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デスノートの名言・名セリフまとめ

デスノートの名言

この記事では「デスノート」についての名言や名セリフを取り上げています。

かっこいい名言や印象的な名セリフ、使える名言などを掲載しているので、ぜひ最後まで読んでください。

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  1. デスノートの名言・名セリフまとめ
    1. 計画通り(夜神月・キラ)
    2. 新世界の神となる(夜神月・キラ)
    3. キラを捕まえればキラが悪 キラが世界を支配すればキラが正義(夜神月・キラ)
    4. 私が正義だ(L)
    5. ここに集まった命懸けの人間で見せてやりましょうよ 正義は必ず勝つということを(L)
    6. 彼女にしてください(弥海砂・ミサ)
    7. 人間って…面白!(リューク)
    8. ノートを持ったことでライトが幸せになろうが不幸になろうが そんな事俺にはどうでもいい ただ……普通は死神に憑かれた人間は不幸になるらしい(リューク)
    9. 死は平等だ(リューク)
    10. 殺す…こいつは殺さなきゃ駄目だ(松田桃太)
    11. ミサは世の中よりも月のことが好き(弥海砂・ミサ)
    12. 素敵な殺し方(弥海砂・ミサ)
    13. 捜査というのは 決めつけてかかり 間違っていたら『ごめんなさい』でいいんです(ニア)
    14. ゲームは勝たなければ パズルは解かなければ ただの敗者(ニア)
    15. あなたはただの人殺しです(ニア)
    16. 俺はお前のパズルを解く為の道具じゃない(メロ)
    17. キラの首…そしてキラにかかわらず 邪魔な者は殺し 一番になる(メロ)
    18. 悪いのは人を殺せる能力だ(夜神総一郎)
    19. ライト おまえはキラじゃない… 本当によかった…(夜神総一郎)
    20. あんたなんか神じゃない(魅上照)
  2. デスノートとは?

デスノートの名言・名セリフまとめ

デスノートの名言・名セリフを31個紹介していきます。

  • 愛する者かけがえのない者を守ろうとしてきた 想いの結晶が法です 私たちは正義とそしてその名の下に希望を持ち続ける人々が一人でもいる限り法の下の正義を信じ続けそして守り続けます(L)
  • 女を殴りたいと本気で思ったのは生まれて初めてだ(夜神月・キラ)
  • 削除、削除、削除、削除、削除、削除、削除、削除、削除ォォォ!(魅上照)
  • 何が正しいか正しくないか 何が正義か悪かなんて誰にもわかりません…もし神がいて神の教示が
  • あったとしても私は一考し それが正しいか正しくないかは自分で決めます(ニア)
  • またミサのおしっこしてる所見れるよ 楽しくない?この変態!(弥海砂)
  • ジェバンニが一晩でやってくれました(ニア)
  • 馬鹿野郎ー!松田!誰を撃ってる!?(夜神月)
  • このノートは史上最悪・最強の殺人兵器です(L)
  • もはや僕は正義…世界の人間の希望…(夜神月)
  • 夜神君 これからお付き合いしてくださるって言いましたよね そして早速こうして肩を並べて講義を受けています なのに夜神君は少しも楽しそう嬉しそうという雰囲気はなく上の空です(高田清美)
  • ミサ 月の為なら 喜んで死ねる(弥海砂)
  • 計画通り(夜神月・キラ)
  • 新世界の神となる(夜神月・キラ)
  • キラを捕まえればキラが悪 キラが世界を支配すればキラが正義(夜神月・キラ)
  • 私が正義だ(L)
  • ここに集まった命懸けの人間で見せてやりましょうよ 正義は必ず勝つということを(L)
  • 彼女にしてください(弥海砂・ミサ)
  • 人間って…面白!(リューク)
  • ノートを持ったことでライトが幸せになろうが不幸になろうが そんな事俺にはどうでもいい ただ……普通は死神に憑かれた人間は不幸になるらしい(リューク)
  • 死は平等だ(リューク)
  • 殺す…こいつは殺さなきゃ駄目だ(松田桃太)
  • ミサは世の中よりも月のことが好き(弥海砂・ミサ)
  • 素敵な殺し方(弥海砂・ミサ)
  • 捜査というのは 決めつけてかかり 間違っていたら『ごめんなさい』でいいんです(ニア)
  • ゲームは勝たなければ パズルは解かなければ ただの敗者(ニア)
  • あなたはただの人殺しです(ニア)
  • 俺はお前のパズルを解く為の道具じゃない(メロ)
  • キラの首…そしてキラにかかわらず 邪魔な者は殺し 一番になる(メロ)
  • 悪いのは人を殺せる能力だ(夜神総一郎)
  • ライト おまえはキラじゃない… 本当によかった…(夜神総一郎)
  • あんたなんか神じゃない(魅上照)

この中からいくつかをピックアップして詳しく紹介していきます。

計画通り(夜神月・キラ)

計画通り(夜神月・キラ)

「計画通り」は、『デスノート』を語るうえで欠かせない名セリフですね。

このセリフは、夜神月が自分の立てた計画が完璧に成功し、相手を完全に出し抜いたときに口にした言葉です。

冷静な月が思わず笑みを浮かべながらつぶやくその姿は、かなり印象的で、まさに彼が「キラ」として覚醒した瞬間だといえると思います。

月はもともと非常に頭の良い青年で、正義感も強かったんですが、このセリフには、計画を成功させること自体が目的になりつつあるような危うさも感じられます。

まるでチェスの勝敗にしか興味がないような、冷たくて孤独な思考に陥っていく様子が、たった一言からもにじみ出ていますよね。

個人的には、このセリフを聞いたとき、月の中で「人間としての感情」が薄れてきているような気がして、少しゾッとしました。

新世界の神となる(夜神月・キラ)

新世界の神となる(夜神月・キラ)

「新世界の神となる」というセリフは、夜神月がデスノートの力に酔いしれ、完全にその存在意義を自分に結びつけた瞬間の言葉です。

最初は「犯罪者を裁く」という正義の気持ちから始まった彼の行動でしたが、このセリフを聞くと、その正義がどんどん自分本位な方向にすり替わっていく様子が伝わってきますね。

月にとっては、悪を排除することが世界を良くする手段だったはずなのに、いつの間にか「自分がルール」になってしまっているのがわかります。

正直、このセリフには鳥肌が立ちました。

神のような存在になろうとする傲慢さと、それを本気で信じている狂気が同時に見えるからです。

でも、それがまた月というキャラクターの魅力でもあるんですよね。

正義と支配は紙一重である、そんなテーマが込められた名言だと思います。

キラを捕まえればキラが悪 キラが世界を支配すればキラが正義(夜神月・キラ)

キラを捕まえればキラが悪 キラが世界を支配すればキラが正義(夜神月・キラ)

このセリフは、夜神月が自分の行動を正当化しようとする強い意志を示す場面で使われています。

一見すると矛盾を感じるようなこの言葉ですが、まさに『デスノート』が描く「正義とは何か」というテーマを象徴していますね。

月は、もし自分が捕まれば悪人として裁かれるけれど、自分が勝って世界を支配すれば、それは「正義」だと言っているわけです。

これは、正義が結果によって決まるという考え方で、ものすごく危ういんですけど、確かに一理あるとも感じさせられます。

私はこのセリフを聞いたとき、月がもう引き返せない場所まで来てしまったんだなと実感しました。

完全に自分の信じる世界しか見えていなくて、善悪を都合よく塗り替えてしまう姿には、少し悲しさすら感じました。

私が正義だ(L)

私が正義だ(L)

「私が正義だ」というLのセリフは、非常にシンプルだけどとても重みのある言葉です。

Lはとても冷静で、感情をあまり見せない人物ですが、このセリフには彼の強い信念がしっかりと表れているんですよね。

夜神月のように圧倒的な力を使って正義を語るわけではなく、法と論理に基づいてキラを追い詰めていくLだからこそ、この言葉には説得力があります。

月と違って、自分を神だとか支配者だとは思っていないけれど、それでも「自分こそが正義である」と断言するその姿勢には、強い覚悟と責任感がにじんでいます。

私はこのセリフを聞いたとき、「LにもLなりの正義があるんだ」と感じて、月との対比がより鮮明になって面白かったです。

この二人の「正義」のぶつかり合いが『デスノート』の最大の見どころかもしれませんね。

ここに集まった命懸けの人間で見せてやりましょうよ 正義は必ず勝つということを(L)

ここに集まった命懸けの人間で見せてやりましょうよ 正義は必ず勝つということを(L)

このセリフは、Lが捜査チームの仲間に向けて放った激励の言葉で、とても熱くて心に響く名言です。

普段は冷静沈着で感情を表に出さないLですが、この場面では強い意志と人間味を感じさせてくれます。

Lにとってキラとの戦いは、単なる推理ゲームではなく、自分たちの「命をかけた戦い」なんだという覚悟が、この言葉からしっかり伝わってきます。

特に「正義は必ず勝つ」という一言は、子どもの頃に聞いたような理想的な言葉なのに、命がけの捜査の中で言われると、すごく重みを持って聞こえるんですよね。

私はこのセリフを聞いて、Lがただの天才探偵じゃなくて、本気で世界のために戦っている一人の人間なんだと感じて、ちょっと胸が熱くなりました。

彼女にしてください(弥海砂・ミサ)

彼女にしてください(弥海砂・ミサ)

「彼女にしてください」は、弥海砂(ミサ)が夜神月に対してまっすぐな想いを告げた、とても印象的なセリフです。

このセリフには、ミサの純粋さと一途な気持ちがぎゅっと詰まっているんですよね。

ミサは、キラ=月によって両親の仇を取ってもらったことをきっかけに、彼に強い恩と愛を抱くようになります。

その想いはどんどん深まり、ただの感謝ではなく、本気の恋へと変わっていきました。

この告白シーンでは、ミサのまっすぐで無邪気な愛がとても可愛らしくもあり、同時にちょっと危うさも感じさせるんです。

月のことを盲目的に信じ、愛し、そして尽くそうとするミサは、自分の命や自由さえも惜しまない覚悟を持っています。

でも、それってすごく危険でもありますよね。

自分を犠牲にしてでも誰かに尽くす姿には、少し切なさも感じてしまいます。

このセリフを聞いたとき、私はミサの純粋すぎる愛が、幸せにつながるのではなく、悲しい結末へ向かってしまうのではと不安になりました。

それほどまでに、この一言には彼女のすべてが詰まっているように感じられるんです。

人間って…面白!(リューク)

人間って…面白!(リューク)

「人間って…面白!」は、死神リュークが何度も口にする印象的なセリフで、物語を通して彼のスタンスをよく表していますね。

リュークにとって人間の世界は遊び場のようなもので、善悪も生死も関係ない、ただ「面白いかどうか」だけが基準になっています。

だからこそ、夜神月という存在が、彼にとってはとても魅力的だったんだと思います。

月がノートを使ってどんどん変わっていく姿に、リュークは純粋にワクワクしていたんでしょうね。

このセリフは、そんなリュークの興味の本質を突いています。

人間の感情や行動パターンに対して、まるで研究者のように観察しながらも、彼自身はあくまで傍観者であり続ける。

その距離感が、物語に不気味さや緊張感を与えていると思います。

私はこのセリフを聞くたびに、「人間の面白さって何だろう?」と考えさせられました。

愛や欲、正義や悪、すべてを含んだ複雑な存在だからこそ、リュークにとっては退屈しない観察対象だったのでしょうね。

ちょっと皮肉っぽくも聞こえるけれど、そこに深い洞察が隠れている気がして、印象に残る名言です。

ノートを持ったことでライトが幸せになろうが不幸になろうが そんな事俺にはどうでもいい ただ……普通は死神に憑かれた人間は不幸になるらしい(リューク)

ノートを持ったことでライトが幸せになろうが不幸になろうが そんな事俺にはどうでもいい ただ……普通は死神に憑かれた人間は不幸になるらしい(リューク)

このセリフは、リュークの本質がよく現れている名言のひとつです。

彼は、夜神月がデスノートをどう使おうが、どんな結果を迎えようが、自分には関係ないと言い切ります。

これがまさに、死神という存在の冷酷さを表しているところですよね。

リュークにとっては、人間が苦しもうが幸せになろうが、それは単なる「観察対象」としての出来事でしかありません。

それに続く「普通は死神に憑かれた人間は不幸になるらしい」という一言が、またゾクッとするんです。

この言葉は、これから月が歩んでいく道が、決して明るいものではないことを静かに予告しているようにも感じられます。

デスノートという強大な力を手にしたことで、月の人生は間違いなく変わったけれど、その変化が「良い方向」ではないという暗示でもあります。

私はこのセリフを聞いたとき、「ああ、月はもう戻れないんだな」と感じました。

どんなに頭が良くて計画的でも、死神と関わってしまった時点で、もう普通の人生は手に入らないんだろうなって。

このセリフには、物語全体に漂う宿命のようなものが詰まっていて、とても印象に残っています。

死は平等だ(リューク)

死は平等だ(リューク)

「死は平等だ」というリュークのこのセリフは、物語のクライマックスでとても重く響く名言です。

夜神月がどれだけ神のように振る舞い、人々の生死を操っていたとしても、結局は誰しもが死を迎える、という冷静で無情な事実を突きつけています。

月は、自分の正義を信じ、「新世界の神」になることを目指していました。

でも、リュークは最後の最後で、その幻想を静かに壊します。

どんなに天才でも、どんなに力を持っていても、「死」はすべての人に訪れるものであり、それは決して例外ではないということをリュークは淡々と語ります。

私はこのセリフを聞いたとき、背筋がゾクッとしました。

月が命を賭けて築き上げてきたものが、一瞬で崩れていくその時に、「死は平等だ」と言い放つリュークの姿が、あまりにも静かで、そして絶対的なものに感じられたからです。

このセリフには、どこか哲学的な響きもあって、デスノートという物語を締めくくるにふさわしい一言だと思います。

殺す…こいつは殺さなきゃ駄目だ(松田桃太)

殺す…こいつは殺さなきゃ駄目だ(松田桃太)

このセリフは、普段はどちらかといえば温厚で頼りない印象のある松田が、夜神月の正体と凶行を目の当たりにして、ついに感情を爆発させる場面で出てきます。

松田にとって、月は信頼していた同僚であり、尊敬していた存在だったはずです。

そんな彼が、自分たちを裏切り、数々の命を奪ってきた「キラ」だったと知った時の衝撃と怒りは、言葉にしがたいものだったんでしょうね。

「殺す…こいつは殺さなきゃ駄目だ」というセリフには、松田の人間らしい弱さと、正義感が同時に詰まっています。

普段はどこかお調子者のように描かれていた松田が、本気で怒り、涙を流しながらこの言葉を吐く姿は、すごくリアルで胸が痛くなりました。

私はこのセリフを聞いたとき、松田の中にある「信じていた人に裏切られた痛み」がそのまま言葉になったように感じました。

それと同時に、「正義って、時にこんなにも重い決断を迫られるものなんだ」と思わされる一言でもあります。

デスノートの物語が単なる頭脳戦ではなく、人の心の揺れや葛藤も描いていることを実感できる名シーンです。

ミサは世の中よりも月のことが好き(弥海砂・ミサ)

ミサは世の中よりも月のことが好き(弥海砂・ミサ)

「ミサは世の中よりも、月のことが好き」というこのセリフは、弥海砂(ミサ)の全ての感情が詰まったような、非常に印象的な一言です。

ミサは、両親を殺されたという辛い過去を持ち、その復讐をキラ=夜神月が果たしてくれたことで、彼に対して絶対的な愛と忠誠を抱くようになります。

その愛はもう、一般的な恋愛のレベルではなくて、自分の存在や生きる意味すら月に委ねてしまうほどなんですよね。

このセリフには、そんなミサの「月がすべて」という極端な感情が表れています。

普通、人は「社会」や「常識」といった枠の中でバランスを取りながら生きていますが、ミサにとってはそんなものよりも月の存在のほうがずっと大事なんです。

月が幸せであること、月に必要とされることが、彼女にとって最大の価値であり、それ以外はどうでもいいという気持ちが伝わってきます。

個人的にこのセリフを聞いたとき、すごく切なくなりました。

愛って本来素敵なもののはずなのに、ここまで偏ってしまうと、ちょっと危険でもあるんですよね。

ミサの純粋な愛は美しくもあるんですが、それがどこか破滅的な方向へ向かっているようにも見えて、心がざわつきました。

素敵な殺し方(弥海砂・ミサ)

素敵な殺し方(弥海砂・ミサ)

「素敵な殺し方」というミサのセリフは、一見すると恐ろしい言葉に聞こえますが、実はとても切なくてロマンチックな意味が込められているんです。

この言葉は、死神レムが「死神が人間に恋をして、その人間の命を守るために自分の命を使い果たすと死ぬ」というルールを説明したとき、ミサが感動して口にしたものです。

ミサはこの話を聞いて、まるで純愛の物語のように受け止めたんですよね。

誰かを守るために自分を犠牲にする??それを「素敵」と言える彼女の感性は、月やLのような論理派とはまったく違っていて、とても人間らしいなと思いました。

愛に生きる彼女らしい言葉です。

このセリフを聞いて私が感じたのは、ミサの世界の見え方がとても独特であるということです。

普通は「死」や「殺し方」という言葉に恐怖を覚えるところを、彼女は「愛」という視点から見て「素敵」と感じた。

それは、彼女がどれだけ心の奥で愛に飢え、愛に生きようとしていたかを物語っているように思えました。

だからこそ、この言葉がのちにレムの死に繋がっていくことを知っていると、胸が締めつけられる思いになります。

捜査というのは 決めつけてかかり 間違っていたら『ごめんなさい』でいいんです(ニア)

捜査というのは 決めつけてかかり 間違っていたら『ごめんなさい』でいいんです(ニア)

このセリフは、ニアが持つ「柔軟で実践的な思考スタイル」がよく表れていて、とても印象に残る名言のひとつです。

ニアは、Lの後継者として冷静沈着にキラ=夜神月を追い詰めていく存在ですが、Lとは少し違うアプローチをとっているのが面白いところです。

この「決めつけてかかり、間違っていたらごめんなさい」という一言は、まさにその柔軟な姿勢の表れですよね。

捜査って、証拠が不十分な段階でもある程度仮説を立てて動かないと、前に進まないことがあります。

ニアはそれをよく理解していて、「まずは行動、それから修正」という思考の流れを大切にしています。

この考え方は、現実の仕事や人間関係にも通じるところがあると思います。

私はこのセリフを聞いたとき、「失敗を恐れて何もしないより、間違ってもいいから動くことが大事なんだ」というメッセージを受け取った気がしました。

完璧を求めすぎず、間違えたら素直に認める。

その柔軟さと潔さこそが、ニアの知性の一端なんだと思います。

ゲームは勝たなければ パズルは解かなければ ただの敗者(ニア)

ゲームは勝たなければ パズルは解かなければ ただの敗者(ニア)

「ゲームは勝たなければ パズルは解かなければ ただの敗者」というこのセリフは、ニアの本質を鋭く突いている名言ですね。

キラとの対決を通じて、彼は一貫して「勝利」にこだわり続けます。

それは単なる勝ち負けの話ではなく、Lの遺志を継ぎ、正義を貫くための勝利です。

この言葉は、ニアがどれほど冷静でありながらも内に強い覚悟を秘めているかを感じさせます。

Lも天才でしたが、ニアはより戦略的で、ゲームを「勝つためにやる」という意識が明確にあるんですよね。

どれだけ正しいことを考えていても、実際に行動し、結果を出さなければ意味がないという考え方が現れています。

このセリフを聞いたとき、私は「勝利とは何か」について考えさせられました。

正義も推理も、結局は結果が伴わなければ評価されないという現実は、ちょっと厳しいけど真理なんですよね。

ニアはその現実をしっかり受け止めて、感情ではなく理性で世界を見ている。

それがまた彼の魅力でもあると思いました。

あなたはただの人殺しです(ニア)

あなたはただの人殺しです(ニア)

この「あなたはただの人殺しです」というセリフは、『DEATH NOTE』の中でも特に重みのある名言だと思います。

キラとして「新世界の神」を名乗り、正義を語り続けていた夜神月に対して、ニアが冷静に、でも決定的にその正体を言い当てた瞬間の一言です。

月は、自分の行動が正義だと信じ、それを疑うことなく突き進んできました。

けれど、ニアはその理屈をすべて否定し、「ただの人殺し」とバッサリ切り捨てる。

正直、このシーンを初めて見たとき、私は少し息を呑みました。

それくらい、月にとってはこの一言が全てを壊す言葉だったと思います。

ニアのこの発言は、物語の核心とも言える「正義とは何か」「人の命を裁くことの是非」に対するひとつの答えでもあります。

たとえどんな理屈を並べても、人を殺すという事実は変わらない。

そして、その行為の上に成り立つ理想や正義は、やはりどこか歪んでいる。

そう突きつけられた瞬間でもありました。

このセリフには、ニアの冷静な知性と、曇りのない倫理観が込められていて、月との対比が際立つ名場面だと思います。

最後の最後で、本当に重い一言を放つニア、さすがでした。

俺はお前のパズルを解く為の道具じゃない(メロ)

俺はお前のパズルを解く為の道具じゃない(メロ)

このセリフは、メロがニアに対して強く自己主張をした、とても印象的な一言です。

Lの後継者候補として育てられたメロとニアですが、考え方や行動スタイルはまったく正反対。

ニアは冷静で理詰めな思考を重視しますが、メロは感情と直感、行動力で道を切り開こうとします。

この「俺はお前のパズルを解く為の道具じゃない」という言葉は、ニアがあくまでパズルのように事件を組み立てていくやり方に対して、メロが反発する形で発したセリフなんです。

この言葉には、「自分はあくまで一人の人間であり、自分自身のやり方でキラに立ち向かう存在だ」という強いプライドと独立心が表れています。

ニアの補佐ではなく、対等な立場として事件に関わっているという意識がよくわかりますね。

私としては、メロのこういうまっすぐで不器用なところがとても人間らしくて好きです。

冷静なニアと違い、感情をストレートにぶつける姿には強い熱量があって、どこか応援したくなってしまうんです。

このセリフは、彼の個性と信念を凝縮した名言だと思います。

キラの首…そしてキラにかかわらず 邪魔な者は殺し 一番になる(メロ)

キラの首…そしてキラにかかわらず 邪魔な者は殺し 一番になる(メロ)

このセリフは、メロの激しい野心と覚悟が一気にあふれ出るような、とても衝撃的な一言です。

彼はキラを追い詰めるという目的を持ちながらも、それ以上に「自分が一番でいたい」という強い思いを抱えています。

「キラの首」という直接的な表現からは、彼の覚悟の強さがひしひしと伝わってきますよね。

さらに、「キラにかかわらず 邪魔な者は殺し 一番になる」と言い切るその姿勢には、どこか破滅的な覚悟すら感じさせます。

ここには、彼がLという存在に並ぶ、あるいはそれを超えたいという執着も見え隠れしていて、ただ正義を貫くためではなく、自分の存在価値を証明するために戦っているという一面がはっきりと表れていると思います。

正直このセリフを聞いたとき、ゾッとした部分もありますが、それ以上に「なんて真っすぐで危うい人なんだろう」と胸が苦しくなりました。

リスクを恐れず、誰よりも先に真実に辿り着こうとする姿は、美しくもあり、切なくもあります。

まさにメロというキャラクターの生き様を象徴する名言です。

悪いのは人を殺せる能力だ(夜神総一郎)

悪いのは人を殺せる能力だ(夜神総一郎)

このセリフは、夜神総一郎という人物のまっすぐな倫理観と人間らしさがにじみ出る名言です。

彼は警察官としての責任を持ちながら、同時に父親として息子・月を信じたいという葛藤に揺れていました。

この「悪いのは人を殺せる能力だ」という言葉は、そんな彼が辿り着いた苦しい答えなんですよね。

この言葉には、息子の行動を正面から否定するのではなく、「力そのもの」が人を狂わせてしまうことへの危機感が込められています。

どれだけ高い志を持っていたとしても、人の命を奪える力を持ってしまえば、正しさはすぐに歪んでしまう。

それを誰よりも理解していたのが総一郎でした。

私はこのセリフを聞いたとき、「力の責任」というテーマがずしんと心に響きました。

特に月のように聡明な人物でも、力の前では理性を保つのが難しくなる。

だからこそ、力そのものが危険なんだと。

総一郎のこの一言は、物語全体の本質を突いた、非常に深い名言だと思います。

ライト おまえはキラじゃない… 本当によかった…(夜神総一郎)

ライト おまえはキラじゃない… 本当によかった…(夜神総一郎)

このセリフは、夜神総一郎の「父」としての最後の言葉であり、作品全体の中でも屈指の切ないシーンです。

警察官としての責務と、父親としての愛情。

そのどちらも大切にしてきた彼が、死の間際に息子を信じたままこの世を去る…それがこの言葉に詰まっています。

「ライト おまえはキラじゃない… 本当によかった…」という言葉には、総一郎がどれだけ息子の無実を信じたかったか、その苦しみと希望がすべて詰まっているように感じます。

実際には月こそがキラだったわけですが、父親としての総一郎は、最期までそれを受け入れたくなかったのでしょう。

私はこのセリフを聞いたとき、やるせなさと同時に、総一郎の無償の愛に胸を打たれました。

真実を知らずに逝ったことで、彼は救われたのか、それとも…と思わず考え込んでしまいます。

家族の愛と正義が交錯するこの場面は、まさに『デスノート』という物語の中でも忘れられない名場面です。

あんたなんか神じゃない(魅上照)

あんたなんか神じゃない(魅上照)

「あんたなんか神じゃない」というこの一言は、キラ=夜神月を絶対の存在として崇拝してきた魅上照が、すべてを見失い崩壊していく瞬間のセリフです。

これまで信じて疑わなかった「キラの正義」が、最後の瞬間に崩れ去り、月がただの人間でしかなかったことに気づいたときの、裏切りと絶望が込められています。

魅上は、本気で月を「神」と信じ、命令に忠実に従ってきました。

その信仰心はほとんど宗教的とも言えるレベルで、だからこそ、その「神」が実は利己的で不完全な存在だったと知ったときの衝撃は計り知れなかったでしょう。

このセリフには、その裏切られた感情がダイレクトに現れています。

私はこの言葉を聞いたとき、魅上が一瞬にして「信じるものを失った人間」へと変わってしまったことに、強い悲しみを感じました。

人は信じていたものに裏切られたとき、こんなにも簡単に壊れてしまうんだと痛感させられた一言でした。

『デスノート』の中でも特に感情の揺れが激しい名シーンの一つだと思います。

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デスノートとは?

『デスノート』は、原作・大場つぐみ、作画・小畑健によって描かれた人気漫画で、「週刊少年ジャンプ」にて2003年12月から2006年5月まで連載されていました。

読者の間では「デスノ」という略称で親しまれています。

物語は、死神リュークが人間界に落とした一冊のノート「デスノート」を拾ったことから始まります。

このノートには、名前を書かれた人が死ぬという不思議な力が宿っており、それを拾った高校生・夜神月が主人公です。

夜神月は、成績優秀でスポーツも万能な完璧な青年で、警察官僚の父を持ち、何不自由のない日々を送っていました。

ですがその一方で、彼の中には退屈さや、世の中に蔓延る悪への強い嫌悪感がありました。

ある日、学校の校庭で「デスノート」を見つけた月は、最初は信じていませんでしたが、興味から名前を書いてしまい、その効果を目の当たりにします。

最初は罪悪感も抱きますが、次第にこのノートの力を使って「悪人を裁く神」になろうと決意し、自らを正義の象徴「キラ」として行動していきます。

そんなキラに立ち向かうのが、世界的な名探偵「L」。

彼はICPOの要請で捜査に乗り出し、天才的な頭脳でキラの正体に迫ります。

月とLは、それぞれの信じる正義のためにぶつかり合い、互いに一歩も引かない、緊張感あふれる心理戦を展開していきます。

この二人のやり取りが、読者を惹きつけてやまない大きな魅力のひとつです。

また、本編連載終了後も『デスノート』の世界は続き、2008年には後日談となる読み切り「Cキラ編」が発表されました。

さらに2019年には、小畑健の原画展に合わせて新作読み切り「αキラ編」が制作され、電子版「少年ジャンプ+」にて先行公開、後に「ジャンプSQ」にて完成版が掲載されました。

「計画通り」などの印象的なセリフや、緻密に計算されたストーリー展開、登場人物たちの複雑な心理描写など、多くの読者に強い印象を与えた作品です。

正義とは何か、人の命を裁く権利が誰にあるのかといった、深いテーマについて考えさせられる物語でもあります。

興味のある方は、ぜひ一度読んでみてください。

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