この記事では「ワンピース」の人気キャラドクタークレハについての名言や名セリフを取り上げています。
かっこいい名言や印象的な名セリフ、使える名言などを掲載しているので、ぜひ最後まで読んでください。
ワンピースのドクタークレハの名言・名セリフまとめ
ワンピースのドクタークレハの名言・名セリフを8個紹介していきます。
- いいかい 優しいだけじゃ人は救えないんだ!!人の命を救いたきゃそれなりの知識と医術を身につけな!腕がなけりゃ誰一人救えないんだよ!!!
- さァ… 行っといで バカ息子…
- お前達に… あいつの心を 癒せるかい?
- 口にゃ気をつけるこったね!!! あたしゃまだツヤツヤの130代だよ!!!
- 大丈夫… やるときゃやるんだようちのトナカイは
- 顔が見れたら何だっていいさね… …そうかい …何よりの便りだよ…
- あー…ボーズ…!! ヒッヒッヒッヒ 今の病気(ハッピー)!!! 忘れちゃいけないよっ!!!
- 仲間ねえ…あいつにとってその言葉がどれだけ深い意味を持つのか…知らないで
この中からいくつかをピックアップして詳しく紹介していきます。
いいかい 優しいだけじゃ人は救えないんだ!!人の命を救いたきゃそれなりの知識と医術を身につけな!腕がなけりゃ誰一人救えないんだよ!!!
このセリフは、医者としての覚悟をチョッパーに教えた、とても重要な場面で登場します。
チョッパーは大切なヒルルクのために「万能薬」だと思い込んだ毒キノコを必死に探し、命がけで持ち帰りました。
しかし、それが猛毒であることを知ったくれはは、怒りと悲しみを込めてこの言葉を投げかけます。
「優しいだけじゃ人は救えない」という言葉には、医療の現実が凝縮されています。
ただ善意があるだけでは命を救えない。
専門知識や技術を持ってこそ、救える命があるという厳しい真実がここに込められています。
くれはの涙と怒りは、医師としての誇りと覚悟を若いチョッパーに託す母親のような愛情を感じさせます。
この言葉は、「努力の大切さ」や「責任感」を教えてくれる名言です。
何かを成し遂げたいと思うなら、本気で学び、身につけることが必要だという教えは、医療だけでなく、どんな分野でも通じるものだと思います。
預かってたペットが一匹もらわれてくだけさね!湿っぽいのは キライでね
クレハは表面上は冷たく突き放し、「ペット」という言葉で表現しましたが、その裏にはチョッパーを大切に思う母親のような愛情が隠されています。
この言葉を通して、クレハの不器用さが際立っています。
泣いてしまうほど別れを惜しむのは嫌だから、あえて強がりを見せる。
その姿に、彼女なりの優しさと寂しさが垣間見えます。
普段は豪快で冗談交じりの態度を見せる彼女の「本音」が垣間見える場面であり、視聴者の胸を打つ名シーンです。
クレハの心の奥には、きっとチョッパーの成長を信じ、誇らしく思う気持ちがあるのでしょう。
こういった人間味あふれる描写が、ワンピースの魅力のひとつですね。
さァ… 行っといで バカ息子…
ルフィたちと旅に出ることを決めたチョッパーを送り出す時の、短くも温かい言葉です。
ここでは、クレハがヒルルクの「桜」を咲かせることで、チョッパーに新たな希望を示し、彼の旅立ちを後押ししました。
この「バカ息子」という呼び方には、照れくささを隠した愛情がたっぷり詰まっています。
親が子どもを送り出す時の気持ちは複雑で、うれしさと寂しさが入り混じるものです。
それでも、前に進むチョッパーの背中を押してあげる。
このシーンでは、クレハの母親的な一面がより強調されています。
ヒルルクの意思を受け継いだチョッパーが新たな冒険に出る様子は、物語の中でも特に感動的な場面です。
この言葉の短さが、逆に深い感情を伝えてくれます。
「あーボーズ…!!今の病気(ハッピー)!!忘れちゃいけないよ」
病気の子どもに向けたこのセリフには、クレハらしい哲学が込められています。
病気を「ハッピー」と表現するのは一見奇妙ですが、その理由はとても深いものです。
病気になって初めて、健康のありがたみを実感できる。
それは辛いことですが、同時に新たな気づきや成長のチャンスでもあるという考えです。
この言葉は、病気や苦しみをただ否定するのではなく、それを乗り越えた先に見えるポジティブな面を教えてくれます。
どんなに辛い状況でも、そこから何かを学び、未来に生かすことができるのだと気づかされます。
さらに、このセリフの後、治療費を大幅に値引きする場面もくれはらしい優しさがにじみ出ています。
表面的には冷たく見える態度の中に、深い愛情と温かさが隠されているのがくれはというキャラクターの魅力ですね。
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ワンピースのドクタークレハとは?
ドクタークレハは、漫画『ワンピース』に登場するサクラ王国(旧ドラム王国)に住む伝説の医師です。
麦わらの一味の船医、トニートニー・チョッパーの医術の師であり、育ての親でもある彼女は、チョッパーから「ドクトリーヌ」という愛称で親しまれています。
彼女の医術の腕前は超一流ですが、患者には治療費として「全財産の半分」を請求します。
この独特なやり方の背景には、どんなにお金がない人でも払える額であること、そして自分の治療にはそれだけの価値があるという信念が込められています。
そのため、人々から「魔女」と恐れられることもありますが、実際には非常に責任感が強く、患者を途中で見捨てることは絶対にしません。
さらに、彼女はゴールド・ロジャーの本名に初めて触れ、「Dの意志」についても語るなど、作中でも重要な発言を残しています。
性格は少し気難しいですが、本当に困っている人を放っておけない優しい心を持っています。
例えば、重病のヒルルクを無料で治療したり、ナミが治療を途中で抜け出そうとした際にも、逃げるルートをこっそり教える粋な一面を見せています。
130代という驚異的な高齢ながら、身体能力は非常に高く、城の中を走り回るルフィやサンジを追いかけたり、壁を蹴り壊したりするほどアグレッシブです。
見た目も若々しく、「ばあさん」と呼ばれると激怒し、鉄拳制裁をお見舞いするのが定番です。
ドクタークレハは、一見怖そうな人に見えるかもしれませんが、根はとても優しく、常に笑顔を忘れない魅力的な人物です。
「病気になると健康のありがたさがわかる。それがハッピー」という名言に彼女の考え方が詰まっています。
そんな彼女の言葉や行動は、見る人の心を動かし、物語に深みを与えています。