この記事では「ジョジョ」の人気キャラ「エンリコ・プッチ神父」についての名言や名セリフを取り上げています。
かっこいい名言や印象的な名セリフ、使える名言などを掲載しているので、ぜひ最後まで読んでください。
- ジョジョのエンリコ・プッチ神父の名言・名セリフまとめ
- 落ち着くんだ…『素数』を数えて落ち着くんだ…『素数』は1と自分の数でしか割ることのできない孤独な数字…… わたしに勇気を与えてくれる
- 人が敗北する原因は…『恥』のためだ 人は『恥』のために死ぬ あのときああすれば良かったとか なぜ自分はあんな事をしてしまったのかと後悔する 『恥』のために人は弱り果て敗北していく
- 人に親切にするのは 自分も親切にしてもらうためであり 無償の愛というものはない 無償の愛とは…天国へ行くための「見返り」だからだ
- 『なるようにしかならない』という力には無理に逆らったりするな……『天国へ行く』という事はそれさえも味方にするという事だからだ
- ウェザー おまえには消えてもらう すべての記憶とともに おまえは邪悪な人間だ…思い出のない人間は死人と同じだ
- ジョジョのエンリコ・プッチ神父とは?
ジョジョのエンリコ・プッチ神父の名言・名セリフまとめ
ジョジョのエンリコ・プッチ神父の名言・名セリフを37個紹介していきます。
- おまえごときうすっぺらな藁の家が深遠なる目的のわたしとDIOの砦に踏み込んで来るんじゃあないッ!
- 「覚悟した者」は「幸福」であるッ!
- 並んでる間のヒマつぶしなら他でやれ… 私は15分程度 急ぐためにここに来たのではないんだからな
- 『覚悟こそ幸福』という事を思い出してくれッ!
- 人が敗北する原因は…『恥』のためだ 人は『恥』のために死ぬ あのときああすれば良かったとか なぜ自分はあんな事をしてしまったのかと後悔する 『恥』のために人は弱り果て敗北していく
- 人に親切にするのは 自分も親切にしてもらうためであり 無償の愛というものはない 無償の愛とは…天国へ行くための「見返り」だからだ
- ち…違う…… 凄みだ… こ……こいつ凄みで! わたしの攻撃を探知したんだ…
- どこへ行かれるのですか?(ドミネ・クオ・ヴァディス) おまえは「磔刑」だーーーーッ!!
- 落ち着くんだ…『素数』を数えて落ち着くんだ…『素数』は1と自分の数でしか割ることのできない孤独な数字…… わたしに勇気を与えてくれる
- おまえはわたしにとって 釈迦の手のひらを飛び回る孫悟空ですらない
- 承太郎は短命だったな
- 最初にキノコを食べた者を尊敬する…… 毒かもしれないのにな…… ただの幸運なバカがたまたま食べたら大丈夫だったのか…………? それとも………飢えで追いつめられた必死さが切り開いた発見なのか?
- 『死んだ犯罪者の霊魂が あの世への道づれが欲しくて カエルの姿となって戻ってくる』そんな昔の伝承が東洋にあると聞いたが まさにそれだな…このオゾましさは…
- 完成だッ!重力のパワーがッ! この体を貫いて来るぅぅッ!
- ぼくは自分を成長させてくれる人間が好きだ 君は王の中の王だ
- 「無敵さ」……わたしが新月を前に得たものは「無敵さ」なのか?だが あくまでわたしの求めるものは 「強さ」ではなく 全ての人間が到達すべき「幸福」だという事を心に戒めておこう
- 「天国の時」はついに来た…
- 人はその生涯で何人の人に出会うのだろう……?その生き方に影響を与える人というのであるなら その数は少ないに違いない
- もう誰も追いつけない 追いつけない… 追いつけぬぁい! 追いつけぬぁあ~~い
- 神を愛するように 君のことを愛している
- 一瞬考えたなッ!! その『差』が命とりだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
- これを心理学でサブリミナル(潜在意識)効果という 本能レベルの物事は 直接目撃させられるよりも 巨大な効果となって人間の行動を支配する
- 子供が遊びで話す 『スタローンとジャン・クロード・バンダムはどっちが強い?』 そのレベルでいいよ
- なんの話だっけ? ああそうだ… 人と動物の違いだった… それは「天国へ行きたい」と思う事だよ
- 悪い出来事の未来も知る事は『絶望』と思うだろうが 逆だッ!明日『死ぬ』と分かっていても『覚悟』があるから幸福なんだ!『覚悟』は『絶望』を吹き飛ばすからだッ!
- おまえたちには計り知れない事だろうが 最後にひとつ言っておく 『時は加速』する
- 神の御命においてしりぞけるッ!おまえの行動は エンポリオ…自分の悲鳴をさらに 地獄のラッパにするだけの事だった!!
- 決着はつけるッ!『因果』を未来へ持って行く事は出来ないッ!
- この夜空にさっき流れ星を見た……「3つ」だった 3つ 確かに3つ流れたんだ
- これは… わたしの都合のいい命乞いなんかではない
- このフレームに突っ込ませられて!意味がわかったッ!
- わたしの能力は……完成したようだ そしてこれは……おまえたちを 始末するための能力ではないし
- 『最強』になるための力でもない… この世の人類が真の幸福に導かれるための力なのだ
- 『時の加速』により 『加速』の行きつく究極の所!『宇宙』は一巡したッ! 『新しい世界』だッ!
- 人類は一つの終点に到着し『夜明け』を迎えたのだッ!
- 我が大いなる目的の前でエンポリオ! 崩れ落ちる自分の貧弱さを思い知れェエーッ
- 人間の幸福において『克服』しなければならないのは『運命』だ…
- 呪われるべきはこのわたしだッ!
- やめろォオオオオ 知った風な口をきいてんじゃあないぞオオオオ このちっぽけな小僧がああああああ
この中からいくつかをピックアップして詳しく紹介していきます。
落ち着くんだ…『素数』を数えて落ち着くんだ…『素数』は1と自分の数でしか割ることのできない孤独な数字…… わたしに勇気を与えてくれる
プッチ神父が危機的な状況に陥ったときに発した言葉です。
刑務所の中庭で起こった混乱の中、彼は焦りを鎮めるために「素数」を数えます。
素数とは、1と自分自身以外で割ることができない特別な数のことで、プッチはこれを「孤独な数字」と表現しました。
この言葉は、彼の内面を象徴していると言えます。
プッチ神父は、DIOの理想を実現するために孤独な道を歩むことを選びました。
そのため、孤立しながらも自分の信念を貫く彼の生き方と、素数の性質が重なるのです。
彼にとって素数を数えることは、自分を奮い立たせ、冷静さを保つための儀式のようなものだったのでしょう。
人が敗北する原因は…『恥』のためだ 人は『恥』のために死ぬ あのときああすれば良かったとか なぜ自分はあんな事をしてしまったのかと後悔する 『恥』のために人は弱り果て敗北していく
この言葉は、プッチ神父の哲学を端的に表しています。
彼は「恥」を抱えることこそが、人を弱らせ、最終的に敗北へと導く原因だと考えています。
つまり、人が「過去の選択を後悔すること」によって、精神的に消耗し、立ち直れなくなるということです。
この考え方は、一見すると冷酷にも思えますが、ある意味では的を射た言葉でもあります。
過去の失敗を悔やみ続けることで前に進めなくなる人は多くいます。
しかし、だからといって恥を完全に否定することが正しいのかどうかは議論の余地があります。
人は過去の失敗を糧に成長することもできますから、プッチ神父の考え方には極端な部分もあると言えるでしょう。
人に親切にするのは 自分も親切にしてもらうためであり 無償の愛というものはない 無償の愛とは…天国へ行くための「見返り」だからだ
この言葉は、人間の「善意」に対するプッチ神父の独特な視点を示しています。
彼は、人が親切にする理由は、結局のところ自分にとっての利益を得るためだと考えています。
つまり、「無償の愛」は本当の無償ではなく、「見返りを期待したもの」であると断言しているのです。
この考え方は、人によって受け止め方が大きく変わるでしょう。
「見返りを求めるからこそ人は善行を積む」という考え方は合理的ですが、「純粋な善意は存在しない」と言われると、少し寂しく感じるかもしれません。
しかし、プッチ神父の目的は「天国へ行くこと」であり、その視点から考えると、この言葉は彼の信念に基づいたものなのです。
『なるようにしかならない』という力には無理に逆らったりするな……『天国へ行く』という事はそれさえも味方にするという事だからだ
この言葉は、プッチ神父の「運命」に対する考え方をよく表しています。
彼は、運命は絶対であり、人はそれに抗うべきではないと考えています。
むしろ、その運命を受け入れ、利用することで、自分の目的を果たすべきだというのが彼の信念なのです。
彼にとって「天国へ行くこと」とは、運命すらも味方につけることを意味しています。
つまり、運命に逆らうのではなく、それを利用して自分の望む未来へと進むことが大切だと考えているのです。
この言葉は一見すると悟りの境地のようにも聞こえますが、実際にはプッチ神父が運命をコントロールしようとする野心を持っていることの表れでもあります。
ウェザー おまえには消えてもらう すべての記憶とともに おまえは邪悪な人間だ…思い出のない人間は死人と同じだ
この言葉は、プッチ神父が実の弟であるウェザー・リポートに向けて言ったものです。
彼らは兄弟でありながら、その関係は非常に悲劇的なものでした。
ウェザーと妹ペルラの悲しい運命を知ったプッチ神父は、ウェザーの記憶を奪い、彼を別人に変えてしまいます。
「思い出のない人間は死人と同じ」という言葉は非常に残酷ですが、ある意味で真理でもあります。
人は過去の記憶によって形作られ、それが自分自身のアイデンティティを決定します。
記憶を奪われたウェザーは、もはや「自分」という存在を失ったも同然であり、彼が歩んできた人生を全否定されてしまったのです。
しかし、これはプッチ神父が本当にウェザーを「邪悪」だと考えていたわけではなく、彼の存在そのものが自分の計画にとって障害だったからこそ、記憶を奪うという非情な決断を下したのではないでしょうか。
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ジョジョのエンリコ・プッチ神父とは?
エンリコ・プッチ神父は、『ジョジョの奇妙な冒険』第6部「ストーンオーシャン」に登場するキャラクターです。
彼はG.D.st刑務所で教戒師として働く聖職者で、一見すると穏やかで落ち着いた性格をしています。
しかし、その正体はジョースター家の宿敵DIOの親友であり、本作のラスボスでもあります。
プッチはDIOと出会ったことで人生が大きく変わりました。
彼は修行時代(10代の頃)にDIOと知り合い、彼をかくまったお礼として、先天的に変形していた足の指を治してもらいました。
この出来事がきっかけで、DIOと深い絆を結び、彼の教えに大きく影響を受けるようになります。
そして、DIOが残した「天国へ行く方法」を実現しようと決意するのです。
彼の目的は、世界を「完璧な幸福」に導くことでした。
彼は「運命」に強くこだわり、人々の出会いや出来事はすべて運命によって決まっていると考えていました。
そのため、人々を本当の幸福に導くためには、自らが運命を操作する必要があると信じ、DIOの意志を継ぐことを決意します。
プッチのスタンド能力は非常に強力です。
最初は「ホワイトスネイク」という能力を持ち、他人の記憶やスタンド能力をDISC化して奪い取ることができました。
その後、彼の計画が進むにつれ、スタンドは進化し、「C-MOON」となり重力を操れるようになります。
そして最終的には「メイド・イン・ヘブン」となり、時間を加速させる力を手に入れます。
彼の計画は順調に進み、ついには世界を「天国」に導こうとします。
しかし、彼の行動は冷酷であり、目的のためならば他人を犠牲にすることをいといませんでした。
その結果、彼は多くの敵を作り、最終的には承太郎の娘・徐倫や仲間たちとの戦いに敗れてしまいます。
彼が最期に敗北した理由は、運命を操ろうとしたにもかかわらず、自分の運命を受け入れる覚悟が足りなかったことです。
エンポリオという少年を排除しようとしたことで、逆に自らの運命を狂わせてしまい、結果として彼の「天国」は崩壊しました。
もし彼が最後まで覚悟を決めていれば、結果は違ったのかもしれません。
プッチ神父は、過去のジョジョシリーズの敵とは異なり、単なる野心家ではありませんでした。
彼は「世界をより良い場所にしたい」と本気で考えており、そのために行動していました。
しかし、その方法があまりにも過激であり、多くの人々の犠牲の上に成り立っていたため、彼は「最もドス黒い悪」と呼ばれることになりました。
彼の物語は、ただの悪役の話ではなく、「善意が暴走した結果、恐ろしいことになる」というテーマを含んでいます。
彼がもし違う形でDIOと出会っていれば、または別の道を選んでいれば、違う人生を歩んでいたかもしれません。
しかし、彼は運命に導かれるままに行動し、最終的には破滅してしまいました。
エンリコ・プッチは、ジョジョシリーズの中でも非常に印象的な敵キャラクターです。
彼の信念や行動には一理ある部分もありますが、そのやり方があまりにも極端だったため、最後には敗北してしまったのです。