この記事では「スラムダンク」の人気キャラ「仙道彰」についての名言や名セリフを取り上げています。
かっこいい名言や印象的な名セリフ、使える名言などを掲載しているので、ぜひ最後まで読んでください。
スラムダンクの仙道彰の名言・名セリフまとめ
スラムダンクの仙道彰の名言・名セリフを24個紹介していきます。
- オレを倒すつもりなら… 死ぬほど練習してこい!!
- さあいこーか
- お前と同じくらい成長が早く… お前と同じくらいガムシャラなんだ
- まだあわてるような時間じゃない
- イヤ でも湘北はそんな弱くないっすよ センターの赤木の存在だけでベスト8くらいの力はあると思うけど…だから恥じゃない
- お前はその才能を生かしきれてねえ
- 1対1もオフェンスの選択肢の一つにすぎねえ それがわからねえうちは おめーには負ける気がしねえ
- 一人だけいますよ まだ元気な奴が……
- オレが牧さんの立場でもああしたかも あいつはなんか勝負したくなる気をおこさせるんですよ…
- やっぱりこいつとの1ON1はおもしれー 負けん気の強さと…タフな精神力と… 県内随一の得点力をもっている そして…最後にオレが勝つからだ 勝つから楽しーんだ
- やっぱ勝負はこうでなくちゃいかん
- わりィ すいません先生 寝坊です
- 2人抜きだな
- おもしれぇ…!!
- さあ来い一年坊
- 行け
- さあ ガンガン行こーか
- あわてるこたーない おちついて攻めよう
- さすがに…すんなり勝たせてはくれないか… そうこなくちゃよ…!!
- 全国への道はなかなかに厳しい…
- フッあいつめ… 死ぬほどやってきたってわけか
- やめさせるわけねーさ…
- オレが これからはもうぜったい抜かせない 足をつかんでもな
- 点を獲りにいってやる
この中からいくつかをピックアップして詳しく紹介していきます。
まだあわてるような時間じゃない
このセリフは、陵南が湘北に追い上げられたとき、仙道がチームメイトに向けて言った一言です。
キャプテンの魚住が4つ目のファウルでベンチに下がり、チームがピンチになった場面でのセリフです。
普通なら焦ってしまいそうな状況で、仙道は落ち着いた声で「まだあわてるような時間じゃない」と言いました。
この一言が、仲間たちの心を落ち着かせ、もう一度集中させるきっかけになったんですね。
仙道の冷静さと頼もしさがよく伝わってくるセリフです。
どんなに不利な状況でも、パニックにならずに状況を見て行動する大切さを教えてくれます。
まるで「焦っても状況は良くならないから、今できることをちゃんとやろう」と伝えているような、深い意味を感じさせる言葉です。
オレを倒すつもりなら… 死ぬほど練習してこい!!
このセリフは、仙道が試合後に桜木花道に言ったものです。
試合前から桜木は「オレが仙道を倒す!」と気合いを入れていましたが、実力はまだまだ仙道には届きません。
でも仙道は、そんな桜木の熱意や、試合中に見せた才能をちゃんと見ていたんです。
だからこそ、バカにするでもなく、「死ぬほど練習してこい!」と本気でエールを送ったんだと思います。
このセリフには、仙道の優しさと、ライバルに対するリスペクトがこもっています。
「やればできる」という期待があるからこその一言ですね。
自分よりすごい人に出会ったとき、「悔しい」と感じることがあるかもしれません。
でも、それをバネにしてがんばれば、きっと近づけるっていうことを、この言葉が教えてくれている気がします。
さあいこーか
このセリフは、仙道が湘北のパスをカットし、速攻に入るときに言った一言です。
たった4文字のセリフなんですが、そこには仙道らしい余裕と自信があふれています。
しかもこのあと、流川が全力でブロックに入ってきたのを見て、パスで仲間に得点を決めさせるという華麗なプレーにつなげます。
仙道は「自分だけが目立てばいい」とは思っていなくて、チーム全体で勝つことを大事にしている選手です。
このセリフには、「いよいよ本気出すよ」というワクワクした気持ちや、「俺についてこい」というリーダーの風格も感じられます。
自然体だけどすごく頼れる仙道の魅力がつまった場面ですね。
お前はその才能を生かしきれてねえ
これは、仙道が流川に言ったとても印象的なセリフです。
アメリカ行きを考えていた流川は、「お前はまだ仙道に及ばない」と安西先生に言われ、悔しくて仙道に1対1を挑みます。
その中で仙道は、流川のプレーを見ながらこの一言を投げかけます。
これってつまり、「もっと上を目指せるポテンシャルがあるのに、まだその力をちゃんと使えていないよ」という意味なんです。
流川のように実力がある人でも、見方を変えることでさらに成長できるってことを教えてくれるセリフですね。
才能がある人に対して、ちゃんと向き合ってアドバイスできる仙道の懐の深さにも感心します。
流川もこの言葉を胸に、もっと上を目指すようになります。
フッあいつめ… 死ぬほどやってきたってわけか
このセリフは、桜木が試合中に見せた成長を見て、仙道が静かにつぶやいた言葉です。
以前、仙道は桜木に「死ぬほど練習してこい!」と言いました。
そしてそれを本当に実行してきた桜木が、ゴール下のプレーでしっかりシュートを決めたのを見て、この一言が出てきたんです。
このセリフは、まるで「こいつ、ちゃんとやったんだな…」って感心しているような、少しうれしそうな気持ちも混じっているように感じます。
努力はちゃんと誰かが見てくれてるってことが伝わってくる、心に残る言葉です。
がんばった人には、それを認めてくれる人がいる。
そんな温かい関係性が見える、素敵な名言ですね。
1対1もオフェンスの選択肢の一つにすぎねえ それがわからねえうちは おめーには負ける気がしねえ
このセリフは、仙道が流川に向けて言った言葉です。
1ON1でぶつかり合う中で、流川のプレースタイルにアドバイスを送った場面なんです。
流川はとても高い得点力を持っていて、自分一人で点を取るのが得意なタイプ。
でも仙道は、「オフェンスっていうのは、1対1だけじゃない」と伝えたかったんですね。
チームプレーの中で、パスやスペース作りも大事な選択肢のひとつ。
それがわかっていないうちは、自分のほうが上だとハッキリ言っています。
この言葉に流川は気づかされ、のちの沢北との対戦ではついにパスを選びます。
このシーンを通して、「本当に強い選手は、自分だけじゃなく、仲間を活かせる選手なんだな」と思わされます。
仙道の言葉って、ただの勝ち負けだけじゃなく、プレーの本質を教えてくれるんですね。
オレが牧さんの立場でもああしたかも あいつはなんか勝負したくなる気をおこさせるんですよ…
このセリフは、桜木が試合中にダンクを決めようとした場面で、牧がそれを止めようとしてファウルしてしまったあと、仙道がつぶやいた言葉です。
冷静で知られる牧が、勝負に出たことに周囲は驚いていました。
でも仙道は、「自分でもきっとああした」と牧の気持ちに共感します。
それだけ、桜木のプレーには人を動かす力があるということなんですね。
まだバスケを始めたばかりの桜木が、全力で挑む姿に、誰もが心を動かされてしまう。
このセリフには、仙道が桜木の成長と魅力をしっかり見抜いていて、そして本気で認めていることが伝わってきます。
「勝負したくなる気を起こさせる」って、すごく熱いですよね。
わりィ すいません先生 寝坊です
このセリフは、湘北との練習試合のときに仙道が遅刻してきて、監督の田岡に向かって言ったものです。
普通だったら怒られそうな場面ですが、仙道はにこっと笑ってサラッと「寝坊です」と言ってのけます。
しかも、全然悪びれる様子がないんです。
それを見た田岡監督も、思わず「怒る気がなくなる」とあきれてしまうんですね。
このセリフからは、仙道のマイペースな性格がよくわかります。
でもその裏では、きちんと試合では結果を出すからこそ許されているとも言えます。
「人を安心させる力」とか「不思議と憎めない存在感」って、こういう人のことを言うんだなと思います。
真面目なだけじゃなくて、ちょっと肩の力が抜けたような、仙道らしい魅力が感じられる一言です。
お前と同じくらい成長が早く… お前と同じくらいガムシャラなんだ
このセリフは、仙道が桜木を見つめながら思った心の声です。
桜木は、仙道のパスから福田にアリウープを決められたあと、止められなかったことに悔しさを感じて倒れ、流血してしまいます。
そんな桜木を見て、仙道はこの言葉を思い浮かべます。
このセリフには、仙道が桜木と福田の両方の成長を感じ取っていることがよく表れています。
どちらも一生懸命で、ガムシャラに努力して、どんどん力をつけてきている。
仙道はそれをちゃんと見ていて、「だからこそ、この試合は面白い」と思っているのかもしれません。
このセリフを聞くと、誰かに一生懸命な姿を見ていてもらえるって、すごく嬉しいことなんだなって感じます。
努力はちゃんと届いてる、そう思わせてくれる温かい名言です。
やっぱりこいつとの1ON1はおもしれー 負けん気の強さと…タフな精神力と… 県内随一の得点力をもっている そして…最後にオレが勝つからだ 勝つから楽しーんだ
このセリフは、流川との1ON1中に仙道が感じた気持ちを語った場面です。
試合前半で体力を温存していた流川が、後半に本気を出し、仙道と真っ向から勝負します。
その戦いの中で、仙道は流川の力をしっかりと認めつつ、楽しそうにこう言います。
「負けん気の強さ」「タフな精神力」「得点力」と、流川のすごいところをちゃんと見ていて、その上で「でも最後はオレが勝つ」と宣言してるんです。
ここが仙道のかっこいいところで、自信と余裕があって、だからこそ1ON1が楽しいんですね。
このセリフには、勝負の世界の厳しさと楽しさ、両方が詰まっていると感じます。
強い相手との勝負を楽しめるのは、やっぱり本物の実力者だけ。
仙道のバスケに対する愛や情熱が伝わる、すごく熱い一言です。
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スラムダンクの仙道彰とは?
仙道彰は、「スラムダンク」に登場する陵南高校のバスケットボール部に所属している2年生の選手です。
身長は190cm、体重は79kgで、背番号は7番(1年生のときは13番でした)。
ポジションはフォワードが中心ですが、ポイントガードとしても活躍できるという、まさにオールラウンダーな選手なんです。
チームの中でも特に目立つ存在で、神奈川県のベスト5に選ばれるほどの実力を持っています。
仙道のすごいところは、試合中のプレーだけじゃなくて、彼の性格もとても印象的なところです。
普段はのんびりしていて、ちょっと抜けてる感じもあります。
初登場のときも遅刻してきて、「寝坊です」ってあっさり言って監督の前でも全然気にしていない様子でした。
でも、そんな飄々とした(ひょうひょうとした)雰囲気が、かえって仙道の魅力の一つになっています。
誰に対してもフレンドリーで、初対面で無礼な態度をとった桜木にも笑顔で握手をするような、心の広い性格です。
ただ、そんなゆるい見た目とは裏腹に、仙道のプレーは本物です。
シュートもドリブルもパスもディフェンスも全部トップレベルで、どんな状況でも冷静にプレーできる強さを持っています。
流川を抑え込んだり、赤木や牧といった強敵たちからも警戒されるほどの実力者で、陵南高校の強さの中心にいると言ってもいいでしょう。
さらに、仙道は試合中の状況を読む力にも優れていて、相手チームの力を正しく見抜くことができます。
湘北との練習試合のときには、田岡監督が「湘北は弱い」と言ったのに対して、「赤木がいるだけでベスト8クラス」とやんわりと反論していました。
チーム内でも主将の魚住以上に頼られる場面もあり、監督やチームメイトからの信頼も厚いです。
そして、もともとは得点をバンバン取るタイプの選手だった仙道ですが、パスの楽しさを知ってからは、仲間を生かすプレースタイルへと変わっていきました。
この変化も、彼がただの才能のある選手じゃなくて、チームのことをしっかり考えている選手だということを感じさせます。
作中では桜木の才能にもいち早く気づき、他の誰もが見下していた時も、仙道だけは「やめさせるわけがねえさ」と桜木の可能性を信じていました。
このように、仙道はプレーヤーとしての技術だけでなく、人を見る目や冷静な判断力、仲間を思う心も持った、まさに理想的なリーダータイプのキャラクターです。
そんな仙道だからこそ、流川のような実力派からもライバルとして意識される存在なんですね。
彼自身も「もしライバルを一人挙げるなら沢北」と言っていることからも、スラムダンクの中で仙道がどれだけ強く、特別な存在なのかがわかります。