この記事では「ハイキュー!!」の人気キャラ「日向翔陽」についての名言や名セリフを取り上げています。
かっこいい名言や印象的な名セリフ、使える名言などを掲載しているので、ぜひ最後まで読んでください。
- ハイキュー!!の日向翔陽の名言・名セリフまとめ
- おれが居ればお前は最強だ!!!
- “村人B”には“村人B”のカッコ良さがあんだよ!
- 何でだろ おれ あんまがっかりしてない
- 勝った…!次もまた…試合ができる…!コートに立っていられる 次も
- コンクリート出身 日向翔陽です あなたをブッ倒して全国へ行きます
- ポジション・ボール拾い!宜しくお願いしァス!
- 誰かがおれに名前をつけてくれるのなら おれは最強の囮がいい
- 探せ 探せ 考えろ いつもと同じ目線じゃ駄目だ いつもと同じ考え方じゃ駄目だ
- 負けたくないことに理由って要る?
- おれは 自分で戦える強さが欲しい!
- 強いって 自由だ
- なんで?速攻やるよ?
- 文句?なんで?次もくれ
- 全国の1番と2番 両方とも戦れるって事かぁ…!
- あんな風になりたいって思っちゃったんだよ だから不利とか不向きとか関係ないんだ
- 高さで劣るなら“1cm”を“1mm”を「1秒」速く頂(てっぺん)へ!!
- 強い奴が試合以外でどんななのか どうして強いのか知りたいです
- おれは強いセッターに跳ばしてもらうために強い場所まで行けるようになるんだ
- 向こうのが上手いなんてわかってんじゃん!だからどうしようかってハナシだろォ!
- “悔しかった”とか“楽しかった”とか「別に」以外のこと言わせるからな!!!
- できるようになるの 何回でも楽しいです
- 何百回の失敗の中の一回の成功がちょっとずつ楽しさに変わった
- ハイキュー!!の日向翔陽とは?
ハイキュー!!の日向翔陽の名言・名セリフまとめ
ハイキュー!!の日向翔陽の名言・名セリフを29個紹介していきます。
- 強い奴が試合以外でどんななのか どうして強いのか知りたいです
- できるようになるの 何回でも楽しいです
- 負けたくないことに理由って要る?
- 探せ 探せ 考えろ いつもと同じ目線じゃ駄目だ いつもと同じ考え方じゃ駄目だ
- 何百回の失敗の中の一回の成功がちょっとずつ楽しさに変わった
- おれは強いセッターに跳ばしてもらうために強い場所まで行けるようになるんだ
- 向こうのが上手いなんてわかってんじゃん!だからどうしようかってハナシだろォ!
- 高さで劣るなら“1cm”を“1mm”を「1秒」速く頂(てっぺん)へ!!
- あんな風になりたいって思っちゃったんだよ だから不利とか不向きとか関係ないんだ
- “悔しかった”とか“楽しかった”とか「別に」以外のこと言わせるからな!!!
- 強いって 自由だ
- 文句?なんで?次もくれ
- なんで?速攻やるよ?
- おれが居ればお前は最強だ!!!
- おれは 自分で戦える強さが欲しい!
- 全国の1番と2番 両方とも戦れるって事かぁ…!
- ポジション・ボール拾い!宜しくお願いしァス!
- コンクリート出身 日向翔陽です あなたをブッ倒して全国へ行きます
- 勝った…!次もまた…試合ができる…!コートに立っていられる 次も
- 何でだろ おれ あんまがっかりしてない
- “村人B”には“村人B”のカッコ良さがあんだよ!
- 誰かがおれに名前をつけてくれるのなら おれは最強の囮がいい
- 走れ!走れ!!跳べ!跳べ!!ここにいたければっ!
- 苦しい もう止まってしまいたい そう思った瞬間からの一歩
- 今までのぜんぶ…全部無駄だったみたいに言うな
- 中学のことなんざしらねぇ!俺にとっちゃどんなトスだってありがたあーいトスなんだ!俺はどこにだって飛ぶ 。どんな敵だって勝つ!だから俺にトスもってこい!
- 最初に通用した武器が最後まで通じるとは限らない 先へ行くんだ先へ行くんだ 追いつかれないのがおれの武器
- まだ負けてないよ?
この中からいくつかをピックアップして詳しく紹介していきます。
おれが居ればお前は最強だ!!!
おれが居ればお前は最強だ!!!
第16巻 第142話「強さのかたち」
このセリフは、春の高校バレー宮城県代表決定戦の準決勝、烏野高校と青葉城西高校の試合中に日向が影山へかけた言葉です。
試合の中盤、青葉城西のセッター・及川がチームメイトの力を引き出し、試合を有利に進める姿を見て、影山は焦りを感じていました。
そんな影山に、日向はこの言葉を投げかけます。
この言葉には、日向の絶対的な信頼が込められています。
影山は天才セッターですが、試合中に自分の力が及川に劣っているのではないかと不安になってしまいました。
しかし、日向にとって影山は、どんな相手よりも信頼できるセッター。
「おれが居れば、お前のトスは最強なんだ!」という強いメッセージが込められています。
さらに、このセリフは青葉城西との練習試合で、影山が日向にかけた「お前が居れば、俺は最強だ!」という言葉のオマージュになっています。
かつて影山が日向を信じたように、今度は日向が影山を支える側になったという、成長を感じさせる名シーンです。
仲間を信じることの大切さ、そして自分自身の力を信じる勇気を教えてくれる名言ですね。
“村人B”には“村人B”のカッコ良さがあんだよ!
“村人B”には“村人B”のカッコ良さがあんだよ!
第9巻 第75話「“村人B”」
このセリフは、烏野高校バレー部のマネージャー・谷地仁花(やち ひとか)との会話の中で出てきたものです。
谷地はバレーボールの知識がなく、熱意あふれる部員たちの中で自分が役に立てるのか不安を感じていました。
そんなとき、日向がこの言葉をかけます。
「村人B」というのは、ゲームや物語の中で目立たない脇役のこと。
もともと日向自身も「エース」という目立つポジションに憧れていましたが、試合を重ねるうちに「最強の囮(おとり)」という自分の役割に誇りを持つようになりました。
「エースじゃなくても、自分にしかできないことがあるんだ!」と気づいた日向だからこそ、この言葉には説得力があります。
このセリフは、「自分が目立つかどうかではなく、役割を全うすることが大事なんだ」というメッセージが込められています。
誰もがヒーローになれるわけではないけれど、それぞれの役割にはちゃんと意味があるし、その役割を全力でこなすことがカッコいいんだ、という考え方はとても素敵ですね。
谷地の背中を押しただけでなく、多くの読者の心にも響いた名言です。
何でだろ おれ あんまがっかりしてない
何でだろ おれ あんまがっかりしてない
第38巻 第338話「小さな巨人決定戦」
このセリフは、春の高校バレー準々決勝の試合前に、日向が影山に語ったものです。
日向の憧れだった「小さな巨人」こと宇内天満(うだい てんま)が、高校卒業後はバレーボールを辞め、普通の大学生になっていると知ったときの言葉です。
ずっと憧れてきた選手が、もうバレーボールをしていない。
普通ならショックを受けそうな事実ですが、日向はそれほど落ち込んでいませんでした。
なぜなら、彼の目指す場所は「小さな巨人」ではなくなっていたから。
日向は「最強の囮」という自分にしかできない役割を見つけ、成長していたのです。
このシーンは、日向の成長を象徴する場面でもあります。
憧れの存在を超え、自分の道を見つけたからこそ、必要以上に落ち込まなかったのでしょう。
「憧れの人と同じ道を歩むことがすべてじゃない。
自分なりの成長を楽しめばいいんだ」という、前向きなメッセージが伝わる名言です。
勝った…!次もまた…試合ができる…!コートに立っていられる 次も
勝った…!次もまた…試合ができる…!コートに立っていられる 次も
第5巻 第40話「勝者と敗者」
このセリフは、インターハイ予選の1回戦、烏野高校が常波高校に勝利した試合後のものです。
公式戦で勝つのが初めてだった日向は、勝利の喜びを噛みしめながらこの言葉を口にしました。
中学時代、日向のチームはほとんど試合に出られず、出場してもすぐに敗退してしまっていました。
しかし、高校に入って初めて「次の試合がある!」という感覚を味わいます。
ただ勝つことがうれしいのではなく、「また試合ができる」「まだバレーができる」という気持ちが、日向にとって何よりもうれしかったのでしょう。
この言葉には、「試合に勝つこと=バレーを続けられる」という日向の純粋なバレーボール愛が詰まっています。
ただの勝利の喜びではなく、次に進めることへのワクワク感が伝わってくる名言です。
コンクリート出身 日向翔陽です あなたをブッ倒して全国へ行きます
コンクリート出身 日向翔陽です あなたをブッ倒して全国へ行きます
第9巻 第77話「王者との対峙」
この言葉は、日向と影山が白鳥沢学園のエース・牛島若利に偶然出会ったときに、日向が牛島に向かって言い放ったものです。
牛島は、ライバル校である青葉城西について「及川以外は弱い」と発言し、それを聞いた日向は怒りを感じます。
青葉城西には強い選手がたくさんいたことを試合で実感していた日向にとって、その発言は仲間を軽視するものに思えたのです。
さらに牛島は、青葉城西のような環境を「優秀な苗が育ちにくい痩せた土地」と例えました。
それを受けて、日向は烏野を「苗すら育たないコンクリート」と自虐しながらも、「だからこそ、自分たちはそこから強くなってみせる」という強い意志を示しました。
普段、初対面の強そうな相手には緊張しがちな日向ですが、このときは全くひるまず、全国クラスのエースに正面から挑む姿勢を見せています。
現時点での自分たちの実力を冷静に受け止めながらも、決して負けるつもりはないという日向の闘志が伝わる名言です。
強者に対しても堂々と挑む姿勢は、まさに彼の魅力の一つですね。
ポジション・ボール拾い!宜しくお願いしァス!
ポジション・ボール拾い!宜しくお願いしァス!
第24巻 第209話「自己紹介」
このセリフは、宮城県1年生選抜強化合宿で、日向が参加者たちに向けて言ったものです。
本来、日向はこの合宿に選ばれていなかったのですが、「行けばどうにかなる」と考えて強引に参加。
ところが、白鳥沢の鷲匠監督から「ボール拾いが一人増えるくらい構わない」と言われ、正式な選手ではなくただの雑用扱いになってしまいます。
さらに、鷲匠監督は「影山がいないお前には価値を感じない」とまで言い放ちます。
自分がどれだけ頑張っても、影山のセットがなければ活躍できないのではないか、そんな言葉を突きつけられた日向。
でも、彼は落ち込むどころか、その場で「ポジション・ボール拾い!」と堂々と名乗り、前向きに状況を受け入れました。
日向のすごいところは、どんな環境でも自分なりに成長のチャンスを見つけようとするところです。
ただのボール拾いではなく、「この中で学べることがあるはずだ」と貪欲に成長しようとする姿勢は、見ている側に勇気を与えてくれます。
普通なら落ち込んでしまうような状況でも、「だったら、ここでできることをやる!」と切り替えられるのが、日向の強さですね。
誰かがおれに名前をつけてくれるのなら おれは最強の囮がいい
誰かがおれに名前をつけてくれるのなら おれは最強の囮がいい
第41巻 第362話「小さな巨人VS」
この言葉は、春の高校バレー準々決勝の鴎台戦で、日向が心の中でつぶやいた言葉です。
彼はバレーボールを始めたころから「エース」に憧れていました。
しかし、高校に入り「最強の囮」という役割を与えられ、最初は戸惑っていたものの、次第にそのポジションに誇りを持つようになります。
鴎台との試合中、日向が囮として相手を引きつけた結果、味方がスパイクを決める場面がありました。
その瞬間、彼は「エースではなくても、自分の役割がチームにとって重要だ」と確信し、この言葉を口にします。
「エース」は目立つポジションですが、「囮」は地味な役割です。
でも、日向は「誰かが自分のプレーに名前をつけてくれるなら、自分は“最強の囮”でいい」と思えるようになりました。
これは、彼が「エースになること」にこだわらず、「自分にしかできないことを極める」という考え方に変わった瞬間でもあります。
自分に与えられた役割を全力で果たすことがどれだけ大事か、改めて考えさせられる名言ですね。
探せ 探せ 考えろ いつもと同じ目線じゃ駄目だ いつもと同じ考え方じゃ駄目だ
探せ 探せ 考えろ いつもと同じ目線じゃ駄目だ いつもと同じ考え方じゃ駄目だ
第24巻 第211話「迷子」
この言葉は、宮城県1年生選抜強化合宿での日向の独白です。
彼は合宿に飛び入りで参加したものの、練習に加われず、ボール拾いしかできませんでした。
しかし、その状況に焦りを感じながらも、「何か自分にできることはないか?」と必死に考えます。
合宿では、白鳥沢のエース・牛島をはじめとする実力者たちが練習をしています。
しかし、日向は試合に参加することすらできません。
そんな中、「今までと同じ考え方ではダメだ」「新しい視点を持たなければならない」と、自分に言い聞かせるようにこの言葉をつぶやきます。
このシーンは、日向の成長を強く感じる場面の一つです。
ただ「強くなりたい」と思うだけでなく、「どうすれば強くなれるのか?」を必死に考えるようになったからこそ、彼はどんな逆境でも進化できるのです。
この考え方は、バレーボールだけでなく、どんな挑戦にも通じるものがありますね。
負けたくないことに理由って要る?
負けたくないことに理由って要る?
第9巻 第75話「“村人B”」
この言葉は、烏野のマネージャーとして仮入部中だった谷地が、日向に「なぜそこまで頑張れるのか」と問いかけたときに返したものです。
東京遠征に向けて勉強や練習試合に励む日向たちを見て、谷地は「頑張る理由」について疑問を抱いていました。
谷地の問いかけには、単なる興味だけでなく「何かに夢中になれる人への憧れ」も込められていたのでしょう。
それに対して日向は、「負けたくないことに理由なんていらない」と即答しました。
彼にとって「勝ちたい」「負けたくない」という気持ちは本能的なものであり、余計な理屈は必要ないのです。
この言葉には、日向のシンプルでありながらも圧倒的な負けず嫌いな性格が詰まっています。
「なぜ頑張るのか」と考える前に、まず行動する日向らしい言葉ですね。
おれは 自分で戦える強さが欲しい!
おれは 自分で戦える強さが欲しい!
第10巻 第82話「決裂」
このセリフは、梟谷学園グループとの合同練習後に、日向が影山に言った言葉です。
これまで日向は「変人速攻」と呼ばれるコンビプレーで得点を重ねてきました。
しかし、その攻撃は影山のセットがあってこそ成立するもの。
影山からは「お前の意思は必要ない」とまで言われていました。
しかし、日向は「ただの武器」ではなく、「自分自身で考え、戦える選手になりたい」と強く願っていました。
だからこそ、彼は変人速攻を目を開けて打つことに挑戦しようとします。
この言葉には、影山に頼るだけでなく、「自分の力でコートに立ちたい」「影山と対等な“相棒”になりたい」という強い想いが込められています。
仲間を信じることと、自分自身が成長すること、その両方が大切だと気づいた日向の成長が感じられる名言ですね。
強いって 自由だ
強いって 自由だ
第40巻 第350話「自由と不自由」
この言葉は、春の高校バレー準々決勝・鴎台戦で、影山のプレーを見た日向がつぶやいたものです。
影山は、試合中に相手選手を迷わせるようなトリッキーなプレーを仕掛けます。
そのプレーを見た日向は、影山の自由な発想に驚き、そして憧れを抱きました。
「強い=自由」という発想は、バレーボールに限らず、多くのことに当てはまる言葉です。
強ければ、選択肢が増え、自分の思うように動くことができる。
逆に、力がなければ、できることが限られてしまう。
だからこそ、日向も「強くなりたい」と心から思うようになります。
この言葉は、単なる感想ではなく、「もっと自由に動ける選手になりたい」という日向の成長への意欲が込められたセリフだと感じます。
なんで?速攻やるよ?
なんで?速攻やるよ?
第27巻 第234話「アジャスト」
この言葉は、春の高校バレー1回戦・椿原戦で、影山を煽る相手選手に対して、日向が放った一言です。
試合序盤、影山のトスが乱れてしまい、相手選手は「影山も大したことない」と煽ります。
しかし、それに対して日向はまるで煽りに気づいていないかのように、「速攻やるよ?」と自然に返しました。
このやり取りが面白いのは、日向が「影山がミスをするはずがない」と信じているからこその言葉だということです。
影山がどんな状況でもトスを上げることを疑ってもいないからこそ、相手の煽りが通じていないのです。
日向の影山に対する絶対的な信頼と、試合中でもブレないマイペースさがよく表れた名シーンですね。
文句?なんで?次もくれ
文句?なんで?次もくれ
第32巻 第286話「脅迫(しんらい)」
この言葉は、春の高校バレー2回戦・稲荷崎戦で、影山がトスを失敗し「文句を言えよ」と言ったときに、日向が返した言葉です。
影山は自分のミスを責められることを覚悟していました。
しかし、日向は全く気にする様子もなく、「次もくれ」と笑顔で言います。
「どんな状況でも影山のトスを信じている」「ミスなんか関係ないから、どんどんトスを上げてほしい」という、日向の純粋なバレーへの想いが伝わってきます。
このシーンは、影山にとっても大きな意味を持つ瞬間だったはずです。
天才セッターとして完璧を求められる影山ですが、日向のこの言葉によって「ミスをしても仲間は受け入れてくれる」と気づくことができたのではないでしょうか。
そして何より、この言葉のすごいところは、日向が影山に対して「失敗してもいいから挑戦しろ」と伝えている点です。
普通なら「次はミスするなよ」と言いたくなる場面ですが、日向は「次もよろしく」と笑顔で言う。
これこそが、影山が「こいつは怖い」と思うほどの、日向の底知れないエネルギーなのです。
全国の1番と2番 両方とも戦れるって事かぁ…!
全国の1番と2番 両方とも戦れるって事かぁ…!
第28巻 第247話「2日目」
この言葉は、春の高校バレー1日目終了後の宿でのミーティング中に、日向が口にしたものです。
烏野の次の対戦相手が、インターハイ準優勝で全国優勝候補の稲荷崎高校に決まったとき、多くの選手は「こんなに早く当たりたくなかった…」と考えるはずです。
しかし、日向は真逆の反応を見せました。
「全国2番目に強いチームと戦えるなんて最高じゃん!」と、ワクワクを隠しきれません。
稲荷崎には、全国No.1セッターの宮侑、双子の宮治、そして全国トップクラスのスパイカー・尾白アランや、独特なスパイクを打つ角名倫太郎など、強力なメンバーが揃っています。
普通ならプレッシャーを感じるところですが、日向にとってはむしろ「最高の経験ができる機会」。
この言葉には、「強い相手と戦うことで自分も強くなれる」という彼の成長への貪欲さが表れています。
「強敵だからこそ燃える」「困難な状況を楽しめる」これは、日向のすごさの一つですね!
あんな風になりたいって思っちゃったんだよ だから不利とか不向きとか関係ないんだ
あんな風になりたいって思っちゃったんだよ だから不利とか不向きとか関係ないんだ
第1巻 第7話「“持たざる者”のことば」
このセリフは、烏野高校に入学した直後の3対3のゲームで、日向が月島に言い放った言葉です。
月島は身長の低い日向に対し、「お前がどれだけ頑張ったって、バレーは高さが有利なスポーツだ」と冷静に指摘します。
しかし、それを聞いた日向は動じるどころか、逆に自分の想いをはっきりと言葉にしました。
日向がバレーボールを始めたきっかけは、小学生の頃に見た「小さな巨人」。
自分と同じように背が低い選手が、大きな相手に負けずにコートを駆け回り、大活躍する姿に憧れを抱いたのです。
だからこそ、「身長が低いから向いてない」と言われても、それは関係ない。
「なりたい」と思った気持ちこそが一番大事で、そこに不利も不向きも関係ない
これは、何かを始めるときにとても勇気をもらえる言葉ですね!
高さで劣るなら“1cm”を“1mm”を「1秒」速く頂(てっぺん)へ!!
高さで劣るなら“1cm”を“1mm”を「1秒」速く頂(てっぺん)へ!!
第2巻 第8話「“頂の景色”」
烏野高校に入学したばかりの頃、日向と影山の実力を試すために行われた3対3の試合中に、日向が心の中でつぶやいた言葉です。
バレーボールは、どうしても身長が高い選手が有利なスポーツです。
しかし、日向は「それなら、誰よりも速く跳べばいい」と考えました。
1cmでも高く、1mmでも速く、1秒でも早く相手の上を取る
そうすれば、身長のハンデを補うことができる。
この考え方は、まさに日向の持ち味そのものです。
「不利な状況でも、その中でできることを探す」という姿勢は、何かに挑戦するときにとても大切なことですね。
どんな状況でも諦めずに「どうすれば勝てるか」を考え続ける日向の前向きな思考が伝わる名言です!
強い奴が試合以外でどんななのか どうして強いのか知りたいです
強い奴が試合以外でどんななのか どうして強いのか知りたいです
第24巻 第209話「自己紹介」
宮城県1年生選抜強化合宿で、武田先生に怒られたとき、日向が言った言葉です。
影山は全日本ユース強化合宿に選ばれ、さらに烏野の月島は宮城県1年生選抜強化合宿に招集されました。
一方で、日向はどちらの合宿にも呼ばれず、焦りを感じます。
しかし、「強くなるチャンスを逃したくない」と思った彼は、月島が参加する合宿に無理やり乗り込んでしまいます。
正式なメンバーではないため、日向に与えられた役割は「ボール拾い」。
それでも彼は腐らず、「強い選手が普段どんなことを考え、どんな練習をしているのかを知りたい」と考えました。
ただ「試合で強くなりたい」と思うだけでなく、「強い人はなぜ強いのか?」「普段の努力がどんな結果を生むのか?」という視点を持っているところが、日向の成長意欲の高さを表しています。
どんな状況でも学ぼうとする姿勢は、私たちが何かを頑張るときにも参考になりますね。
おれは強いセッターに跳ばしてもらうために強い場所まで行けるようになるんだ
おれは強いセッターに跳ばしてもらうために強い場所まで行けるようになるんだ
第43巻 第378話「ラスボス」
この言葉は、Vリーグの試合を観戦していた月島の回想シーンで登場します。
高校卒業後、日向はビーチバレーに挑戦しましたが、それを知った月島は「なぜビーチバレー?」と疑問を投げかけます。
そのとき、日向が返したのがこの言葉です。
日向は、身長が低いことを自覚しており、「自分ひとりの力だけでは勝てない」とわかっています。
だからこそ、自分の力を最大限に引き出してくれる「強いセッター」と組むことが重要だと考えました。
しかし、強いセッターに頼るだけではなく、「そのセッターに相応しいプレイヤーにならなければならない」と思い、自らもレベルアップする道を選びます。
ビーチバレーは、屋外で風の影響を受けたり、砂の上で動くためフィジカルが重要だったりと、通常のバレーボールとは異なる要素が多い競技です。
それでも、日向は「強くなるために必要なこと」を学ぶために、この選択をしました。
周りから「遠回り」と思われるような決断でも、「今の自分に必要なものを得られるなら最適な道」だと信じて進む姿勢は、多くの人に勇気を与えてくれる言葉ですね。
向こうのが上手いなんてわかってんじゃん!だからどうしようかってハナシだろォ!
向こうのが上手いなんてわかってんじゃん!だからどうしようかってハナシだろォ!
第14巻 第121話「小さな巨人戦再開」
この言葉は、春高予選の準々決勝・烏野vs和久谷南の試合中に、影山と日向のやり取りの中で生まれたものです。
和久谷南の主将・中島は「小さな巨人」とプレースタイルが似ており、空中戦においては日向よりも圧倒的に上手い選手でした。
そんな相手に対し、日向は必死に張り合おうとしますが、影山から「お前が空中戦で勝てるわけがない」と冷静に指摘されます。
しかし、日向はそれを受け止めつつも、「だからって、ただ諦めるわけじゃない!」と反論。
この言葉には、「相手の方が上手いのはわかってるけど、だったらどうやって勝つかを考えるべき」という、前向きな思考が詰まっています。
このセリフは、試合中に自分と主将・澤村を比較していた縁下にも響く言葉でした。
「比較して落ち込むのではなく、どうやって戦うかを考える」という日向の考え方は、試合だけでなく、どんな挑戦にも活かせる大切な視点ですね。
“悔しかった”とか“楽しかった”とか「別に」以外のこと言わせるからな!!!
“悔しかった”とか“楽しかった”とか「別に」以外のこと言わせるからな!!!
第4巻 第34話「再戦を誓って」
この言葉は、ゴールデンウィークの練習試合・烏野vs音駒の試合後に、日向が音駒のセッター・研磨に向かって叫んだものです。
研磨は、バレーボールに対してそこまで強い情熱を持っているわけではなく、「勝っても負けても、特に気にしない」といったスタンスを取っていました。
試合で何度も烏野に勝利しても、研磨は「別に普通」としか言いませんでした。
そんな研磨に対し、日向は「悔しい」とか「楽しい」とか、もっと感情を込めた言葉を言わせてみせる、と宣言。
この言葉には、「勝負に本気で向き合えば、絶対に心が動くはずだ」という、日向の信念が表れています。
試合を通じて、ただのゲームではなく「熱くなる何か」を研磨に感じさせたい、という日向の想いが伝わる名言ですね。
できるようになるの 何回でも楽しいです
できるようになるの 何回でも楽しいです
第42巻 第373話「初志」
この言葉は、ブラジルでビーチバレー修行をしている日向が、偶然再会した及川から「またゼロから始めるのって辛くない?」と聞かれたときの返答です。
ビーチバレーは、通常のバレーボールとは違い、砂の上での動きや、風の影響を考えなければならない競技。
すでにバレーボールである程度のレベルに達していた日向にとって、「またゼロからのスタート」は大変なことだったはずです。
しかし、彼は「できるようになることが楽しい」と、ポジティブに考えていました。
この言葉には、「成長することそのものを楽しむ」という、日向らしい考え方が詰まっています。
「何かができるようになるまでの過程を楽しめるかどうか」が、成長の鍵になるのかもしれませんね。
何百回の失敗の中の一回の成功がちょっとずつ楽しさに変わった
何百回の失敗の中の一回の成功がちょっとずつ楽しさに変わった
第1巻 第1話「終わりと始まり」
この言葉は、中学時代、影山率いる北川第一中と対戦したときの回想で出てくるものです。
当時のチームは練習環境に恵まれず、ほとんど試合経験もありませんでした。
しかし、それでも日向は「諦めずにやり続ける」ことを選び、何百回もの失敗を重ねながらも、たった一度の成功を掴みました。
その成功体験が、バレーの楽しさを日向に教えてくれたのです。
この言葉は、「何度も失敗しても、たった一度の成功が楽しさに変わる」という、努力することの大切さを教えてくれるものですね。
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ハイキュー!!の日向翔陽とは?
ハイキュー!!の主人公、日向翔陽は、バレーボールに情熱を燃やす元気いっぱいの少年です。
彼は「小さな巨人」と呼ばれる選手に憧れ、小学生の頃からバレーを始めました。
しかし、中学ではチーム環境に恵まれず、満足に練習も試合もできませんでした。
それでも諦めずに仲間と努力を続け、3年生になって初めて公式大会に出場します。
しかし、そこでは天才セッター・影山飛雄の率いるチームに敗北。
この悔しさを胸に、影山を倒すことを誓い、憧れの烏野高校へ進学しました。
ところが、入学した烏野高校で影山と再会。ライバルとして意識していた相手が、まさかのチームメイトになってしまいます。
最初はぶつかり合うことが多かった2人ですが、次第にお互いの実力を認め合い、息の合ったコンビへと成長していきました。
日向は影山の実力を絶対に信じており、彼が悩んだり立ち止まりそうになると、励ましたり発破をかけたりすることもあります。
日向はバレー選手としては身長が低く、チーム内でも小柄なほうですが、驚異的な運動能力と跳躍力を持っています。
そのため「チビちゃん」とからかわれることもありますが、それを武器に活躍し、相手を翻弄する「最強の囮(おとり)」としての才能を開花させました。
最初はエースになりたかったものの、自分の役割を理解し、チームのために全力を尽くすようになります。
性格は明るく素直で、一生懸命。
負けず嫌いでどんなに厳しい状況でも諦めません。
人懐っこく、初対面の相手ともすぐに仲良くなれる社交性の持ち主ですが、怖そうな人や美人の前では緊張してしまう一面もあります。
試合前には緊張で吐いてしまうこともありましたが、最近ではワクワクしながら試合を楽しめるようになりました。
彼の背番号は10番で、これはかつての「小さな巨人」と同じ番号です。
このことを知ったときはとても感激し、影山にまで「妬むなよ!」と得意げに言うほどでした。
そんな日向翔陽は、バレーを通じて成長を続けるエネルギッシュなキャラクターです。