この記事では「ハイキュー!!」の人気キャラ「孤爪研磨」についての名言や名セリフを取り上げています。
かっこいい名言や印象的な名セリフ、使える名言などを掲載しているので、ぜひ最後まで読んでください。
ハイキュー!!の孤爪研磨の名言・名セリフまとめ
ハイキュー!!の孤爪研磨の名言・名セリフを18個紹介していきます。
- 最初クリアできそうにないゲームでも繰り返すうちに慣れるんだよ
- 強いのは俺じゃなくて皆だから
- バカ!!!ボール!!!まだ落ちてない!!!!
- 苦しい しんどい 終わらないでほしい
- 面白いままで居てね
- 翔陽と一緒のチームはムリ
- おれがどんなに上手にサボっても多分翔陽にはバレる
- 100%で飛べない翔陽に影山は興味なんかないでしょ?
- たーのしー
- でも つまんなくなったらやめる
- 烏野の「いつもならきっと決めてた数本」を削れればいい
- ともだちを励ましに来た
- おれにバレーボールを教えてくれてありがとう
- すごく凄いものを見ると 自分の中の「できそう」のラインが少し更新されるよね
- やっぱり翔陽は戦う度 新しい
- 翔陽はいつも新しいね
- 翔陽は面白いから翔陽達と練習じゃない試合やってみたいかもって 負けたら即ゲームオーバーの試合
- 「仲間のためにがんばる」はオカシイこと??おれがやったらオカシイの???
この中からいくつかをピックアップして詳しく紹介していきます。
おれにバレーボール教えてくれて ありがとう
おれにバレーボール教えてくれて ありがとう
第37巻 第324話「祭の終わり」
このセリフは、春の高校バレー3回戦で烏野高校に敗れた直後、孤爪研磨が主将の黒尾に向かって言ったものです。
試合の最後、研磨はラリーを続けるためにボールをトスしようとしましたが、手元ですべってしまい、そのまま試合終了となってしまいました。
バレーが特別好きなわけではなかった研磨ですが、この試合を通じて少しずつその気持ちに変化が生まれました。
特に、烏野との試合では「ゲームのように楽しむ感覚」から「勝ちたい」という気持ちが芽生えたように見えます。
だからこそ、最後の瞬間、ボールをつなげなかったことを悔やみつつも、黒尾に「ありがとう」と伝えたのです。
この言葉は、研磨にとってのバレーボールが、ただの「友達のためにやっているもの」から、「自分が本当に向き合ったもの」へと変わったことを表しています。
これまで受け身だった研磨が、バレーボールに対して感謝の気持ちを持つようになった瞬間とも言えるでしょう。
黒尾にとっても、この言葉は何よりもうれしかったはずです。
「仲間のためにがんばる」はオカシイこと??おれがやったらオカシイの???
「仲間のためにがんばる」はオカシイこと??おれがやったらオカシイの???
第30巻 第269話「けものたち」
この言葉は、春の高校バレー2回戦、音駒vs早流川工業の試合後に、研磨がチームメイトに向かって叫んだものです。
研磨は、もともと協調性があるタイプではなく、どちらかというと個人で完結するゲームのようなものを好む性格です。
そんな彼にとって、「仲間のために頑張る」という考え方は、昔ならばありえないものでした。
しかし、試合を通じて、彼は自分が仲間のために本気でプレーしていることに気づきます。
そして、そのことを「おかしいのか?」と叫んだのです。
このセリフは、研磨の成長を感じさせる瞬間です。
彼は「根性はない」と自己分析していますが、実際には「仲間のために頑張る」という気持ちを持っています。
それは、彼がただの個人プレイヤーではなく、チームの一員として戦っている証拠です。
また、このセリフの後に黒尾が「お前が『仲間』って言うの、なんかすごいな」と言ったのも印象的です。
昔の研磨なら、そもそも「仲間」とすら思わなかったかもしれません。
でも、今の彼は違います。仲間とともに戦い、仲間のために動く。
そんな変化を、黒尾はしっかりと感じ取っていたのです。
翔陽は面白いから翔陽達と練習じゃない試合やってみたいかもって 負けたら即ゲームオーバーの試合
翔陽は面白いから翔陽達と練習じゃない試合やってみたいかもって 負けたら即ゲームオーバーの試合
第12巻 第107話「育ち盛り」
この言葉は、宮城県代表決定戦を控えた合同練習会の後、研磨が日向に向かって言ったものです。
研磨は基本的に「バレーそのもの」に対して強い興味があるわけではなく、あくまで「ゲームのように楽しめるもの」として捉えています。
しかし、日向の存在が彼の考え方を変えていきます。
日向は常に成長し続け、新しいプレーをどんどん取り入れていく選手です。
そんな彼を見て、研磨は「試合をしてみたい」と思うようになりました。
「負けたら即ゲームオーバーの試合」と言っているところに、研磨の内に秘めた負けず嫌いな一面が表れています。
彼は「勝つこと」にこだわるタイプではないと思われがちですが、実際には「本気でやるなら負けたくない」と思っているのです。
だからこそ、「ただの練習試合ではなく、負けたら終わる真剣勝負がしたい」と言ったのでしょう。
このセリフからは、研磨の「ゲーム感覚」と「勝負へのこだわり」の両方が伝わってきます。
バレーボールに対して淡白なようでいて、実は「面白い相手となら本気になれる」という、彼ならではの考え方が見える名言です。
バカ!!!ボール!!!まだ落ちてない!!!!
バカ!!!ボール!!!まだ落ちてない!!!!
第37巻 第323話「ラストバトル」
この言葉は、春の高校バレー3回戦、烏野vs音駒の試合終盤、烏野がマッチポイントを迎えたラリーで、研磨が叫んだものです。
普段は落ち着いていて、冷静にプレーをする研磨ですが、この瞬間は違いました。
試合が終わってほしくない、まだ続けたい、もっとバレーを楽しみたい――そんな気持ちが溢れ出て、思わず大声で叫んだのです。
このシーンは、研磨の心の変化を象徴する場面のひとつです。
彼は最初、バレーボールに対して「好きでも嫌いでもない」と言っていました。
しかし、日向や烏野との試合を通じて、彼は「楽しい」と感じるようになりました。
だからこそ、この試合が終わってしまうのが嫌だったのです。
バレーボールを「ゲーム」として楽しんでいた研磨が、「もっと続けたい」と思うようになった瞬間。
それを象徴するセリフが、この「バカ!!!ボール!!!まだ落ちてない!!!!」という叫びでした。
この言葉を聞いた音駒のメンバーも、きっと驚いたはずです。
普段はクールな研磨が、こんなに熱くなるなんて――。
でも、それこそが烏野との戦いを通じて生まれた感情だったのかもしれません。
試合が終わったとき、彼の心の中にはどんな気持ちがあったのでしょうか。
ただの「ゲーム」として捉えていたバレーボールが、いつの間にか「本気で向き合いたいもの」になっていたのかもしれません。
ともだちを励ましに来た
ともだちを励ましに来た
第42巻 第366話「みつめる」
この言葉は、春の高校バレー準々決勝・烏野vs鴎台(おうだい)で、高熱により試合を途中で退場した日向に、研磨がタブレットを貸しに来たときのものです。
試合に出られなくなった日向は、悔しさと無力感で気持ちが沈んでいました。
しかし、そんな彼のもとに研磨がやってきて、試合を観戦できるようにタブレットを渡します。
そして、「ともだちを励ましに来た」と言いながら、静かに寄り添いました。
この言葉は、研磨らしいシンプルでさりげない優しさが詰まっています。
大げさな励ましではなく、ただ「友達だから」という理由で来たことが、日向にとって大きな救いになったのです。
そんな研磨の行動を見た黒尾も、「しんどい時は友達の顔を見るだけで救われる」と言っています。
研磨は普段、感情を大きく表に出すタイプではありません。
しかし、大事な人の気持ちをちゃんと理解し、必要なときにそばにいてくれる、そんな温かさが感じられる名シーンです。
翔陽 面白いままで居てね
翔陽 面白いままで居てね
第35巻 第305話「1歩進んで2歩ダッシュ」
このセリフは、春の高校バレー3回戦・烏野vs音駒の第2セット開始時に、研磨が日向に言った言葉です。
研磨は、試合の中で日向の速攻を封じるために、戦略的に何度もサーブで狙っていました。
しかし、それでも日向は影山の機転を活かして速攻を決めます。そのプレーを見て、研磨は日向の持つ「予測不能な面白さ」を再認識し、「翔陽 面白いままで居てね」と声をかけました。
この言葉には、研磨の独特な価値観が表れています。
彼はバレーボールに対して強い情熱があるわけではなく、むしろ「ゲームのように面白いかどうか」で興味を持つタイプです。
だからこそ、日向のように次々と新しいプレーを生み出し、予想を超えてくる選手に対して、強い関心を抱いているのです。
また、「面白いままで居てね」という言い方からは、日向に対する尊敬のようなものも感じられます。
単に強いとかうまいではなく、「見ていてワクワクする存在でいてほしい」という研磨らしい願いが込められているのです。
日向のプレースタイルが、研磨にとって「新しいゲーム」のように感じられていることが伝わってくる名セリフです。
でも つまんなくなったらやめる
でも つまんなくなったらやめる
第43巻 第375話「磨く」
この言葉は、高校卒業後、研磨がブラジルでビーチバレー修行をしている日向のスポンサーを名乗り出たときに言ったものです。
高校を卒業した研磨は、株式トレーダー、プロゲーマー、YouTuber、さらには「株式会社Bouncing Ball」の代表取締役と、多方面で活躍する人物になっています。
そんな彼が日向のスポンサーになるのは、純粋に「面白そうだから」という理由でした。
そして、「でも、つまんなくなったらやめる」と、自分なりの基準をはっきりと伝えます。
このセリフは、研磨の性格をよく表しています。
彼は、何かを続けるかどうかを「好きだから」とか「努力すべきだから」ではなく、「面白いかどうか」で決める人です。
だからこそ、日向の挑戦を応援するのも「面白いから」。
けれど、もしそれがつまらなくなったら、すぐに手を引くというドライな考え方も持っています。
しかし、裏を返せば、それだけ「面白いもの」に対して本気で向き合うということでもあります。
研磨が「面白い」と思っている間は、全力でサポートするつもりなのでしょう。
そして、日向はそんな研磨の性格を理解しているので、「それでいい」と受け入れたのではないでしょうか。
最初クリアできそうにないゲームでも 繰り返すうちに慣れるんだよ
最初クリアできそうにないゲームでも 繰り返すうちに慣れるんだよ
第4巻 第28話「”鬼”と”金棒”」
この言葉は、ゴールデンウィーク中の練習試合、烏野vs音駒で、日向と影山の「変人速攻」に戸惑う音駒のメンバーに向けて研磨がかけたものです。
研磨はバレーボールへの情熱が高いわけではありませんが、持ち前の冷静な観察眼と分析力で、変人速攻の攻略法を誰よりも早く見抜きました。
この「繰り返すうちに慣れる」という考え方は、まさにゲームをプレイする研磨らしい発想です。
実際、最初は攻略が難しそうに見えるゲームも、何度も挑戦することで次第に慣れ、コツをつかんでクリアできるようになります。
バレーボールでも同じで、どんなに厄介な技やプレースタイルでも、繰り返し対応していくうちに、攻略の糸口が見えてくるということを研磨は理解していました。
このセリフは、研磨の合理的な思考と、彼なりのバレーとの向き合い方をよく表しています。
感情的にならず、淡々と「慣れれば大丈夫」と言い切ることで、チームメイトの不安を和らげる役割も果たしているのが印象的です。
でもすごく凄いものを見ると 自分の中の「できそう」のラインが少し更新されるよね
でもすごく凄いものを見ると 自分の中の「できそう」のラインが少し更新されるよね
第34巻 第301話「じわじわ」
この言葉は、春の高校バレー3回戦・烏野vs音駒の第1セット終盤、音駒のエース・山本に対して研磨が言ったものです。
この試合中、研磨は普段のスタイルを超えて、自ら動き、無茶な攻撃を成功させました。
それを見た山本は、「影山にも負けてねえぞ」と声をかけます。
しかし、研磨はその言葉に対して戸惑った表情を見せたあと、このセリフを言いました。
この言葉の意味は、「すごいものを見たとき、自分の限界だと思っていた基準が少しずつ変わっていく」ということです。
研磨自身も、今まで「自分はそこまで動く選手ではない」と思っていましたが、試合の中で思わず動き、それが成功したことで、自分の「できる範囲」が広がったことを実感したのでしょう。
これはスポーツに限らず、日常でも当てはまる考え方です。
すごいプレーを見たり、新しいことに挑戦したりすると、「もしかして自分にもできるかも」と思う瞬間がありますよね。
研磨のこの言葉は、そんな前向きな変化の瞬間を表した名言だと言えます。
烏野の「いつもならきっと決めてた数本」を削れればいい
烏野の「いつもならきっと決めてた数本」を削れればいい
第35巻 第310話「鳥籠」
このセリフは、春の高校バレー3回戦・烏野vs音駒の第2セット中盤、烏野がタイムアウトを取った際に、研磨がチームメイトに伝えた言葉です。
この試合で、研磨は日向の「翼」とも言える助走を封じるため、サーブで日向を狙うなどの戦略を仕掛けました。
その結果、日向の動きを制限し、彼のコート内での影響力を下げることに成功します。
研磨のこのセリフには、音駒の戦い方がよく表れています。
音駒は強烈なスパイカーや圧倒的な個人技で攻めるのではなく、相手の「決定力」を少しずつ削り、じわじわと有利な状況を作ることを得意とするチームです。
そのため、「一気に大きく崩す」のではなく、「決められるはずのボールを数本でも阻止する」という考え方をしているのです。
この発想は、ゲームで相手の強力な攻撃手段を封じるようなものに似ています。
圧倒的なパワーで押し切るのではなく、相手の有効な手段を少しずつ削ぎ落としていく。
研磨の合理的で戦略的な思考がよく現れた名言です。
また、「数本を削る」という考え方は、チームスポーツの本質にも通じるものがあります。
試合は、一つの大きなプレーだけで決まるわけではなく、小さな積み重ねの結果で勝敗が分かれます。
研磨のこの言葉は、音駒のプレースタイルを象徴すると同時に、試合の本質を突いた一言でもあります。
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ハイキュー!!の孤爪研磨とは?
孤爪研磨(こづめ けんま)は、『ハイキュー!!』に登場する音駒(ねこま)高校のセッターです。
髪の色がプリンみたいで、猫のような目をした少年です。性格はおっとりしていて、あまり感情を表に出さないタイプ。
基本的にテンションが低く、周りの人たちからも「やる気がないように見える」と思われることが多いです。
そんな研磨ですが、実はチームの中でとても重要な存在です。
キャプテンの黒尾(くろお)によると、「音駒の背骨であり、脳であり、心臓」なのだとか。
つまり、研磨がいるからこそ音駒のバレーが成り立っているということですね。
でも、本人はバレーが特別好きなわけではなく、「友達が困るから」という理由で続けています。
運動が得意ではないので、練習もあまり熱心にやるタイプではありません。
黒尾とは幼なじみで、「クロ」と呼んでいます。
小さい頃から人付き合いが苦手で、唯一の遊び相手が黒尾だったそうです。
バレーを始めたのも黒尾の影響で、体育会系の雰囲気にはあまり馴染めないながらも、黒尾に「辞めるなよ」と言われたことや、友達との関係を大切にしたい気持ちから続けています。
研磨が初めて登場したのは、道に迷っていたところを、偶然ランニング中の日向(ひなた)に出会った場面です。
体育会系の上下関係が苦手なため、後輩の日向が敬語を使おうとしたときも「そういうの、いいよ」とタメ口で話すよう促していました。
その後、日向の持ち前のコミュ力の高さもあって、すぐに仲良くなりました。
研磨はバレーに対してあまり熱意がなかったのですが、日向と出会ってから少しずつ変わっていきます。
黒尾は、研磨が日向を見ているときの表情が「新しいゲームを見つけたときの顔」だと言っていました。
研磨自身も「翔陽(日向)が同じチームにいると、上を目指さなきゃいけないし、サボれない。疲れるから嫌」と言っていますが、黒尾は「チビちゃん(日向)がライバルとしていてくれたら、お前もやる気が出るかもな」と期待しているようです。
バレーが大好きな日向とは正反対の研磨ですが、不思議と仲が良いです。
日向は、研磨がバレーを「別に普通」と言ったことに対して悔しい気持ちを抱いていて、「絶対に『別に』以外の言葉を言わせる!」と宣言しました。
それに対し、研磨も日向に対して興味を持ち、「期待しとく」と返しています。
そして、音駒と烏野(からすの)の試合「ゴミ捨て場の決戦」では、バレーを楽しんでいなかったはずの研磨が、思わず「たーのしー」とつぶやきました。
その言葉を聞いた日向は、思わずガッツポーズをするほど喜びました。
試合後には、黒尾に向かって「おれにバレーボールを教えてくれてありがとう」とまで言い、彼の中で何かが変わったことが伝わります。
そんな研磨の趣味はゲーム。PSPやスマートフォンで遊ぶのが好きで、よくゲームに例えて物事を考えます。
「最初はクリアできそうにないゲームでも、繰り返しているうちに慣れる」という考え方は、バレーをプレーする際にも活かされることが多いです。
研磨は、バレーに対する姿勢が周りとは少し違いますが、仲間のためにプレーを続け、自分なりのやり方で試合に向き合っています。
最初は気乗りしなかったスポーツでも、新しい出会いや経験を通じて楽しめるようになっていく、そんな成長が感じられるキャラクターです。