この記事では「ワンピース」の人気キャラ「光月おでん」についての名言や名セリフを取り上げています。
かっこいい名言や印象的な名セリフ、使える名言などを掲載しているので、ぜひ最後まで読んでください。
ワンピースの光月おでんの名言・名セリフまとめ
ワンピースの光月おでんの名言・名セリフを23個紹介していきます。
- ワノ国を開国せよ!!!
- 俺の刀を受け止めた!やるじゃねえか。おっさん!最高だぜ!
- 世界を冒険したい!俺の夢だ!共に海へ出よう!すぐに出航だ!
- 窮屈な場所からおさらばだ。自由な世界へ旅立つんだ
- 本当にあった莫大な宝を目の前に…ロジャーはあの時…笑ってた。俺達もそうだ!涙が出るほど笑った!
- この美しい国を、地獄になんかさせやしねえ!
- カイドウ!俺が斬りてえのは…お前の首1つ!
- 俺のことなんか…忘れてもらっても構わねえ。だが…俺の魂は生きていく
- 何かを守ろうって時、自分の信念を変えずに生きるってえのは。それ相応の覚悟が必要だ
- 時が経っても、お前らの中の大切にしているその気持ち、貫けよ
- カイドウを討つぞ!!!
- 笑って別れた いつかまた会える筈だからな!!
- おれは小さい!!世界のほんの一部なんだ!!!
- おれの名は光月おでん!!!誰だか知らんが!!!お前の船に!!乗せてくれ!!!
- 恥を知れ貴様ら~!!!異形を恐れるは己の無知ゆえ!!
- おれはお前らがいい!!おれの”侍”になれ!!!
- 俺はそんなことより、海に出てみてえ。なぜこの国はそれを許さねえ?鎖国なんて、窮屈でござる!
- なるほど、”絶縁”に”都追放”か。片っ腹痛えぞ、将軍殿。ついにあんたが…いやさ花の都がこの俺を持て余しただけのこと
- 窮屈でござる!ここは、人の生きる土地じゃねえ!
- 俺はこのどうしようもねえクズ共の、王になることにした
- おい、お前ら…まだ俺のこと大好きか?お前らの知恵と力を貸せ
- 世界には、まだ見ぬ生き物がいるのだな。お前らを見て、また海へ出る日が楽しみになった!
- 立派にしてもらっただけ。俺は何も変わっちゃいねえ
この中からいくつかをピックアップして詳しく紹介していきます。
おれはお前らがいい!!おれの”侍”になれ!!!
このセリフは、おでんが自分を慕い、共に戦ってきた仲間たちを正式な家臣として迎え入れると決めた場面での言葉です。
九里の地を平和な場所に変えたおでんは、ワノ国の将軍である父・光月スキヤキから大名の称号を授かります。
本来ならば、都から選ばれた家臣がつけられるところを、おでんは「そんな決められた家臣ではなく、これまで自分についてきてくれた仲間たちこそがふさわしい」と考えました。
この言葉を聞いた錦えもんたちは、おでんの器の大きさにますます惚れ込み、「この人に一生ついていこう」と決意を固めます。
ただ強いだけではなく、仲間を大切にし、信頼を寄せるおでんの魅力が詰まった名シーンですね。
このセリフには「肩書きや身分ではなく、本当に信じられる仲間と共に歩んでいきたい」というおでんの想いが込められています。
現実世界でも、ただ条件が良いからとか、世間体がいいからではなく、「本当に大切な人たちと一緒にいたい」と思うことはとても大事なことですね。
おでんのまっすぐな気持ちが伝わる、心に響く名言です。
恥を知れ貴様ら~!!!異形を恐れるは己の無知ゆえ!!
このセリフは、磔にされていた幼いイヌアラシ、ネコマムシ、河松を見たおでんが、彼らをいじめていたチンピラたちに向かって放った一言です。
ワノ国の人々にとって、ミンク族やカッパは見たことのない存在であり、「得体が知れない」という理由で差別され、迫害されていました。
しかし、おでんはそんな周囲の考えに流されることなく、彼らを助けます。
「異形を恐れるは己の無知ゆえ!!」という言葉には、「人は知らないものに対して恐怖を抱くものだが、だからといって排除するのは間違っている」という深い意味が込められています。
世界にはまだまだ知らないことがたくさんあり、自分の常識だけで他者を判断してしまうのは危険なことです。
おでんのように、まずは相手を知ろうとする姿勢を持つことが大切なのかもしれませんね。
実際、私たちの社会でも、見た目や違いだけで人を判断してしまうことがあります。
でも、それはただの「無知」からくるものかもしれません。
もっと相手を知ろうとすることで、世界は広がり、偏見をなくすことができるのではないでしょうか。
このおでんのセリフは、そんな大切なことを教えてくれる名言です。
おれの名は光月おでん!!!誰だか知らんが!!!お前の船に!!乗せてくれ!!!
このセリフは、おでんが白ひげ海賊団と初めて出会ったときのものです。
ワノ国に漂着した白ひげたちのことを知ったおでんは、いてもたってもいられず、九里城を飛び出して彼らに会いに行きます。
そして、白ひげに向かっていきなり全力で突進し、戦いながら「お前の船に乗せてくれ!!」と堂々と言い放つのです。
普通なら、まずは「仲間にしてください」と頼むところですが、おでんは違います。
戦いながら自らの力を示し、その上で「お前の船に乗る!」と宣言するという、まさに破天荒な行動。
この大胆さと行動力こそが、おでんの魅力そのものですね。
このセリフから感じるのは、「自分のやりたいことを貫く強さ」と「未知の世界への果てしない好奇心」です。
おでんはワノ国という限られた世界にとどまらず、外の世界を自分の目で見たいと強く願っていました。
そのためには、ただ待つのではなく、自分から動く。
この積極性こそが、彼を偉大な人物へと押し上げた要因なのかもしれません。
このセリフを見ていると、「やりたいことがあるなら、自分から動くことが大切」というメッセージが伝わってきますね。
怖がらずに一歩踏み出せば、新しい世界が広がるかもしれません。
おでんの行動力、見習いたいですね!
おれは小さい!!世界のほんの一部なんだ!!!
白ひげ海賊団に乗り込み、ついに外の世界を旅することになった光月おでん。
ワノ国という閉ざされた国を飛び出し、未知の世界を目の当たりにした彼は、その壮大さに圧倒されました。
異なる文化や気候、見たことのない生き物、そして自分より強い存在たち。
ワノ国では規格外の強さを誇っていたおでんでさえ、自分がどれほど小さな存在だったのかを実感することになります。
この言葉には、おでんの純粋な好奇心と成長への意欲が詰まっています。
「自分はまだまだ知らないことだらけだ」という謙虚さは、どこまでも自由を求めるおでんらしい考え方です。
この姿勢はルフィとも重なりますよね。
新しい世界を前にしてワクワクし、どんな困難にも立ち向かう冒険心。
まさに『ワンピース』らしさが詰まった名言です。
笑って別れた いつかまた会える筈だからな!!
ロジャー海賊団と共に航海し、ついに最後の島・ラフテルへたどり着いたおでん。
しかし、旅には終わりがつきもの。
ワノ国へ帰ることを決めたおでんは、仲間たちと別れることになります。
その別れの言葉が「いつかまた会えるはずだからな」。
けれど、その「いつか」は訪れませんでした。
おでんはワノ国で捕らえられ、壮絶な最期を迎えることになったのです。
もしロジャーやレイリー、シャンクスたちがこの事実を知った時、どんな気持ちになったのでしょうか。
彼らがどこかでおでんの死を語る日が来るのか、今後の物語の中で明かされるのが楽しみですね。
この言葉は、おでんの前向きな性格を象徴していると思います。
別れの時でも悲しむのではなく、また会えることを信じて笑って送り出す。
これは、『ワンピース』の世界観そのものですよね。
仲間との絆は時間や距離を超えて続いていく。
そんなおでんの思いは、きっとロジャー海賊団の仲間たちにも届いていたはずです。
カイドウを討つぞ!!!
5年間、ひたすら耐え続けてきた光月おでん。
オロチとの約束を信じ、国の未来を思い、バカ殿とまで呼ばれながらも怒りを抑えてきました。
しかし、すべてが裏切られたと知った時、おでんの中で抑えきれない感情が爆発します。
「カイドウを討つぞ!!!」
この言葉を聞いた時の赤鞘九人男たちの表情が印象的でした。
彼らは5年間、主君の真意を信じて待ち続けていました。
どんな屈辱にも耐えたのは、おでんがいつか立ち上がると確信していたから。
その瞬間がついに訪れたのです。彼らの喜び、そしてこれから始まる壮絶な戦いを思うと胸が熱くなります。
おでんの涙は、ただの悔しさではなく、ワノ国の人々のためのものでした。
国を救うため、未来を守るため、彼はついに動き出したのです。
この言葉には、ただの復讐ではなく、正義の意志が込められています。
ワノ国を開国せよ!!!
釜茹での刑に処されながらも、最後まで意志を貫いた光月おでん。
彼が最期に赤鞘九人男たちへ託したのが、この言葉でした。
「ワノ国を開国せよ!!!」
彼がなぜこれほどまでにワノ国の未来を願ったのか、それは800年前の歴史と深く関わっています。
おでんはポーネグリフの謎を知り、世界の真実に触れました。
だからこそ、閉ざされたワノ国を開国しなければならないと確信したのです。
赤鞘九人男たちは、おでんのこの言葉を胸に、命をかけて未来へと進みます。
彼らの涙、怒り、誇りを思うと、本当に泣けてきますよね。
おでんの思いは、モモの助や錦えもんたちによって必ず受け継がれるはず。
彼の願った未来が訪れる日を、読者としても見届けたいですね。
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ワンピースの光月おでんとは?
光月おでんは、『ワンピース』に登場するワノ国の伝説的な人物です。
かつて荒れ果てた九里の地を平定し、人々が安心して暮らせる楽園へと変えた大名でした。
そして、彼はただの武士ではなく、海賊王ゴール・D・ロジャーの仲間としてロジャー海賊団に乗り込み、ついには「最後の島」ラフテルへと導いた重要人物でもあります。
おでんは、ワノ国の将軍・光月スキヤキの息子であり、モモの助と日和の父でもあります。
本編ではすでに故人ですが、彼の家臣である錦えもんや、息子のモモの助たちの話の中で、その偉業が語られています。
おでんの存在はワノ国だけでなく、世界中に知られており、海軍でもその名が話題に上がるほどでした。
特に、かつて白ひげ海賊団の隊長を務めていたことが判明し、「白ひげ」「ロジャー」「赤髪」などの大物海賊たちにも好かれた人物だったとされています。
彼の性格はとにかく型破り。
「窮屈でござる!!」というのが口癖で、常識やしきたりに縛られず自由に生きることを望んでいました。
鎖国状態のワノ国に疑問を持ち、外の世界を知りたいという強い探究心を持っていました。
また、ネコマムシやイヌアラシ、河松といった異なる種族の者たちを偏見なく助けるなど、広い心を持っていました。
ただ、その行動があまりにも突拍子もないため、彼を理解できない人も多かったようです。
しかし、錦えもんや九里の人々など、おでんを慕う者たちにとっては、今でも絶対的な存在です。
一方で、おでんは努力家な一面も持ち合わせていました。
旅の記録を残すために日誌を書く習慣をつけたり、九里の無法者たちをただ制圧するのではなく、彼らが更生し働ける環境を整えるなど、彼なりの「貴族の責任(ノブレス・オブリージュ)」を実践していました。
ただし、おでんの行動はとにかく破天荒。若い頃は「札付きのワル」として問題行動を繰り返し、ワノ国の大名・霜月康イエの家に居候していた際には、よく叱られていました。
そのため、国民からは迷惑者として見られることもありましたが、次第に「許せないけどカッコいい」「ついていきたいわけじゃないが、ついていきたくなる」など、彼の持つ独特の魅力に惹かれる人が増えていったのです。
そんなおでんの人間性を、イヌアラシは「ワノ国はちと狭すぎたのだ…」と評しました。
実際、おでんはワノ国にとどまらず、世界の歴史の影で多くの大物たちを動かしていた「隠れた英雄」だったのです。