この記事では「ドラえもん」についての名言や名セリフを取り上げています。
かっこいい名言や印象的な名セリフ、使える名言などを掲載しているので、ぜひ最後まで読んでください。
- ドラえもんの名言・名セリフまとめ
- ひとにできて きみだけにできないなんてことあるもんか(ドラえもん)
- 未来なんてちょっとしたはずみでどんどん変わるから(ドラえもん)
- 道をえらぶということは かならずしも歩きやすい安全な道をえらぶってことじゃないんだぞ(ドラえもん)
- いちばんいけないのは 自分なんかだめだと思いこむことだよ(のび太)
- けっきょく 親だって 人間だもんな(のび太)
- かったよ ぼく みたろ ドラえもん かったんだよ ぼくひとりで もう安心して帰れるだろ ドラえもん(のび太)
- うれしくない これからまた ずうっとドラえもんといっしょにくらさない(のび太)
- 人間の値うちは テストの点数だけできまるものじゃないのよ(しずかちゃん)
- 友だちに助けを求められて 知らん顔していられるか!!(ジャイアン)
- どっちも 自分が正しいと思ってるよ 戦争なんてそんなもんだよ(ドラえもん)
- のび太くんを選んだきみの判断は正しかったと思うよ(しずかちゃんのパパ)
- すぐぼくのポケットをあてにする 自分の力だけでやってみようと思わないの?だから だめなんだ(ドラえもん)
- 男だろ 負けてもいいから戦うぐらいの勇気をもて(ドラえもん)
- 毎日の小さな努力のつみ重ねが 歴史を作っていくんだよ(ドラえもん)
- なやんでるひまに ひとつでもやりなよ
- だれが のびちゃんのいうこと うたがうものですか(のび太のおばあちゃん)
- のんびり行こうよ 人生は(のび太)
- にこにこしてるんだよ いつも楽しそうに そしたらほんとに幸せになれる(ドラえもん)
- あったかいふとんで ぐっすりねる!こんな楽しいことがあるか(のび太)
- さらばのび太 きみとの楽しかった思い出をぼくはわすれない いつまでもいつまでも……(ドラえもん)
- ドラえもんとは?
ドラえもんの名言・名セリフまとめ
ドラえもんの名言・名セリフを30個紹介していきます。
- ひとにできて きみだけにできないなんてことあるもんか(ドラえもん)
- 未来なんてちょっとしたはずみでどんどん変わるから(ドラえもん)
- 道をえらぶということは かならずしも歩きやすい安全な道をえらぶってことじゃないんだぞ(ドラえもん)
- いちばんいけないのは 自分なんかだめだと思いこむことだよ(のび太)
- けっきょく 親だって 人間だもんな(のび太)
- かったよ ぼく みたろ ドラえもん かったんだよ ぼくひとりで もう安心して帰れるだろ ドラえもん(のび太)
- うれしくない これからまた ずうっとドラえもんといっしょにくらさない(のび太)
- 人間の値うちは テストの点数だけできまるものじゃないのよ(しずかちゃん)
- 友だちに助けを求められて 知らん顔していられるか!!(ジャイアン)
- どっちも 自分が正しいと思ってるよ 戦争なんてそんなもんだよ(ドラえもん)
- のび太くんを選んだきみの判断は正しかったと思うよ(しずかちゃんのパパ)
- すぐぼくのポケットをあてにする 自分の力だけでやってみようと思わないの?だから だめなんだ(ドラえもん)
- 男だろ 負けてもいいから戦うぐらいの勇気をもて(ドラえもん)
- 毎日の小さな努力のつみ重ねが 歴史を作っていくんだよ(ドラえもん)
- なやんでるひまに ひとつでもやりなよ(ドラえもん)
- だれが のびちゃんのいうこと うたがうものですか(のび太のおばあちゃん)
- のんびり行こうよ 人生は(のび太)
- にこにこしてるんだよ いつも楽しそうに そしたらほんとに幸せになれる(ドラえもん)
- あったかいふとんで ぐっすりねる!こんな楽しいことがあるか(のび太)
- さらばのび太 きみとの楽しかった思い出をぼくはわすれない いつまでもいつまでも……(ドラえもん)
- よくみておくんだね 君が昼寝をしている間にも時間は流れ続けてる 一秒も待ってくれない そして流れ去った時間は 二度と帰ってこないんだ(ドラえもん)
- りっぱすぎる決心は きっと三日ぼうずになるから(ドラえもん)
- 悪いことばかり続くもんじゃないよ まじめに努力していれば いつか…夜はかならず朝となる 長い冬がすぎれば あたたかい春の日が…(ドラえもん)
- 世の中はなにかほしいと思ったら、そのためにそれなりの努力をしないといけない(ドラえもん)
- なにかしようと思ったら そのことだけに夢中にならなくちゃだめだ(ドラえもん)
- へただったら、どうしてうまくなろうと努力しないんだ(ドラえもん)
- なんべんしかられても おなじことくり返すから悪いんだ(ドラえもん)
- 目が前向きについているのはなぜだと思う?前へ前へと進むためだ(ドラえもん)
- 失敗してもいいさ!あたたかい目で見守ってやろう(ドラえもん)
- 自分の頭で考え 自分の力で切りぬけてほしい!ぼくは あくまでかげから見守っていてあげるからね(ドラえもん)
この中からいくつかをピックアップして詳しく紹介していきます。
ひとにできて きみだけにできないなんてことあるもんか(ドラえもん)
このセリフは、竹馬の練習をしているのび太に向けてドラえもんが言ったものです。
のび太は運動も勉強も苦手で、何をするにもすぐに「どうせ自分にはできないよ…」とあきらめてしまいがち。
でも、そんなのび太に、ドラえもんはまっすぐな言葉で励まします。
「できないことなんてないよ、君にもできるよ」と優しく背中を押してくれているんですね。
この言葉、誰かに言ってもらえたら本当に嬉しいですよね。
自信をなくしそうな時、自分を信じられない時に思い出したいセリフです。
未来なんてちょっとしたはずみでどんどん変わるから(ドラえもん)
これは、のび太が未来をのぞいた時にショックを受けて落ち込んでいる時、ドラえもんが言った一言です。
本来ならしずかちゃんと結婚するはずが、未来にはジャイ子と結婚する姿が映っていて、のび太は「もうダメだ…」とすっかり落ち込んでしまいます。
でもドラえもんは、たとえ未来から来た存在であっても「未来は変わる」と言うんですね。
ちょっとした選択や行動が、将来を大きく動かすことがある。
そんな前向きなメッセージが込められている名言です。
勇気を出して一歩踏み出してみたくなる、そんなセリフだと思います。
道をえらぶということは かならずしも歩きやすい安全な道をえらぶってことじゃないんだぞ(ドラえもん)
これは、楽をしたがるのび太が「コースチェッカー」という道具を使って、なるべく楽にしずかちゃんの家に行こうとした時に、ドラえもんが言った言葉です。
生きていくうえでの道を選ぶっていうのは、必ずしも楽だったり安心だったりする道だけじゃないんだよ、というメッセージが込められています。
時には困難な方を選ばないといけないこともあるし、挑戦する勇気が必要なときもある。
楽な方ばかりを選んでいては、本当に大切なものにたどり着けない。
そんな、人生の指針にもなりそうな言葉ですね。
いちばんいけないのは 自分なんかだめだと思いこむことだよ(のび太)
このセリフは、なんとドラえもんが恋に悩んで落ち込んでいる時に、のび太が言った言葉なんです。
いつもは弱気で頼りないのび太が、ドラえもんに対してこんなにも力強く励ましているのが印象的です。
もちろん、ちょっとギャグっぽく「お前が言うな!」というツッコミも入れたくなりますが(笑)、それでもこの言葉には真理がありますよね。
自分で自分をダメだと決めつけてしまうことが、一番よくないことなんだよ、と教えてくれる名言です。
普段はのび太の方が励まされているけど、たまにはこんなふうに頼れることもあるんですね。
けっきょく 親だって 人間だもんな(のび太)
このセリフは、のび太たちが親同士を交換してみるというちょっと変わったお話の中で出てきます。
「他の家の親のほうが良さそう」と思って、親を入れ替えてみたのですが、結局どこもうまくいかず、のび太がつぶやいたのがこの言葉です。
「親って完璧じゃないよなぁ」というちょっと大人びた気づきが、すごくしみますよね。
親も完璧じゃない、間違いもするし、感情もある、そういう人間なんだという、温かくもリアルな一言です。
子ども時代にはなかなか気づかないけど、大人になってから思い返すと「あの時ののび太、すごくいいこと言ってたな」って感じる人も多いんじゃないでしょうか。
かったよ ぼく みたろ ドラえもん かったんだよ ぼくひとりで もう安心して帰れるだろ ドラえもん(のび太)
このセリフは、ドラえもんが未来に帰らなければならなくなった時、のび太が一人でジャイアンに立ち向かい、喧嘩に勝ったあとに言ったものです。
いつもは逃げ腰で、頼りなさの塊のようなのび太が、自分の力で勝ち取った小さな勝利。
それは、ドラえもんに「もう大丈夫だよ」と安心させたかった気持ちの表れでもあるんですね。
この一言に込められているのは、のび太なりの“成長した姿を見せたい”という優しさと勇気です。
読んでいるこちらまで涙が出そうになる、感動的な名場面です。
うれしくない これからまた ずうっとドラえもんといっしょにくらさない(のび太)
このセリフは、ドラえもんが未来に帰ってしまい、のび太がひとり寂しさに耐えながら日々を送る中で生まれた名シーンのひとつです。
最終的にのび太は「ウソ800」という道具を使い、「ドラえもんはもう帰ってこない」と言ったことで、その“嘘”が現実となり、ドラえもんが戻ってきてくれたんですね。
そして再会したときの喜びを、言葉では逆のことを言いながらも、涙であらわすのび太の姿が本当に泣けます。
「うれしくない」と言いながらも、その目には喜びの涙。
口では否定していても、心から大好きなドラえもんが戻ってきてくれて、嬉しくてたまらないという想いが伝わってくる名言です。
人間の値うちは テストの点数だけできまるものじゃないのよ(しずかちゃん)
しずかちゃんのこの一言は、本当に心温まる名言ですよね。
のび太がめずらしく100点を取ったのに、誰にも信じてもらえず、しずかちゃんにもその事実が伝わらなかったエピソードでの台詞です。
でもしずかちゃんは、のび太の点数を信じるとか信じないとかではなく、「あなたは中身が素敵だからそれでいい」と伝えてくれるんですね。
この言葉には、表面だけを見て判断しない、しずかちゃんの優しさと人間を見る目が表れています。
どんなに成績が悪くても、人として優しい心を持っていればそれだけで価値があると教えてくれる、素敵な一言です。
友だちに助けを求められて 知らん顔していられるか!!(ジャイアン)
こちらは、普段ガキ大将としてのび太たちを困らせるジャイアンの、意外な一面が見える名言です。
劇場版『アニマル惑星』でも使われたこのセリフ、実はとっても熱い友情の表れなんですよね。
普段は乱暴で怖がられがちなジャイアンですが、いざという時には誰よりも勇気を出して仲間を守ろうとする。
そんなギャップに心打たれた方も多いのではないでしょうか。
こういうところがあるから、ジャイアンってなんだかんだ憎めない存在なんですよね。
友情や仲間を大切にする気持ち、いつまでも大事にしたいなと思わせてくれる一言です。
どっちも 自分が正しいと思ってるよ 戦争なんてそんなもんだよ(ドラえもん)
このセリフは、のび太が自分の先祖を助けるために戦争の時代に行こうとした時、ドラえもんが言った言葉です。
戦争を描いた話の中でも、この台詞はとても重く、そして深い意味を持っています。
「どちらが悪でどちらが正義か」という単純な話ではなく、それぞれが「自分が正しい」と信じてぶつかり合ってしまう。
それが戦争なんだという、どこかやりきれない現実を突きつけてくる一言です。
子どもの心にも届くし、大人が読むとさらに深く考えさせられるセリフですね。
ドラえもんという作品の、ただのギャグ漫画にとどまらない奥深さが感じられます。
のび太くんを選んだきみの判断は正しかったと思うよ(しずかちゃんのパパ)
このセリフは、しずかちゃんがのび太との結婚を決めたときに、しずかちゃんのパパが優しく語りかけた一言です。
成績もパッとしないし、運動もダメダメなイメージのあるのび太ですが、しずかちゃんのパパは彼の「人のしあわせを心から願い、他人の悲しみに共感できる心」を見て、彼を認めてくれていたんですね。
こういう言葉を娘の選んだ相手に伝えられるお父さんって、本当に素敵だなと思います。
のび太の良さは、決して派手じゃないけれど、誰かの幸せを願う「優しさ」という一番大事なものなんだと、改めて気づかされます。
すぐぼくのポケットをあてにする 自分の力だけでやってみようと思わないの?だから だめなんだ(ドラえもん)
このセリフは、野球の試合で負けて落ち込んだのび太が、いつものようにひみつ道具をねだる場面で登場します。
普段なら甘やかしてくれるドラえもんが、この時ばかりはビシッと厳しく叱るんですね。
「自分の力でやろうとしないからダメなんだ」――これ、実はとても本質的なことを言っています。
道具で簡単に何とかしようとするのび太に、自分自身の努力で乗り越える大切さを教えてくれるセリフです。
甘えたくなる気持ちもわかるけど、まずは一歩踏み出してみようって、勇気をもらえますね。
男だろ 負けてもいいから戦うぐらいの勇気をもて(ドラえもん)
ジャイアンにいじめられて、ついに「謝って終わりにしようかな」と弱音を吐いたのび太に対して、ドラえもんが放ったこの一言。
かっこつけるわけでもなく、ただ「負けてもいいから立ち向かえ」と言う姿が、本当に頼もしいんですよね。
これは「強くなれ」という意味だけではなく、「自分の気持ちをちゃんと表す勇気を持とう」という応援でもあります。
勇気って、勝つためだけのものじゃない。
自分の弱さと向き合いながらも、前に出る力なんだということを、この言葉が教えてくれています。
毎日の小さな努力のつみ重ねが 歴史を作っていくんだよ(ドラえもん)
このセリフは、のび太が料理で出木杉くんに勝ちたいと思ったとき、ドラえもんが優しくかけた言葉です。
ひみつ道具を使うこともできたけれど、ドラえもんはあえて「地道な努力こそが本当の力になる」と伝えました。
毎日コツコツ続けることって、すごく地味で、結果もすぐに出ないから途中で諦めたくなりますよね。
でも、この言葉を聞くと「積み重ねたものがやがて大きな力になるんだ」と思えるようになります。
焦らず、比べず、自分のペースで努力することの大切さを感じる名言です。
なやんでるひまに ひとつでもやりなよ
のび太が宿題に、おつかいに、庭の草むしりに…とやることがいっぱいで頭をかかえていたとき、ドラえもんが言ったシンプルだけどズバッと刺さる一言です。
やらなきゃいけないことが多すぎて、何から手をつければいいのか分からず、ただ悩んでばかりになってしまうことってありますよね。
でも、考え込んでいるだけでは何も進まない。
そんなときにこの言葉を思い出すと、気持ちがスッと軽くなって、まず一つやってみようかなって思えます。
悩む時間があるなら、動いた方がスッキリする。
そんな日常にすぐ活かせる名言です。
だれが のびちゃんのいうこと うたがうものですか(のび太のおばあちゃん)
このセリフは、未来から過去へと戻ったのび太が、まだ生きているおばあちゃんに会いに行くシーンでのものです。
感極まったのび太が「自分は未来から来たんだ」と打ち明けたとき、おばあちゃんは驚くどころか、まったく疑わずに「のびちゃんの言うことを、疑う人なんていないよ」と言ってくれるんです。
無条件の信頼と愛情が、たった一言にぎゅっと詰まっていて、涙なしでは見られない場面ですね。
信じてくれる人がいるって、こんなにも心強いんだなぁとしみじみ感じさせてくれる名言です。
のんびり行こうよ 人生は(のび太)
このセリフは、のび太らしいゆるっとした名言ですが、その裏にはとっても深い意味があると思います。
ドラえもんが出した「クイック」という道具で、気持ちや行動が早くなってしまい、焦ってイライラするドラえもんを見て、のび太がふと口にするんですね。
普段はのんびり屋で「やる気あるの?」なんて言われがちなのび太ですが、この一言には「焦らなくていい、自分のペースで生きればいいんだよ」という優しさが込められています。
現代の忙しい毎日にこそ響く、ゆるくてあたたかいセリフですね。
にこにこしてるんだよ いつも楽しそうに そしたらほんとに幸せになれる(ドラえもん)
ドラえもんが元気のないのび太を励ましたときの一言です。
このセリフ、まさに「笑う門には福来る」をそのまま言い換えたような感じですね。
つらいことや落ち込むことがあっても、まずは笑顔でいることが大切、そうすれば自然と楽しいことが集まってくるよ、というメッセージが感じられます。
表情ひとつで気持ちも周りの雰囲気も変わるって、よく言われますが、それをやさしく伝えてくれるこの言葉、すごくいいなと思いました。
ちょっと落ち込みがちなときに、思い出したい名言です。
あったかいふとんで ぐっすりねる!こんな楽しいことがあるか(のび太)
のび太といえば、すぐ寝る、どこでも寝る!で有名ですよね。
このセリフは、まさにそんなのび太の“眠り愛”があふれている一言です。
派手な楽しみや贅沢な幸せじゃなくても、「あったかい布団でぐっすり眠る」ことが、こんなに楽しい、幸せなことなんだって、素直に感じられるのび太の感性が素敵だなと思います。
子どもも大人も「わかる~!」って共感しちゃう、なんだかホッとする名言ですね。
忙しい日々のなかで、こういう小さな幸せをちゃんと感じていきたいなと思わせてくれます。
さらばのび太 きみとの楽しかった思い出をぼくはわすれない いつまでもいつまでも……(ドラえもん)
これは、のび太が「すて犬ダンゴ」という道具を食べてしまい、二度と会えなくなるかもしれないとドラえもんが思い込んでしまったときのセリフです。
今生の別れかもしれないと覚悟して、のび太に伝えるこの言葉には、ドラえもんの深い愛情と絆が感じられます。
今まで一緒に過ごしてきた日々がどれだけかけがえのないものだったのか、ドラえもんの言葉からしっかり伝わってきますよね。
読んでいる側も胸がギュッとなって、「友情って、こんなにも温かいんだな」と改めて思える名シーンです。
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ドラえもんとは?
ドラえもんは、藤子・F・不二雄によって生み出された、日本を代表する国民的な漫画作品です。
1970年に連載が始まり、藤子・F・不二雄が亡くなるまで28年間描き続けられました。
その後も他の作家によって作品が受け継がれ、連載からはじまってすでに55年以上の歴史を持っています。
2023年にはアニメ化から50周年、2024年にはテレビ朝日によるアニメ放送が45周年を迎えるなど、長年にわたり多くの人々に愛され続けているんですね。
物語は、勉強も運動も苦手で、ちょっとドジなのび太という小学生のもとに、未来からやってきたネコ型ロボットのドラえもんがやってくるところから始まります。
ドラえもんは、のび太の未来がとても悲惨なものになるということで、のび太の子孫であるセワシから送り込まれたんです。
最初は戸惑うのび太ですが、ドラえもんが持っている不思議なひみつ道具を知り、次第に彼を信頼していくようになります。
そして、2人は同じ屋根の下で暮らし始めることになるんですね。
お話の多くは、のび太が起こしてしまったトラブルや、まわりで起こる出来事に対して、ドラえもんがひみつ道具を使って解決していくという展開になっています。
ただ、それだけじゃなくて、環境問題や友情、社会へのメッセージが込められていたり、大人でも「なるほどなあ」と思えるような深いテーマが含まれていることも多いです。
そんなところも、ドラえもんが長年にわたって人気を保ち続けている理由のひとつなんじゃないかと思います。
実はこの作品、「教育的な漫画」として見られることもあるんですが、原作者の藤子・F・不二雄は「ドラえもんはギャグ漫画です」とはっきり言っています。
のび太が失敗しても、すぐにドラえもんに助けを求めるという構図に対して「教育に良くない」という声もあるんですが、それは「教育漫画だ」と誤解してしまったからこその意見なのかもしれません。
藤子・F・不二雄本人も、「のび太は読者が目指す理想像じゃない」と話していて、あくまで楽しく読んで笑ってもらうためのキャラクターなんですね。
それでも、作品の中にはのび太が少しずつ成長する様子を描いたエピソードもあり、感動的なストーリーも少なくありません。
でも、基本的にはひみつ道具の面白さや、それにまつわるドタバタ劇が中心になっていて、だからこそ多くの世代にとって親しみやすい存在になっているのだと思います。
「これは描けない」と手塚治虫が言ったという逸話もあるほど、ドラえもんという作品はシンプルでありながら、とても完成度の高いものなんですね。
今でも世界中のファンがイラストを投稿したり、ネットでネタとして扱ったりと、さまざまな形で楽しまれています。
それだけ、ドラえもんが日常に溶け込んでいる存在だということなんでしょうね。
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