この記事では「ワンピース」の人気キャラ「エネル」についての名言や名セリフを取り上げています。
かっこいい名言や印象的な名セリフ、使える名言などを掲載しているので、ぜひ最後まで読んでください。
ワンピースのエネルの名言・名セリフまとめ
ワンピースのエネルの名言・名セリフを21個紹介していきます。
- 我が神なり
- おれは”雷”だ どうあがけば”人間”が”雷”に勝てるというのだ
- 人は古来より理解できぬ恐怖を全て”神”とおきかえ恐さから逃げてきた もはや勝てぬと全人類が諦めた”天災”そのものが私なのだ
- 私を呼んだか
- 不届き
- おれは打算的な女が嫌いでね
- 全てをあるべき姿に還すのだ!!!それが神である私の務め!!!
- 見ればわかる
- 死は最大の”恐怖”!!!
- 人は”神”を恐れるのではない ”恐怖”こそが”神”なのだ
- ”神の裁き(エル・トール)”!!!!
- シビレさせるだけが雷ではない 効かんとわかればそれなりの戦い方がある
- ”MAX2億V放電(マックスにおくボルトヴァーリー)”!!!
- 始めようじゃあないか “万雷(ママラガン)”!!!!
- ”雷迎”!!!!
- さァ行こう”マクシム”…”限りない大地(フェアリーヴァース)”へ!!!!
- もうわかっただろう? おれは”雷”だ どうあがけば”人間”が”雷”に勝てるというのだ
- 煮るなり焼くなり好きにしてみろ ”神”の存在を お前は知るだろう
- 女とて”戦士” 挑んで来る子羊を私は差別しない
- ガン・フォール この世に ”神”はいる・・・ 私だ
- 空に根づくこの国そのものが!!!土台 不自然な存在なのだ!!!!土には土の!!人には人の!!神には神の!!還るべき場所がある!!!!
この中からいくつかをピックアップして詳しく紹介していきます。
我が神なり
このセリフは、エネルが自らを「神」と称する際によく口にするものです。
彼はスカイピアの唯一神として君臨し、圧倒的な力を持つことから、自分こそが絶対的な存在であると信じています。
普通のキャラクターが「俺が最強だ」と言うような場面でも、エネルは「我が神なり」と言うことで、ただの強者ではなく、すべてを支配する存在だと強調しているのです。
しかし、彼のこの発言には「本当に神なのか?」という疑問も残ります。
確かにエネルは雷を操る恐ろしい力を持っていますが、実際には神ではなく、一人の人間にすぎません。
ルフィとの戦いでは、彼の能力がゴムに無効化されるという意外な展開がありました。
このことから、「どんなに強くても、万能ではない」というメッセージを感じることもできます。
エネルのこのセリフは、彼のプライドの高さを象徴するものであり、同時に彼の弱点を際立たせるものでもあります。
人は”神”を恐れるのではない ”恐怖”こそが”神”なのだ
このセリフは、エネルの価値観をよく表しています。
彼は「神」として恐れられていますが、実際には「神という存在そのものを恐れるわけではなく、恐怖という感情こそが支配の本質なのだ」と言いたいのでしょう。
つまり、強大な力を持つ者は、人々に畏敬の念を抱かせるのではなく、圧倒的な恐怖を植え付けることで支配できる、という考え方です。
このセリフの背景には、エネルがスカイピアの住民を力で支配していたことが関係しています。
彼は雷の力を使って逆らう者を容赦なく処刑し、恐怖によって人々を従わせていました。
これは現実世界でも権力を持つ者が恐怖を利用して支配することがある、という社会的なテーマにもつながる部分があります。
しかし、最終的にエネルはルフィに敗北します。
これは、「恐怖による支配は決して絶対ではない」ということを示しているとも言えるでしょう。
ワンピースでは「自由」や「仲間との絆」がテーマになっていますが、エネルのこの考え方は、それとは真逆の思想であるとも言えます。
シビレさせるだけが雷ではない 効かんとわかればそれなりの戦い方がある
このセリフは、エネルがルフィのゴムの能力を知った後に言ったものです。
雷の力が通じないとわかったとき、エネルはただ驚くだけでなく、すぐに別の戦い方を考えました。
これは、彼が単なる力任せの敵ではなく、知性も備えた戦闘の達人であることを示しています。
普通の敵なら「雷が効かない=負け」と思ってしまいそうですが、エネルは違います。
「じゃあ別の方法で攻めればいい」とすぐに切り替えたのです。
この柔軟な対応力は、彼がただの傲慢なキャラクターではなく、実はかなり頭の回転が速いことを表しています。
また、このセリフは、戦いだけでなく人生全般にも応用できる考え方です。
何かが通じなかったときに「もうダメだ」と諦めるのではなく、「じゃあ別のやり方を試そう」と考えることが大事だ、というメッセージにも感じられます。
エネルの言葉は、傲慢に聞こえることが多いですが、このセリフに関しては実用的で、意外と学べる部分があるかもしれません。
不届き
このシーンは、エネルがゾロ、ワイパー、ガンフォール、ロビンと対峙した際に生まれたものです。
エネルが「誰が消えるか?」と問いかけたところ、全員が迷いなく「お前が消えろ」と言い放ちました。
普通なら、この状況に驚いたり怒ったりするところですが、エネルは違いました。
彼は刃を向けられても動じることなく、一言「不届き」と呟き、不敵な笑みを浮かべます。
この「不届き」という言葉には、「神である自分に逆らうとは身の程知らずだ」という意味が込められています。
エネルにとって、自分は絶対的な存在であり、誰かに否定されること自体があり得ないことなのです。
だからこそ、この発言には怒りだけでなく、呆れや軽蔑のニュアンスも含まれています。
この場面は、エネルの圧倒的な自信と支配者としてのプライドを象徴するシーンの一つです。
しかし、実際には彼の支配を認める者は少なく、ルフィたちのように彼の「神」という立場を全く気にしない者もいます。
そのため、この「不届き」という言葉は、エネルの孤独さや、彼の思想がどれほどズレているかを強調するものにもなっています。
空に根づくこの国そのものが!!!土台 不自然な存在なのだ!!!!土には土の!!人には人の!!神には神の!!還るべき場所がある!!!!
このセリフは、エネルがサバイバルで生き残ったワイパーたちに対して、自分の考えをぶつけた場面で発せられたものです。
エネルは「空島そのものが本来あるべきではない不自然な存在であり、それぞれの存在には適した場所がある」という考えを持っていました。
つまり、「空に人が住むのは間違っている」「人は地上にいるべきであり、神は神の場所に帰るべきだ」と主張しているのです。
この考え方をもとに、エネルは自分が目指す「限りない大地」(月)へと旅立ち、空島に住む人々を青海(地上)へと追い落とそうとしました。
彼にとっては、それが「正しい秩序」だったのです。
しかし、これは空島の人々にとっては単なる暴論であり、エネルの一方的な価値観にすぎません。
このセリフが強く印象に残るのは、彼の信念がただの破壊衝動ではなく、一種の理屈を持っていたからです。
単なる「支配のための暴力」ではなく、「あるべき秩序を取り戻す」という意識があったため、彼の言葉には説得力があるように聞こえます。
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ワンピースのエネルとは?
ワンピースに登場するエネルは、「空島編」のラスボスとして知られる強敵です。
彼は、偉大なる航路の空に浮かぶ国「スカイピア」で唯一神(国王)を名乗る男で、雷を自在に操る「ゴロゴロの実」の能力者でもあります。
この能力により、雷を落とすだけでなく、自分自身を電気に変えることもできるという驚異的な力を持っています。
エネルの性格は、とても傲慢で自信家。
自らを神と称し、他の人間を見下しています。
気に入らない相手をためらいなく排除する冷酷さもありますが、その一方で、自分に従う者には意外と寛大な一面も見せます。
例えば、ナミが彼の計画に協力する姿勢を見せたときは、危害を加えずに同行を許しました。
こうした行動から、エネルは気まぐれで、自分の楽しみを優先する性格とも言えます。
また、エネルは単なる力自慢ではなく、頭の回転も速い人物です。
例えば、ルフィがゴムの能力者で電撃が効かないと知ると、すぐに別の攻撃手段を考え出しました。
さらに、方舟マクシムという巨大な空飛ぶ船を作り上げるほどの知識と技術力も持っています。
彼は、この船を使ってスカイピア全土を消し去り、「限りない大地」と呼ばれる場所へ移り住むことを計画していました。
しかし、ルフィたちの活躍によって計画は阻止され、最終的にエネルはルフィとの戦いに敗北します。
ルフィの「ゴムゴムの黄金回転弾」によって倒され、マクシムとともに海雲へ落ちていったのです。
ですが、エネルはそれで終わりませんでした。
なんと、その後すぐに意識を取り戻し、マクシムを再起動させ、一人で月へと旅立っていったのです。
エネルは、強大な力と知性を兼ね備えたキャラクターでありながら、その傲慢さが敗因となった人物です。
彼の壮大な計画や独特な価値観、そして神のように振る舞う態度は、多くのファンの印象に残るものとなっています。