この記事では「ジョジョ4部(ダイヤモンドは砕けない)」についての名言や名セリフを取り上げています。
かっこいい名言や印象的な名セリフ、使える名言などを掲載しているので、ぜひ最後まで読んでください。
- ジョジョ4部(ダイヤモンドは砕けない)の名言・名セリフまとめ
- 『切り抜ける』ってのはちょいとちがいますね… 『ブチ壊し抜ける』…!(東方仗助)
- 深い理由なんかねぇよ 『なにも死ぬことはねー』さっきはそー思っただけだよ(東方仗助)
- だが断る この岸辺露伴が最も好きな事のひとつは自分で強いと思ってるやつに「NO」と断ってやる事だ…(岸辺露伴)
- この岸辺露伴が金やちやほやされるためにマンガを描いてると思っていたのかァーーーーーッ!!(岸辺露伴)
- 『命』を『運』んで来ると書いて『運命』!(吉良吉影)
- 激しい「喜び」はいらない… そのかわり深い「絶望」もない…「植物の心」のような人生を… そんな「平穏な生活」こそわたしの目標だったのに…(吉良吉影)
- や… 山岸由花子… こ…このひと… ど…どういう人なのか… わからないけど… ひ…ひとつだけ… わかったことがあるぞ… 彼女… おそろしく異常だよ~~~(広瀬康一)
- こんなちっぽけなクソガキに 簡単に名前が バレてしまったんだぜ… あんたはたいしたヤツじゃあ ないのさ…(広瀬康一)
- おれはバカだからよぉ~ 心の中に思ったことだけをする(虹村億泰)
- 2人ともブン殴るつもりだったんだよ おれ頭ワリイからよ~~~(虹村億泰)
- やった! 間に合った! 『運命』に勝った!(川尻早人)
- ぼくは『裁いて』ほしかった…あいつを誰かが『裁いて』ほしかった(川尻早人)
- うるさいわね!かってに”赤”になった信号が悪いのよ(山岸由花子)
- 料理人にとって他に何があるというのでしょう?(トニオ・トラサルディー)
- 友だちとしての… おらからの… 『情け』だよ…(矢安宮重清)
- あなたたち生きてる人間が町の『誇り』と『平和』を取り戻さなければ、いったい誰がとり戻すっていうのよッ!(杉本鈴美)
- ジョジョ4部(ダイヤモンドは砕けない)とは?
ジョジョ4部(ダイヤモンドは砕けない)の名言・名セリフまとめ
ジョジョ4部(ダイヤモンドは砕けない)の名言・名セリフを34個紹介していきます。
- 『切り抜ける』ってのはちょいとちがいますね… 『ブチ壊し抜ける』…!(東方仗助)
- 深い理由なんかねぇよ 「なにも死ぬことはねー」さっきはそー思っただけだよ(東方仗助)
- なぜ頭にくるか自分でもわからねえ!きっと頭にくるってことには理由がねえーんだろなッ!本能ってやつなんだろーなッ!(東方仗助)
- だが断る この岸辺露伴が最も好きな事のひとつは自分で強いと思ってるやつに「NO」と断ってやる事だ…(岸辺露伴)
- この岸辺露伴が金やちやほやされるためにマンガを描いてると思っていたのかァーーーーーッ!!(岸辺露伴)
- リアリティだよ!リアリティこそが作品に生命を吹き込むエネルギーであり リアリティこそがエンターテイメントなのさ(岸辺露伴)
- 『命』を『運』んで来ると書いて『運命』!(吉良吉影)
- 激しい「喜び」はいらない… そのかわり深い「絶望」もない…「植物の心」のような人生を… そんな「平穏な生活」こそわたしの目標だったのに…(吉良吉影)
- 誰ひとりとしてこの『吉良吉影』の正体を知る者はいてはいけないんだよ…(吉良吉影)
- や… 山岸由花子… こ…このひと… ど…どういう人なのか… わからないけど… ひ…ひとつだけ… わかったことがあるぞ… 彼女… おそろしく異常だよ~~~(広瀬康一)
- こんなちっぽけなクソガキに 簡単に名前が バレてしまったんだぜ… あんたはたいしたヤツじゃあ ないのさ…(広瀬康一)
- あなたのスタンドで『エコーズ』の目を傷つけて…ぼくの目を見えないようにしてください(広瀬康一)
- おれはバカだからよぉ~ 心の中に思ったことだけをする(虹村億泰)
- 2人ともブン殴るつもりだったんだよ おれ頭ワリイからよ~~~(虹村億泰)
- オレはくれるっつーもんは 病気以外なら何でももらうかんなー コラァ!(虹村億泰)
- やった! 間に合った! 『運命』に勝った!(川尻早人)
- ぼくは『裁いて』ほしかった…あいつを誰かが『裁いて』ほしかった(川尻早人)
- うるさいわね!かってに”赤”になった信号が悪いのよ(山岸由花子)
- なぜ!30分なの…?どうして『30分』だけなのよォオオオ~~~~~~~~ッ!!(山岸由花子)
- いい気になってるやつが絶望の淵に足をつっこむのを見るのは…ああ~~~っ気分が晴れるぜェェェ~~~ッ(片桐 安十郎)
- 人は成長してこそ生きる価値ありと何度も言ったよなあ………(虹村 形兆)
- 『罪を犯した者にゃあつぐないを支払ってもらう』それが社会のルールってもんだァ~~~~~っ(小林 玉美)
- おれは…反省すると強いぜ…(音石明)
- 『暗い美人より明るいブス』…の方がましってことね?『女の青春』は…(辻彩)
- あんたは今…勝負の『下り坂』にいるんですよ…露伴先生 もうイッペン言いますよ…あんたは今! 『下り坂』にいるンだ!(大柳 賢)
- よくぞ聞いてくれました 実はわたし 『宇宙人』なんです(支倉未起隆)
- おれってよ~っ やっぱりカッコよくて…美しいよなあーっ ひかえ目に言ってもミケランジェロの彫刻のようによォ~ッ(噴上裕也)
- おまえが今やっている事は「賢い行い」ではない(宮本輝之輔)
- 結婚は気が合うってことが一番大切だってことが身にしみてわかったわ…あたしは『恋』を知らないで結婚した女…(川尻しのぶ)
- 料理人にとって他に何があるというのでしょう?(トニオ・トラサルディー)
- 友だちとしての… おらからの… 『情け』だよ…(矢安宮重清)
- 『パパ』と『ママ』を…守るど! オラがッ!…『パパ』と『ママ』をあいつから守るどッ!(矢安宮重清)
- あなたたち生きてる人間が町の『誇り』と『平和』を取り戻さなければ、いったい誰がとり戻すっていうのよッ!(杉本鈴美)
- ありがとうみんな…さようなら…みんな…(杉本鈴美)
この中からいくつかをピックアップして詳しく紹介していきます。
『切り抜ける』ってのはちょいとちがいますね… 『ブチ壊し抜ける』…!(東方仗助)
こちらのセリフは、仗助の豪快さと勢いを象徴するような名シーンで登場します。
敵スタンド使い・アンジェロの攻撃から逃げる場面で、普通なら「どうにかして切り抜けよう」と考えるところを、仗助は「ブチ壊して抜ける」と言い放ちます。
この言葉には、困難に立ち向かうときにただ耐えるだけじゃなく、自分の力で道をこじ開ける姿勢がよく表れていて、とてもカッコいいんです。
壁をぶち破って敵の目の前に出るという大胆な行動も、仗助の強さと人間味が感じられて、まさに「頼れる主人公!」っていう感じですね。
深い理由なんかねぇよ 『なにも死ぬことはねー』さっきはそー思っただけだよ(東方仗助)
このセリフは、仗助の優しさと人としての強さがじんわり伝わってくる名場面です。
敵として出会った億泰に対し、仗助はためらいもなく傷を治して命を救います。
その理由を問われたときに返したのがこの言葉なんですね。
深い理由なんてない、ただ「死ぬことはない」って思ったから助けた。
それって本当の意味で自然な優しさだと思います。
しかも、恩を売るでもなく「一回だけだ」とあっさり言い切るところに、仗助のカッコよさと飾らない人間性がにじみ出てます。
敵だった億泰と友情を築いていくきっかけにもなっていて、まさに胸が熱くなる名セリフです。
だが断る この岸辺露伴が最も好きな事のひとつは自分で強いと思ってるやつに「NO」と断ってやる事だ…(岸辺露伴)
この名セリフは、岸辺露伴というキャラの“芯の強さ”がバシッと伝わってくる一言です。
強者に屈することを良しとせず、自分の信念を曲げない彼らしい発言ですね。
しかもこの場面、命の危険すらあるような状況なんですが、それでも堂々と「だが断る」と突っぱねる。
もう本当にしびれます。
自分の正しさを信じる強さって簡単なことじゃないですし、誰にでもできることでもありません。
でも露伴はそれをスパッとやってのける。
ファンの間でも人気が高いのも納得のセリフだと思います。
この岸辺露伴が金やちやほやされるためにマンガを描いてると思っていたのかァーーーーーッ!!(岸辺露伴)
こちらのセリフでは、露伴の“創作にかける情熱”が全開になっています。
康一に「あなたはもう十分すごい漫画家だから、無理して人の体験を読まなくても…」と言われた時に、彼は真剣な怒りをあらわにします。
たしかに露伴はすでに有名で成功している漫画家なんですが、彼にとって漫画は「金や人気のため」じゃなくて、「描きたいから描く」ものなんですよね。
その純粋な姿勢とこだわりに、思わずハッとさせられます。
何かを作ることに真剣な人ほど、このセリフには共感できるんじゃないでしょうか。
ちょっと怖いけど、そこがまた露伴らしくて魅力的なんです。
『命』を『運』んで来ると書いて『運命』!(吉良吉影)
この名言は、ラスボス・吉良吉影が絶体絶命のピンチを切り抜ける場面で出てきます。
少年・早人が彼を倒すために持ってきた「猫草(ストレイ・キャット)」を逆に利用し、自らの運命をねじ曲げてしまうような展開で、まさにこのセリフの重みを感じます。
「命を運ぶ」と書いて「運命」??この言葉には、どこか哲学的な響きがありますよね。
吉良は確かに凶悪な殺人鬼ではありますが、この名言には、彼なりに運命と対峙してきた覚悟や、生への執着、皮肉交じりの美学がにじみ出ていて、思わず唸ってしまいます。
悪役でありながら、こうした言葉で人の心をつかむあたり、吉良の人気の高さも納得です。
激しい「喜び」はいらない… そのかわり深い「絶望」もない…「植物の心」のような人生を… そんな「平穏な生活」こそわたしの目標だったのに…(吉良吉影)
このセリフは、吉良吉影の人間性がもっとも浮き彫りになる名言だと思います。
彼は社会的には目立たないサラリーマンとして暮らしていて、出世や名声にはまったく興味がありません。
その代わりに望んでいたのが「植物のような平穏な生活」だったんですね。
この言葉だけを見れば、誰しもが共感できるような理想を語っているように思えます。
けれど、それを実現するために彼は48人もの命を奪ってしまっているという事実が、ものすごい皮肉です。
穏やかさを求めながら、残虐な手段を使うという矛盾。
そのギャップが不気味でもあり、どこか人間らしくもあり…だからこそこのセリフは、ジョジョの中でも記憶に残る名言の一つになっているんだと思います。
や… 山岸由花子… こ…このひと… ど…どういう人なのか… わからないけど… ひ…ひとつだけ… わかったことがあるぞ… 彼女… おそろしく異常だよ~~~(広瀬康一)
このセリフ、思わず笑ってしまうほどリアルな“恐怖の実感”がこもってますよね。
広瀬康一が山岸由花子に強烈な愛情表現(というかストーキングや監禁…)をされる中で放った一言なんですが、あまりに普通っぽい口調だからこそ、余計にインパクトがあるんです。
美人で頭もいい由花子ですが、その情熱は完全に常軌を逸していて、康一も最初は戸惑いながらも次第にその異常さに気づいていきます。
ホラーのようなラブストーリーの中で、このセリフはちょっとした「間」として、笑えるのに怖い…そんな絶妙なバランスを生んでいます。
ジョジョらしい“日常と狂気の共存”がうまく表現された名セリフだと思います。
こんなちっぽけなクソガキに 簡単に名前が バレてしまったんだぜ… あんたはたいしたヤツじゃあ ないのさ…(広瀬康一)
こちらは、康一の成長がまざまざと感じられる、名シーン中の名言ですね。
殺人鬼・吉良吉影に対して、康一が冷静かつ鋭く突きつけた言葉です。
吉良にとって名前を知られることは致命的。
そんな彼に、「簡単に名前がバレた」という事実を突きつける康一のセリフには、恐怖を超えた冷静さと、敵を上回る強い意志が込められています。
初登場の頃は内気で頼りない少年だった康一が、ここまでたくましくなるなんて…胸が熱くなりますよね。
このセリフは、単なる言い返しではなく、敵を心理的に崩す“勝利の一手”とも言える名言です。
ジョジョの中で、脇役と思われがちなキャラがここまで活躍するのも、第4部ならではの魅力ですね。
おれはバカだからよぉ~ 心の中に思ったことだけをする(虹村億泰)
このセリフは、虹村億泰というキャラクターの魅力がぎゅっと詰まった名言だと思います。
彼はもともと敵として登場するんですが、戦いを通じて仗助の人間性に触れ、自分の兄を裏切ってまで仗助を助けることを選びます。
そのときのセリフが「おれはバカだからよぉ~ 心の中に思ったことだけをする」。
とてもシンプルだけど、だからこそ重みがありますよね。
難しいことを考えるんじゃなくて、自分の気持ちに正直に行動するって、実はすごく勇気がいることだと思います。
仗助が「グレートだぜ……億泰!」って言ったのも納得ですし、この場面で億泰のことが一気に好きになったという方も多いんじゃないでしょうか。
2人ともブン殴るつもりだったんだよ おれ頭ワリイからよ~~~(虹村億泰)
この名言は、バカ正直だけどどこか憎めない億泰の性格がよく出ていて、思わず笑ってしまうシーンです。
敵であるレッド・ホット・チリ・ペッパーがスピードワゴン財団の人間に化けて現れるんですが、どちらが本物かわからない億泰は、「じゃあ両方殴れば確実だよな!」という発想で動くんです。
この行動力と潔さは、彼なりの“頭脳プレー”とも言えますよね。
普通ならためらうような状況で、自分の信じたやり方を即実行できるのは、ある意味でとても頼もしいです。
たしかに“頭はあまり良くない”かもしれませんが、こういう大胆な発想が時に状況を打破する力になるんだなって感じました。
億泰らしいナイスプレーでしたね。
やった! 間に合った! 『運命』に勝った!(川尻早人)
このセリフは、第4部の終盤、めちゃくちゃ胸が熱くなる場面で登場します。
スタンド能力を持たない普通の小学生・川尻早人が、絶望的な状況を必死に考え抜いて突破した瞬間の言葉なんです。
吉良吉影の能力「バイツァ・ダスト」によって、時間がループし、早人は何度も恐怖と絶望を味わいます。
それでも諦めず、自分の機転で仗助たちに吉良の正体を暴かせることに成功するんですね。
その結果、繰り返されていた死の運命が初めて変わるんです。
「運命に勝った!」というセリフには、小学生ながらに命を懸けて戦ってきた早人の誇りと達成感が込められていて、思わず涙が出そうになります。
スタンドがなくても、勇気と知恵で未来を変えられる。
そんな希望が感じられる名言です。
ぼくは『裁いて』ほしかった…あいつを誰かが『裁いて』ほしかった(川尻早人)
このセリフには、とても深い感情がこもっていて、聞いている側まで胸が締め付けられるような気持ちになります。
殺人鬼・吉良吉影は最終的に事故で命を落とすことになりますが、それを見た早人は「誰かがちゃんと裁いてほしかった」と悔しそうに呟くんです。
何人もの命を奪ってきた吉良が、自分の意思ではなく“偶然”によって命を落とした。
それが「楽に逃げられた」ように感じたんでしょうね。
小学生でありながら、ここまでのことを冷静に考えている早人の強さと、人としての正義感に心を打たれます。
そして、直後に霊となった吉良が、幽霊の少女・杉本鈴美によって“裁かれる”という流れには、ある種の救いも感じました。
悪は見逃されない、そんなメッセージが込められている気がします。
うるさいわね!かってに”赤”になった信号が悪いのよ(山岸由花子)
このセリフは、由花子のぶっ飛んだ性格が炸裂する、ある意味名シーンです。
大急ぎでメイクを直しに行く途中、赤信号も完全に無視して突っ込んでしまうんですが、そのことで起きた事故や怒号に対して、なんと「信号が悪い」と一蹴してしまうんです。
常識が通じないというか、彼女にとって「急いでいる自分」が世界の中心なんですよね。
このセリフ、怖いけどちょっと笑ってしまいます。
由花子のキャラクターは、可愛さと狂気のバランスが独特で、そのギャップにハマる人も多いんじゃないでしょうか。
この場面では、そんな彼女の“迷惑を気にしない暴走ぶり”がはっきりと描かれています。
料理人にとって他に何があるというのでしょう?(トニオ・トラサルディー)
このセリフは、イタリアンシェフ・トニオの“本物の職人魂”が伝わってくる一言ですね。
仗助たちから敵だと疑われながらも、お客様の体調や健康を本気で気づかいながら料理を振る舞う姿勢には、心を打たれました。
「料理人にとって、他に何があるというのでしょう?」とあっさり言ってのけるところに、信念の強さを感じます。
トニオは見た目こそちょっと怪しいですが、本当に良い人なんですよね。
このセリフには、「人を喜ばせたい」という純粋な思いが込められていて、プロフェッショナルってこういう人のことを言うんだなとしみじみ思いました。
料理の力ってすごいなあと感じられる、心温まるシーンです。
友だちとしての… おらからの… 『情け』だよ…(矢安宮重清)
このセリフは、重ちーのちょっと残念だけど憎めない人柄がよく表れています。
仗助たちと一緒に大金を手に入れたまでは良かったんですが、いざ大金を目の前にすると、どんどん独占欲が湧いてしまうんですね。
そして「友だちだから」と言いながら、一枚ずつお金を渡そうとする様子が何とも言えません。
思わず笑っちゃうけど、ちょっと切なくもあるんですよね。
重ちーって、素直すぎて心の中の欲がすぐ顔に出ちゃうタイプで、それがまた人間らしくて魅力的です。
このセリフには、友情と欲の間で揺れる重ちーの葛藤がにじみ出ていて、かわいらしさとズルさが同居してる、不思議な味わいがあると思います。
あなたたち生きてる人間が町の『誇り』と『平和』を取り戻さなければ、いったい誰がとり戻すっていうのよッ!(杉本鈴美)
このセリフは、本当に胸に迫る名言です。
すでに亡くなって幽霊となった鈴美が、露伴や康一に対して、心からの叫びとして発した一言です。
自分が命を奪われた杜王町で、今も同じように被害が続いていることに対する悔しさや無念が伝わってきます。
「生きている人間こそが行動しなければ」という言葉には、強い正義感と、町への深い愛情が感じられますよね。
幽霊である鈴美には直接どうにかする力はないからこそ、生きている人たちに託すしかない…その切実な思いが痛いほど伝わってきます。
悲しくも力強いこのセリフ、杜王町の平和を願う物語の核となるような、忘れがたい名場面です。
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ジョジョ4部(ダイヤモンドは砕けない)とは?
ジョジョの奇妙な冒険・第4部「ダイヤモンドは砕けない」は、荒木飛呂彦による人気漫画シリーズの中でも、ちょっと特別な雰囲気を持ったお話です。
1992年から1995年まで連載されていて、単行本では29巻から47巻にあたります。
連載当初は「第4部 東方仗助」というタイトルでスタートしていて、今の副題「ダイヤモンドは砕けない」は後からつけられたものなんです。
ちなみに、文庫版の英語タイトルは「Diamond is not Crash」になっていますが、ちょっと変な英語なので、英語圏では「Diamond is Unbreakable」というタイトルが使われていたりします。
この物語の舞台は、日本の架空の町「杜王町(もりおうちょう)」という静かでのどかな町です。
物語は1999年、空条承太郎が杜王町にやってくるところから始まります。
彼は祖父ジョセフ・ジョースターの隠し子である東方仗助を訪ね、遺産に関する話や町に迫る危険を伝えようとします。
そこから仗助たちは、町で次々と起こる不思議で奇妙な事件に巻き込まれていきます。
けれど、ただ戦うだけじゃなくて、彼らの生活は意外と平凡で、日常の中にちょっとずつ非日常が混ざってくる、そんな独特な雰囲気があるんですよ。
第4部は、前作の「スターダストクルセイダース」と違って、海外を旅するような大冒険ではなく、杜王町の中で完結する物語になっています。
そのため、シリーズの中でもかなり独立性が高く、初めてジョジョを読む人にも親しみやすいとも言われています。
特に中盤から登場する殺人鬼・吉良吉影との戦いが大きな見どころで、彼の不気味な存在感と、それに立ち向かうスタンド使いたちの成長が、物語に深みを与えてくれます。
スタンド能力についても、この部ではバリエーションがとても豊かで、戦闘向きではないスタンドもたくさん登場します。
料理や美容、日常生活に役立つような能力を持ったキャラクターもいて、「こんな使い方もあるのか!」と驚かされることもしばしばです。
こういった設定は、スタンド能力を生み出す「矢」が原因で、意図せず能力が目覚めた人が多いこととも関係しています。
さらに、第4部はシリーズの中でもコメディ要素が多めで、ちょっとギャグっぽい表現やキャラクターの表情なんかもよく出てきます。
重いテーマがある一方で、クスッと笑えるようなシーンも多くて、緩急のバランスが絶妙です。
また、「スタンド使いはスタンド使いにひかれ合う」といった、シリーズ全体で大事にされている設定もこの部でしっかりと確立されていきました。
作画の面でも、ジョジョ第4部は大きな変化が見られます。
連載初期のキャラデザインは筋肉ムキムキの80年代っぽい雰囲気だったのが、物語が進むにつれて、だんだんスリムで洗練されたスタイルに変わっていくんですね。
このあたりから、今の「ジョジョらしさ」が定着していったとも言えると思います。
全体として、第4部は他の部にはない独自の魅力を持った作品です。
町の平和を守るために戦うキャラクターたちの姿や、日常と非日常の絶妙なバランス、そしてコメディとサスペンスが混ざり合った世界観が、多くのファンの心をつかんで離しません。
シリーズを通しても、特に親しみやすく、何度も読み返したくなるような、そんな温かさと面白さを持った部だと思います。
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