることもあります。
二人のコンビネーションが試合中にうまく噛み合うことはほとんどありませんが、息が合った時の湘北はさらに強くなります。
流川は最終的に、安西先生から「まずは国内でナンバーワンになれ」と諭され、日本での成長を決意します。
目標であるアメリカ留学に向けて、彼がどこまで成長するのか――それが「スラムダンク」の中で描かれる流川楓の大きなストーリーのひとつです。