この記事では「ワンピース」の人気キャラ「バギー」についての名言や名セリフを取り上げています。
かっこいい名言や印象的な名セリフ、使える名言などを掲載しているので、ぜひ最後まで読んでください。
ワンピースのバギーの名言・名セリフまとめ
ワンピースのバギーの名言・名セリフを17個紹介していきます。
- 俺は後に”偉大なる航路(グランドライン)”を制し!!全世界のハデに輝く財宝を全て手中に収める男だ!!!世界の宝はおれのもの!!この世におれ以外”宝”を持つ者など必要ない!!!
- 世界の風向きは 西でも東でもねェ・・・ おれに向いてる様だぜ~~~!!!
- たちまち…四皇!!? いやさ 勢い余って……海賊王!!?
- イヤ!!!もー帰りたァーい!!!
- こいつぁ おれへの宣戦布告とみて間違いねェな!!!!
- ぎゃははは バカ共め!! そんな場所でマゼランの脅威に怯えるより七武海2人といた方が安全に決まってんだろ!!! ブァ~~~~~~カ!!!
- 誰がデカッ鼻だァああ!!!!
- 男なら……!! おれと一緒に夢を見ねェか…!? おれは今日…”白ひげ”の首を…即ち”世界”をとる!!!!
- バカかてめェは!宝ってのは金銀財宝の事を言うんだ!持つ主の威厳を示す輝きをもっそこその宝なのだ!!町が宝だと!!?ザレ言をぬかすな!!!
- さぁ野郎ども今こそが最大のチャンス!!シャバの空気を吸いたければ命がけで暴れまわれ!!
てめェらの海賊行為はこの「王下七武海」!! “千両道化のバギー”様の名の元に「合法」となる!!! - バ~~ラ~~バ~~ラ~~フェスティバルッ!!!
- ハデに撃て!!! バギー玉ァ!!!!
- てめェが海賊王だと!?ならばおれァ神か!!?世界の宝を手にするのはこのおれだ!!夢見てんじゃねェ!!!
- ハデに死ねェ~~~っ!!!
- よ――しフザけんなこのスットンキョーめ!!!
- ド派手大作戦に変更じゃァ~~~!!!
- そうさ おれなら… やれそうな気がしてきた!!!
この中からいくつかをピックアップして詳しく紹介していきます。
男なら…おれと一緒に夢を見ねェか…!?
このセリフは、バギーがインペルダウン(海底監獄)から脱獄し、戦場マリンフォードへ向かう際に言ったものです。
最初は戦争への参加を拒否していたバギーでしたが、偶然にも彼の過去が海軍によって暴露され、「ロジャー海賊団の元船員」として大きな注目を浴びることになります。
それをチャンスと見たバギーは、囚人たちをうまく煽り、「白ひげを倒せば、四皇の座も夢じゃない!」と彼らを扇動。
この名言とともに、自分の利益のために囚人たちを動かします。
実際の実力はそこまで強くないものの、こうした「話術」と「悪知恵」で数々の修羅場をくぐり抜けてきたバギーらしいセリフですね。
このシーンの面白いところは、バギー自身が本気で世界を取ろうとしているのではなく、その場のノリと勢いで動いていることです。
しかし、周りの囚人たちは本気でバギーを信じてしまい、彼をカリスマ的存在として担ぎ上げる展開に。
バギーの“口だけ”の戦略が見事にハマった瞬間でした。
バギーのこの名言には、「男なら夢を持て!」という熱いメッセージが込められているようにも感じますが、彼の場合、その夢はどこまでも“自分に都合のいいもの”であるのがまた面白いポイントですね。
誰の鼻がハイカラだァ!!
バギーの特徴といえば、やはり「大きな赤い鼻」です。
しかし、本人はこの鼻に強いコンプレックスを抱えており、鼻に関する言葉を聞くとすぐに激怒する性格です。
このセリフは、まさにそんなバギーの“聞き間違い癖”と“短気な性格”が合わさった名シーンの一つです。
「海兵など『ハナから』相手に…」という言葉を「ハイカラ」と聞き間違え、「鼻をバカにされた!」と勝手に勘違いし、激怒するバギー。
しかも、彼の聞き間違いはこれだけではありません。
「つけっぱなし」→「つけっ鼻」「マッタクの誤解です」→「真っ赤でデカイです」など、バギーの部下たちは毎回とばっちりを受けて痛い目に遭っています。
しかし、この理不尽さが逆にバギーのキャラを引き立て、読者を笑わせてくれるのです。
バギーは、ワンピースの世界の中では“コメディリリーフ”的なポジションでもあり、こうした聞き間違いシーンは彼の魅力の一つと言えます。
本人は大真面目なのに、周りはいつも振り回される
そんな“愛されキャラ”だからこそ、彼は敵でありながらも憎めない存在なのかもしれませんね。
てめェが海賊王だと!?ならばおれァ神か!!?世界の宝を手にするのはこのおれだ!!夢見てんじゃねェ!!!
このセリフは、バギーが東の海(イーストブルー)でルフィと初めて対峙したときのものです。
ルフィが「海賊王になる!」と宣言したのを聞いたバギーが、思わずツッコむ形で発した言葉ですね。
バギーは“世界中の財宝を手に入れる”ことを目的にしている海賊であり、「海賊王=世界の全ての財宝を持つ者」と考えているため、「海賊王になる」と言うルフィの言葉が許せなかったのでしょう。
彼にとって、財宝こそが世界の全てであり、その財宝を独占するのは自分でなければならない。
だからこそ、「ならばおれは神か!?」という誇張した表現が出てきたのです。
この場面では、バギーの価値観とルフィの価値観の違いがはっきりと描かれています。
ルフィにとっての「海賊王」とは、“自由の象徴”であり、世界を旅しながら仲間と共に冒険を楽しむこと。
しかし、バギーにとっての「海賊」とは、財宝を手にし、権力を握ること。
まったく異なる考えを持つ二人だからこそ、この場面でのやりとりは印象的です。
また、このセリフから分かるのは、バギーが意外と“現実主義者”であるということです。
彼は夢を語るルフィに対して、「そんなのはありえない」とバッサリ切り捨てています。
バギー自身も海賊の世界で生き抜いてきた男ですが、彼のやり方は「夢を追う」のではなく、「いかに上手く立ち回るか」に重点を置いています。
だからこそ、ルフィの純粋な夢に対して「バカバカしい」と思ったのでしょう。
どこに…?さァなァ 知ってると言やあ知ってるが 知らんとい言やあ全く知らん…!!
このセリフは、バギーがルフィにシャンクスの居場所を尋ねられたときの返答です。
オレンジの町での戦いの最中にシャンクスの話題が出て、バギーは「シャンクスを知っている」と言ったものの、居場所を聞かれるとこの曖昧な答えを返しました。
その支離滅裂な答えに対して、ルフィは思わず「何言ってんだ、お前!!ばかか!」とツッコんでいます。
このシーンは、バギーの適当さとお調子者ぶりがよく出ている場面ですね。
バギーはロジャー海賊団の見習い時代にシャンクスと一緒に船に乗っていたので、確かに「シャンクスを知っている」のは本当です。
しかし、現在の居場所までは知らないため、誤魔化すようにこんな訳の分からない返事をしてしまいました。
バギーのこうした「適当なノリ」は、彼のキャラの魅力でもあります。
普通のキャラなら「知らない」とシンプルに答えそうなところを、バギーはわざわざ“分かったような分かっていないような”絶妙な返答をすることで、場の雰囲気をギャグに変えてしまうのです。
こうしたところが、彼が敵でありながらもどこか憎めないキャラクターとして愛される理由のひとつでしょう。
ハデに撃て!!!バギー玉ァ!!!!
このセリフは、オレンジの町での戦いの際に、ルフィがバギーを「デカッ鼻ァ!!!!」と呼んでしまい、バギーが激怒したときのものです。
怒ったバギーは、自分の海賊団の最強兵器「バギー玉」を撃つように命じました。
バギーはとにかく「鼻をバカにされること」が大嫌いです。
普段はおちゃらけた性格の彼ですが、「デカ鼻」や「赤鼻」など、鼻に関する言葉を言われると途端にブチ切れます。
その怒りの勢いで、このバギー玉の発射命令も飛び出しました。
「バギー玉」は、バギー海賊団の象徴ともいえる大砲で、威力はかなりのもの。
町一つを吹き飛ばすほどの破壊力を持っており、「ド派手」に相手を攻撃するのがバギーのスタイルでもあります。
彼自身が「ハデ好き」な性格なこともあり、バギー玉の発射命令には「ハデに撃て!!!」というフレーズが加わるのが彼らしいですね。
このシーンは、バギーのコミカルな性格と意外な強さが同時に描かれているポイントでもあります。
普段はお調子者で、どこかヘタレな雰囲気のあるバギーですが、いざ戦いとなると本気で街を吹き飛ばそうとするくらいの過激さを持っています。
このセリフは、バギーの「派手好きな性格」「短気な一面」「間抜けな展開」の全てが詰まった名言のひとつと言えるでしょう。
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ワンピースのバギーとは?
バギーは、大人気漫画『ワンピース』に登場するキャラクターで、「バギー海賊団」の船長を務める男です。
彼は主人公ルフィが最初に戦ったボスキャラでもあり、ルフィにとって初めての「自分以外の悪魔の実の能力者」との本格的な戦いの相手でした。
もともとは“海賊王”ゴール・D・ロジャーの「ロジャー海賊団」で見習いをしていた過去を持ち、同じく見習いだったシャンクスとは腐れ縁の関係。性格も考え方も合わない二人でしたが、何かと一緒にいることが多く、周りからも「仲が良いのか悪いのか分からない」と言われていました。
彼は偶然のミスで「バラバラの実」を食べてしまい、体をバラバラに分解できる能力を得ましたが、それをシャンクスのせいだと思い込み、彼を一方的に恨んでいます。
バギーは、東の海(イーストブルー)で活動していましたが、ルフィたちが「偉大なる航路(グランドライン)」に進むのをきっかけに、自分も再びグランドラインへ。
そしてインペルダウン(海底監獄)での騒動や、マリンフォード頂上戦争に巻き込まれたことで、世界中にその名を知られる大物海賊になっていきます。
新世界編では、「バギーズデリバリー」という海賊派遣会社を立ち上げ、インペルダウンで共に脱獄した強者たちを率いて大きな勢力を持つようになりました。
その後、政府公認の海賊「王下七武海」としての地位を得るも、七武海制度が廃止され、一度は絶体絶命の状況に。
しかし、運が良いのか悪いのか、海軍の勘違いもあって「クロスギルド」という新たな組織を作ることになり、さらなる力を手に入れます。
そしてワノ国編の終盤、ルフィと並んで“四皇”という海の大物の地位にまで登りつめました。
バギーは派手好きで威勢のいいキャラですが、実際は気が小さく、トラブルにはすぐにビビる小心者です。
それでも、なぜか部下たちからの信頼は厚く、本人の知らないところでどんどん評価が上がるという、不思議な運の持ち主。普段は財宝を集めることに夢中で、口癖のように「ド派手にいくぜ!」と言っていますが、その実態はどこか憎めないお調子者なのです。
戦闘では大砲を好み、初登場時は冷酷な悪役として振る舞っていましたが、話が進むにつれてボケやツッコミのポジションになることが増えました。
普段は強気ですが、強敵の前では怖がることも多く、しかし部下たちの期待を背負って時には勇敢に立ち向かうこともあります。
卑怯な一面もありますが、意外と涙もろく、人情味のある一面も持っており、まったくの悪党というわけではありません。
そんなバギーは、ワンピースの世界でも特にユニークなキャラクターであり、彼の行動は予測不能。
その場のノリで生き抜いているように見えますが、なぜかどんどん出世していく、まさに「運も実力のうち」を体現した海賊です。