この記事では「ハイキュー!!」の人気キャラ「北信介」についての名言や名セリフを取り上げています。
かっこいい名言や印象的な名セリフ、使える名言などを掲載しているので、ぜひ最後まで読んでください。
ハイキュー!!の北信介の名言・名セリフまとめ
ハイキュー!!の北信介の名言・名セリフを21個紹介していきます。
- 「反復・継続・丁寧」は心地ええんや
- 喝采は要らん ちゃんとやんねん
- 皆さんそんな警戒せんでも 俺はただの”代役” 凌ぎ役やから恐がらんでもええよ
- 体調管理できてへんことを褒めんな
- 俺を構築すんのは毎日の行動であって結果は副産物にすぎん でもこれも結果のうちかなあ
- 俺はバケモンたちの宴に混ざれた人間や ラッキーやなあ
- どや俺の仲間すごいやろってもっと言いたかったわ
- 侑へ 飯をちゃんと食って寝ろ
- 毎日やんねん ちゃんとやんねん
- 緊張なんかする意味がわからん
- お前らがノリノリのとき他の奴は大抵おいてきぼりになるんやけど今回に限ってはむこうも同じくらいノリノリやったんやなあ 高揚したやろ そんな試合そうそうできんのと違うか
- どや俺の仲間 皆すごいやろ
- あいつらの事を「最初から優秀」なんやと思う事は勝負するまでも無く負けとるちゅう事やし失礼やと思うねん
- ウチに入れるだけのサーブなんか要らんねん 優勢だろうが劣勢だろうが
- 今コート内の連中がどういう気持ちか分かるか? 『ここでキメた奴がヒーローや』
- 道は前だけにあるワケやないし挑戦と無茶は別モンや
- 練習でやってへん事を本番でやろうとすんのは嫌いやけどな
- バレーかて同じやろ 練習でできとる事やったら緊張なんかせんやろ?
- 雑巾がけの一往復 ボール拾いの一本 スクワット無限回 その後の美味い飯で俺らの身体はできとんのや
- ああいう連中は理解できん けど 見とると確かに 心沸き立つ
- 謝って少しでもスッキリしようと思とんのか? せやけど謝んのはホンマに悪いと思とる時にしいや 俺もさっきの速攻が間違うとったと思えへんねん 決まると思たもん
この中からいくつかをピックアップして詳しく紹介していきます。
緊張なんかする意味がわからん
緊張なんかする意味がわからん
第31巻 第274話「頭」
このセリフは、春の高校バレー2回戦・烏野vs稲荷崎戦の第2セット後半、エース・尾白アランとの会話の中で北が放った言葉です。
北は決して天才的なプレーヤーではなく、どちらかといえば地道な努力を積み重ねてきたタイプです。
しかし、彼は「練習でできたことは本番でも必ずできる」という確信を持っています。
そのため、試合で緊張することが理解できないのです。
これは、普段から何事にも手を抜かず、「反復・継続・丁寧」を徹底しているからこそ言える言葉でしょう。
この考え方は、バレーに限らず、勉強や仕事などさまざまな場面で役立つものです。
人は失敗を恐れて緊張しますが、北のように「自分がやってきたことを信じる」ことができれば、余計な不安にとらわれず、実力を発揮できるのかもしれません。
そんな北の精神的な強さが、この言葉には詰まっています。
喝采は要らん ちゃんとやんねん
喝采は要らん ちゃんとやんねん
第31巻 第274話「頭」
この言葉は、烏野との試合中、山口のサーブを冷静にレシーブしたときの北の独白です。
バレーの試合では、派手なプレーが観客を盛り上げ、試合の流れを大きく変えることがあります。
稲荷崎にも、エースの尾白アランや天才セッター宮侑といった華やかな選手がいます。
しかし、北はそうした目立つプレーを求めるのではなく、「ミスなく、当たり前のことを当たり前にやる」ことを何より大切にしています。
「喝采は要らん」と言うのは、彼の冷静な性格をよく表しています。
観客の声援や相手チームの動きに惑わされず、自分のやるべきことを淡々とこなす姿勢は、まさに北らしいプレースタイルです。
この言葉からも、「ちゃんとやること」の大切さが伝わってきますね。
俺はバケモン達の宴に混ざれた人間や ラッキーやなあ
俺はバケモン達の宴に混ざれた人間や ラッキーやなあ
第32巻 第286話「脅迫(しんらい)」
このセリフは、烏野との試合終盤、北が後輩に語った言葉です。
北は、自分が天才プレイヤーではないことを理解しています。
しかし、それをネガティブに捉えるのではなく、むしろ「そんなすごい選手たちと同じコートに立てるなんてラッキー」と考えています。
これは、彼の努力の賜物でもあり、彼がバレーに対して純粋に楽しんでいることの証でもあります。
普通なら、周囲が才能に恵まれた選手ばかりだと、自分と比べて落ち込んでしまうこともあるでしょう。
でも北は、自分の努力を信じ、役割を全うすることに集中しています。
だからこそ、「バケモンたちの中に混ざれてラッキー」と、前向きに捉えることができるのです。
この言葉は、「才能がなくても努力次第で大舞台に立てる」「周りのすごい人たちと一緒にいられることを楽しむ」という、北の人生観を表しているように感じます。
自分の実力に悩む人にとっても、励みになる言葉ではないでしょうか。
ウチに入れるだけのサーブなんか要らんねん 優勢だろうが劣勢だろうが
ウチに入れるだけのサーブなんか要らんねん 優勢だろうが劣勢だろうが
第31巻 第272話「最強の挑戦者」
このセリフは、烏野との試合でピンチサーバーとして登場した理石に北がかけた言葉です。
理石は、ミスを恐れて「とりあえず入れるだけ」の弱気なサーブを打ってしまいました。
それを見た北は、「ただ入れるだけのサーブでは意味がない」と、はっきり伝えます。
これは、稲荷崎のバレーが「挑戦し続ける」チームであることを象徴する言葉でもあります。
実際、稲荷崎の応援団が掲げる横断幕には「思い出なんかいらん」と書かれており、彼らが勝利に徹底してこだわる姿勢がよく分かります。
試合中はどうしても「ミスしたくない」という気持ちが強くなり、安全なプレーを選びがちです。
しかし、北の言葉には「強いチームは、どんな状況でも攻め続ける」という信念が込められています。
これはスポーツだけでなく、日常生活の中でも大切な考え方かもしれません。
失敗を恐れず、挑戦し続けることの重要さを感じる一言ですね。
あいつらの事を「最初から優秀」なんやと思う事は 勝負するまでも無く負けとるちゅう事やし 失礼やと思うねん
あいつらの事を「最初から優秀」なんやと思う事は 勝負するまでも無く負けとるちゅう事やし 失礼やと思うねん
第32巻 第286話「脅迫(しんらい)」
このセリフは、烏野の影山や、チームメイトである宮侑の才能について話していた後輩に対して北が言った言葉です。
影山や宮侑のような選手を見ると、「天才だから最初からすごかったんだ」と思いがちです。
しかし、北はそれを完全に否定します。
「才能がある人は、最初からすごかったわけではなく、努力や試行錯誤を重ねてきた結果、あのレベルに達している」と言うのです。
さらに、「彼らのことを“最初から優秀だった”と思うことは、彼らが積み重ねてきた努力を無視することになり、失礼なことだ」とも語っています。
これはとても深い言葉ですね。私たちも、何かができる人を見て「才能があるからできるんだ」と思ってしまうことがあります。
でも、本当に成功している人は、それまでに努力を積み重ねているものです。
北のこの言葉は、「相手の才能を羨む前に、自分がどれだけ努力しているかを考えろ」と教えてくれるように感じます。
皆さんそんな警戒せんでも 俺はただの”代役” 凌ぎ役やから恐がらんでもええよ
皆さんそんな警戒せんでも 俺はただの”代役” 凌ぎ役やから恐がらんでもええよ
第31巻 第273話「“流れ”」
この言葉は、烏野との試合で北が途中出場したときの独白です。
北は自分のことを「代役」「凌ぎ役」と表現していますが、これは決して謙遜ではありません。
彼は、自分が試合の流れを変えるために投入される選手であり、派手なプレーをするわけではないことをよく理解しています。
しかし、それでも自分の役割を完璧にこなすことに誇りを持っています。
普通なら、「代役」と言われるとネガティブな意味に捉えがちです。
でも、北はそうは思いません。
むしろ、自分の仕事がチームにとって必要なものだと理解し、それをしっかり果たすことに集中しています。
これは、どんな役割であっても、その価値を理解し、全力で取り組む姿勢の大切さを教えてくれる言葉です。
どや俺の仲間すごいやろって もっと言いたかったわ
どや俺の仲間すごいやろって もっと言いたかったわ
第33巻 第291話「変化の日」
この言葉は、春の高校バレー2回戦・烏野vs稲荷崎の試合終了後に、北がチームメイトに言ったものです。
普段は淡々とした性格の北ですが、この試合では珍しく笑顔を見せる場面がありました。
彼自身、試合中に「自分の役割はしっかり果たせた」という自信があったのでしょう。
しかし、それ以上に感じていたのは、チームメイトの凄さです。
「もっと自慢したかった」と言えるのは、主将として仲間を誇りに思う気持ちがあったからこそでしょう。
この言葉を受けて、宮侑と宮治は「言ってくださいよ。孫の代まで自慢できる後輩になりますから」と答えます。
敗北という結果に終わった稲荷崎ですが、この試合が宮兄弟にとって大きな財産になったことが感じられるやりとりですね。
北のように、自分だけでなく仲間の成長を心から喜べる人になれたら素敵だと思いませんか?
どや俺の仲間 皆すごいやろ
どや俺の仲間 皆すごいやろ
第45巻 最終話「挑戦者たち」
この言葉は、高校卒業後、東京オリンピックの日本vsアルゼンチン戦を「おにぎり宮」で観戦していた北が言ったものです。
オリンピック代表となった宮侑(と尾白アラン)、繁盛店の店主となった宮治
それぞれが自分の道で活躍している姿を見て、北は満面の笑みを浮かべて誇らしそうに語ります。
高校時代から変わらず、仲間を心から誇りに思っている北の姿がとても印象的です。
試合に勝った負けたという結果以上に、仲間がそれぞれの道で努力を続け、成果を出していることが北にとって何よりの誇りだったのでしょう。
高校時代からずっとチームメイトの努力を見てきた北だからこそ、「皆すごいやろ」と心から言えるのです。
仲間の活躍を素直に喜べるこの言葉には、北の温かい人柄が詰まっています。
今コート内の連中がどういう気持ちか分かるか?『ここでキメた奴がヒーローや』
今コート内の連中がどういう気持ちか分かるか?『ここでキメた奴がヒーローや』
第33巻 第288話「空腹の伝染」
この言葉は、烏野との試合の第3セット終盤、ピンチサーバーの理石に北がかけたものです。
試合が大詰めを迎え、両チームが同点とマッチポイントを繰り返す中、理石は極度のプレッシャーを感じていました。
しかし、北はそんな彼に「今、コートにいる選手たちはプレッシャーよりも“自分が試合を決めたい”と思っているはずだ」と伝えます。
この言葉は、試合の終盤で「怖がるか、楽しむか」の違いを決定づけるものです。
プレッシャーに押しつぶされるのではなく、「ここで決めたらヒーローになれる」と前向きに考えることで、最高のプレーができるのだという北のアドバイスは、とても理にかなっています。
この考え方は、試合だけでなく、人生のあらゆる場面に当てはまるのではないでしょうか?
大事な場面で緊張してしまうことは誰にでもありますが、「ここで成功したらすごいぞ」と思うことで、ポジティブなエネルギーに変えることができるかもしれません。
北のこの言葉は、スポーツだけでなく、いろいろな場面で勇気を与えてくれる一言です。
>>今の多くの人が読んでいる人気漫画ランキングをとりあえず見てみる
ハイキュー!!の北信介とは?
北信介は、『ハイキュー!!』に登場する稲荷崎高校バレーボール部の主将です。
背番号は1番ですが、試合のスタメンには入らず、コートキャプテンは尾白に任せています。
彼の見た目は銀髪で毛先が黒いのが特徴で、ジャージを肩に羽織っている姿が印象的です。
尾白には「ちゃんと袖を通せ」と言われますが、「静電気がバチバチするから嫌」と返しています。
どうやら静電気が苦手なようです。
そんな北ですが、バレーボールの技術的な面では突出したものはなく、特に派手なプレーをするわけでもありません。
守備寄りの選手ですが、身体能力が特別高いわけでもなく、試合に出たのは3年生になってからでした。
中学時代はスタメンどころか、ユニフォームをもらったことすらなかったそうです。
それでも彼が主将を務めるのは、その精神性がチームにとって非常に大きな存在だからです。
北は、祖母からの教えを大切にしており、「何事もちゃんとやる」ことを徹底しています。
勉強でも掃除でも、手を抜くことはありません。
この姿勢はバレーボールでも同じで、「練習でできたことは、試合でも必ずできる」という信念を持っています。
そのため、彼自身は緊張することがなく、「緊張の意味がわからない」とさえ言っています。
この安定した精神力が、試合での彼の最大の強みです。
また、彼の言葉には重みがあり、チームメイトに強い影響を与えます。
大きな声を出したり、力で引っ張るタイプではありませんが、冷静で的確な言葉がチームの空気を引き締めるのです。
角名からは「怒鳴るわけでもないのに圧が強すぎる」と評されています。
だからこそ、試合の要所で投入され、チームの雰囲気を締める役割を担っています。
一方で、北は双子の宮兄弟をバカにするどころか、むしろ心から敬意を払っています。
後輩が「双子は天才だからすごい」と言ったことに対して、長いセリフで反論し、自分でも「ムキになった」と認めるほど、彼らを高く評価しています。
だからこそ、双子の不安定な部分を自分が支えるという自負も持っているのです。
このように、北信介は特別派手なプレーをするわけではありませんが、精神的な強さと確固たる姿勢でチームを支える、非常に重要な存在です。
試合に出る機会は少なくても、彼がいることでチーム全体の雰囲気が引き締まり、稲荷崎高校が強豪であり続けるための大きな支えとなっています。