この記事では「ワンピース」の人気キャラ「モンキー・D・ガープ」についての名言や名セリフを取り上げています。
かっこいい名言や印象的な名セリフ、使える名言などを掲載しているので、ぜひ最後まで読んでください。
ワンピースのモンキー・D・ガープの名言・名セリフまとめ
ワンピースのモンキー・D・ガープの名言・名セリフを12個紹介していきます。
- 自由にやるにはこれ以上の地位はいらん
- サカズキを…殺してしまう!!!
- ここを通りたくばわしを殺してでも通れ!!!
- なぜわしの言う通りに生きなんだ!!!
- 悪党に同情はねェが…家族は違う…!!!わしゃあどうすりゃええんじゃい……!!!
- じゃ 今のナシ
- 愛ある拳は 防ぐ術なし!!
- コビーは海軍の「未来」!!!そしてわしの愛弟子じゃあ!!!
- わっはっは こんな老いぼれの命一つで責任がとれる程 もう事態は小そうないわい ぶわっはっはっはっはっは!!!
- お前はわしの孫なので!!!この島で捕らえるのはやめた!!!と軍にはうまく言い訳しておくので安心して滞在しろ
- 心配などムダじゃ!!復活すりゃ脅威じゃが 事件は必ずわしらの想像を超えてゆく
- なにが海賊王じゃあ!!!”悪魔の実”など食うた上にフザけた口をたたきおって!!ルフィ お前もエースも!!将来は最強の海兵になるんじゃ!!!
この中からいくつかをピックアップして詳しく紹介していきます。
ここを通りたくば わしを殺してでも通れ!!!
ここを通りたくば わしを殺してでも通れ!!!
第58巻571話 処刑台
頂上戦争のクライマックス、ルフィはついにエースの処刑台へと辿り着きました。
しかし、そこに立ちはだかったのは、まさかのガープ。
ルフィの祖父でありながら、彼は海軍の中将としての責務を果たすため、エースを救おうとするルフィの前に立ちはだかります。
このときのガープのセリフが、「ここを通りたくばわしを殺してでも通れ!!!」でした。
このセリフには、ガープの苦悩が詰まっています。
本心ではエースを救いたい、でも海軍の立場としてはそれを許してはいけない。
愛する孫と対峙しなければならないという、想像を絶する葛藤の中で、ガープはあえて立ちはだかります。
しかし最終的に、ルフィに殴られる瞬間、ガープはわざと拳を止めたのではないかとも考えられます。
ガープの覚悟と家族への愛が交差する、感動的な場面です。
悪党に同情はねェが…家族は違う…!!!わしゃあどうすりゃええんじゃい……!!!
悪党に同情はねェが…家族は違う…!!!わしゃあどうすりゃええんじゃい……!!!
第57巻556話 正義は勝つ
このセリフは、頂上戦争でエースの処刑が迫る中、センゴクに言い放ったものです。
ガープはもともと海軍として、海賊や犯罪者に対しては一切の同情を持たず、正義のために戦ってきました。
しかし、エースは幼いころから自分が育ててきた存在。
ガープにとっては、エースは単なる海賊ではなく、かけがえのない「家族」だったのです。
「わしゃあどうすりゃええんじゃい……!!!」と、これまでの人生でほとんど見せたことのない弱音を吐くガープ。
エースを救いたい、でもそれを許されない。
そんなジレンマに苦しむ彼の心情が、痛いほど伝わってくる名シーンです。
読者の中にも、このセリフに涙した人は多いのではないでしょうか?
なぜわしの言う通りに生きなんだ!!!
なぜわしの言う通りに生きなんだ!!!
第57巻556話 正義は勝つ
エースを助けることができない状況の中で、ガープがエースに向かって放った言葉です。
このセリフには、ガープの複雑な感情が込められています。
ガープはエースを、海軍として立派に育てるつもりでした。
しかし、エースは海賊の道を選び、その結果として処刑される運命を迎えてしまいます。
「もしエースが自分の言う通りに海軍になっていれば、こんなことにはならなかったのに…」という後悔と悲しみが、この言葉に詰まっているのです。
しかし、同時にエースはエースの人生を生きたとも言えます。
この言葉を聞いたエースはどんな気持ちだったのか…そう考えると、より深く胸に響く名言ですね。
サカズキを…殺してしまう!!!
サカズキを…殺してしまう!!!
第59巻574話 ポートガス・D・エース死す
エースが赤犬(サカズキ)に命を奪われた瞬間、ガープは怒りを抑えることができませんでした。
普段は豪快で冷静なガープですが、この時ばかりは感情をむき出しにし、「殺してしまう!!!」と本気でサカズキを殺そうとしました。
しかし、それを止めたのがセンゴク。センゴクはすぐにガープを押さえつけ、暴走を防ぎました。
それほどまでにガープの怒りは激しく、エースの死を受け入れられなかったのです。
この場面では、ガープがエースを本当の息子のように思っていたことがよくわかります。
どんなに立場上「海賊」としてのエースを見捨てるべきだと頭では理解していても、心ではそれを許せない。
そんなガープの悲しみと怒りが溢れた、胸を締めつけられる名シーンでした。
自由にやるにはこれ以上の地位はいらん
自由にやるにはこれ以上の地位はいらん
第0巻
ガープは海軍本部の中将という高い地位にありながら、大将への昇進を何度も断っています。
その理由が、このセリフに込められています。
「自由にやるにはこれ以上の地位はいらん」
つまり、ガープにとって大事なのは名誉や権力ではなく、自分の信じる「正義」を貫くことだったのです。
大将になれば、より厳格なルールに縛られ、自由に動けなくなってしまう。
そんな生き方は、ガープにとって窮屈でしかありませんでした。
このセリフには、ガープの自由奔放な性格と、彼なりの正義がしっかりと表れています。
普通の人なら昇進を喜ぶところですが、ガープは自分の信念を貫くためにそれを拒む
この潔さが、彼のかっこよさでもありますね。
じゃ 今のナシ
じゃ 今のナシ
第45巻 432話びっくり箱
エニエス・ロビー編の終盤で、ガープとルフィが久しぶりに再会するシーンがあります。
その時、ガープは突然「ルフィの父親は革命軍のドラゴンだ」という、とんでもない事実を明かしてしまいます。
それを聞いたルフィは「え? 誰?」と驚きますが、まわりにいたゾロやナミたちの方がもっと衝撃を受けていました。
しかし、ドラゴンの存在は当時ほとんど情報がなく、政府にとっては超極秘事項のはず。
それに気づいたガープは、あっさりと「じゃ 今のナシ」と発言を取り消そうとします。
この軽さが、まさにガープらしいですよね。
普通なら、とても重要な情報を漏らしてしまったら焦ったり取り繕ったりするものですが、ガープは「言ってしまったものはしょうがない」とでも言うようなノリで、しれっと取り消そうとしました。
この自由奔放でテキトーな感じは、まさにルフィとそっくりです。
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ワンピースのモンキー・D・ガープとは?
モンキー・D・ガープは、漫画『ワンピース』に登場する海軍本部の中将で、主人公ルフィの祖父でもあります。
彼はかつて「海賊王」ゴールド・ロジャーと激しい戦いを繰り広げ、その活躍から「海軍の英雄」と呼ばれるほどの伝説的な存在です。
さらに、革命軍のリーダーであるドラゴンの父親でもあり、家族全員がとても個性的な経歴を持っています。
ガープは自由奔放で豪快な性格をしており、孫のルフィ以上に「自由」を大切にする男です。
海軍の中では上の立場にいるにもかかわらず、堅苦しい態度は一切なく、部下たちからも親しまれています。
そのため、クールな雰囲気の多い海軍幹部とはひと味違った存在感を放っています。
若手時代のクザン(青キジ)もガープの影響を受けており、彼を恩人として尊敬し続けています。
かつてのガープは、何よりもゴールド・ロジャーを捕まえることに情熱を燃やしていました。
ロジャーが動くと、海軍の軍艦に乗り込み戦いに挑むほどでしたが、その勢いが強すぎて、軍艦が大破してしまうこともあったため、同期のつるにはよく止められていました。
ガープの信念は「人の未来を守る」こと。
彼は「おれの正義」という考えを持っており、どんな状況でも自分の信念を貫きます。
そのため、たとえ厳しい発言をして周囲に批判されても、決して撤回することはありません。
海賊に対しては厳しい姿勢を貫いていますが、ルフィやエースといった親族には甘い一面もあります。
特にルフィが活躍すると「さすがわしの孫じゃ!」と誇らしげに笑うことも。
しかし、マリンフォード頂上決戦では、孫であるエースの命が狙われる中で、海軍の立場と家族愛の狭間で苦しむことになります。
ルフィがエースを助けようとする場面では、自分の役目としてルフィの前に立ちはだかるものの、孫への愛ゆえに拳を止め、最終的には殴り飛ばされてしまいました。
その後、エースを殺そうとしたサカズキ(赤犬)に対して激怒し、本気で殺意を抱いたこともありましたが、センゴクに止められています。
豪快でありながら家族への深い愛情も持ち、海軍の中でも異彩を放つ存在のガープ。
彼の自由な生き様と強い信念は、多くの仲間や読者の心を惹きつける魅力的なキャラクターです。