この記事では「ハイキュー!!」の人気キャラ「黒尾鉄朗」についての名言や名セリフを取り上げています。
かっこいい名言や印象的な名セリフ、使える名言などを掲載しているので、ぜひ最後まで読んでください。
ハイキュー!!の黒尾鉄朗の名言・名セリフまとめ
ハイキュー!!の黒尾鉄朗の名言・名セリフを17個紹介していきます。
- 俺達は血液だ 滞り無く流れろ 酸素を回せ “脳”が正常に働くために
- たまには主将にもカッコイイ仕事させてちょうだいよ
- リードブロックは我慢と粘りのブロックであると同時に最後に笑うブロックだ
- 君等の言う”ヒョロヒョロのチビ”とは俺達音駒の”背骨”で”脳”で”心臓”です
- ボクが親切なのはいつものことです
- 手は前っつったでしょ ノブカツくん
- どうもこういう者です
- ネットを下げるべくガンバッテます
- ヤツラには「もう少し危なげ無い道を選ぶ」という選択は無えのかね!?
- しんどい時はともだちの顔見るだけで救われるものよ
- そんでさ「良かった間違ってなかった」って思ったんだよね
- 勝ち残んなきゃ 意味無えよ
- ゴミ捨て場の決戦ってやつをさ 何とか実現したいんだよね
- でも研磨は好きな事なら一生懸命やるから大丈夫
- 研磨やっぱお前セッターになれよ!参謀って感じでカッコイイぞ…!
- チームワークが”ハマる”瞬間てのは多分お前が思ってるよりずっと気持ちいいぞ
- でも俺達は音駒なので 策に慣れてみせるよ
この中からいくつかをピックアップして詳しく紹介していきます。
俺達は血液だ 滞り無く流れろ 酸素を回せ “脳”が正常に働くために
俺達は血液だ 滞り無く流れろ 酸素を回せ “脳”が正常に働くために
第33巻 第294話「ゴミ捨て場の決戦」
この言葉は、黒尾鉄朗が試合前にチームを鼓舞する際に発したものです。
音駒高校のバレーは、レシーブを中心とした粘り強い守備が特徴。
そのため、チーム全体がスムーズに連携し、流れるようなプレーをすることが重要になります。
「俺たちは血液だ」という表現には、選手それぞれが体の一部として機能し、滞りなく動くことでチームの力を最大限に発揮できるという意味が込められています。
この名言が生まれた背景には、黒尾たちが2年生のときに「自分たちの代でオリジナルの掛け声を作ろう」と決めたことがあります。
普段は飄々としていて掴みどころのない黒尾ですが、このような場面ではチームを支えるリーダーとしての一面を見せます。
試合前の緊張感の中で、この言葉を聞くことで音駒の選手たちは落ち着きを取り戻し、最高のパフォーマンスを発揮できるのでしょう。
たまには主将にもカッコイイ仕事させてちょうだいよ
たまには主将にもカッコイイ仕事させてちょうだいよ
第23巻 第200話「パイセンの意地」
このセリフは、東京都代表決定戦3位決定戦の音駒vs戸美戦で、黒尾がチームメイトに言った言葉です。
第1セット後半の場面で、セッターの孤爪研磨から「1年生リベロの芝山と交代しないように」と指示を受けます。
その中で、黒尾は主将として自分もチームのために活躍したいという気持ちを込めて、このセリフを発しました。
この言葉には、黒尾のリーダーとしての自負と、頼りにされたいという気持ちが表れています。
普段はお調子者のように振る舞うことも多い黒尾ですが、実はしっかりとチームのことを考えており、必要な場面では責任を持って戦う覚悟があることがわかります。
特にこの場面では、まだ試合に慣れていない1年生を支えながら、自分自身も勝利に貢献したいという強い気持ちが伝わってきます。
でも俺達は音駒なので 策に慣れてみせるよ
でも俺達は音駒なので 策に慣れてみせるよ
第30巻 第266話「ネコVSサル」
このセリフは、春の高校バレー2回戦の音駒vs早流川工業戦で、黒尾が言った言葉です。
早流川工業の鹿尾監督は、音駒の猫又監督の教え子で、音駒のプレースタイルを熟知しています。
そのため、司令塔である孤爪研磨をフィジカル面で消耗させるという作戦を立てました。
それに対して、黒尾が「でも俺たちは音駒なので、策に慣れてみせるよ」と独白したのです。
この言葉には、音駒バレー部の持つ柔軟性と粘り強さが表れています。
音駒は相手の攻撃を冷静に分析し、どんな状況にも適応して戦うチームです。
特に研磨は、試合の流れを読む力に長けており、相手の策にも対応できる選手です。
黒尾は主将として、その強みを信じ、「どんな作戦にも慣れてみせる」という自信を持って戦いに臨んでいます。
このセリフを聞くと、黒尾のリーダーとしての冷静な判断力と、チームへの信頼の深さが伝わってきます。
また、「策に慣れる」という言い方が独特で、ただ抵抗するのではなく、相手の作戦を逆に利用して自分たちのプレーを貫くという音駒らしさを感じさせます。
リード・ブロックは我慢と粘りのブロックであると同時に「最後に咲う」ブロックだ
リード・ブロックは我慢と粘りのブロックであると同時に「最後に咲う」ブロックだ
第21巻 第187「昼の月」
この言葉は、宮城県代表決定戦・烏野vs白鳥沢戦で、月島の回想シーンに登場します。
黒尾が音駒の1年生・灰羽に向けて語ったセリフであり、リード・ブロックの本質を的確に表現したものです。
リード・ブロックとは、相手の動きを読んで、ギリギリまで飛ぶのを我慢し、ボールの軌道を見て的確にブロックする技術です。
反応が遅れると決められてしまうリスクがありますが、的確に読めれば確実に相手を止めることができます。
このプレースタイルは、感情的になりにくく、冷静な判断ができる月島にぴったりでした。
「最後に咲う(さく)」という表現が印象的ですね。
すぐに成果が出なくても、積み重ねていけば最後に大きな花を咲かせる、という意味が込められています。
まさに月島の成長そのものです。
彼は最初こそバレーに対して冷めた態度を取っていましたが、試合を重ねるごとにブロックの重要性を理解し、リード・ブロックの楽しさに目覚めていきました。
そんでさ「良かった間違ってなかった」って思ったんだよね
そんでさ「良かった間違ってなかった」って思ったんだよね
第36巻 第320話「師弟・2」
この言葉は、春の高校バレー3回戦・烏野vs音駒の試合で、黒尾が烏野の月島にかけたものです。
夏の合同練習で、黒尾は月島に「リード・ブロックは最後に咲くブロック」だと教えました。
それを受けて月島は、試合を通じてブロックの重要性を実感し、ついに烏野の守備の要となる成長を遂げます。
そして、その成長した姿を見た黒尾が、誇らしげにこの言葉を口にするのです。
このセリフには、黒尾の指導者としての喜びが詰まっています。
普段は軽いノリの黒尾ですが、後輩の成長をしっかりと見守り、正しい道を示す力を持っています。
「間違ってなかった」という言葉には、自分の教えがちゃんと活かされ、月島が本当に強くなったことへの確信と安心感が表れています。
このシーンは、黒尾と月島の師弟関係を象徴する名場面でもあります。
月島にとっては、ブロックへの向き合い方を変えた大きなきっかけをくれた存在が黒尾でした。
その黒尾から直接「間違ってなかった」と言われることで、自分の成長を改めて実感したはずです。
冷静な月島ですが、心の中では少し嬉しかったかもしれませんね。
しんどい時はともだちの顔見るだけで救われるものよ
しんどい時はともだちの顔見るだけで救われるものよ
第42巻 第366話「みつめる」のおまけページよ
この言葉は、春の高校バレー準々決勝・烏野vs鴎台戦で、高熱により退場した日向を気遣う場面で黒尾が言いました。
音駒のセッター・孤爪研磨が、試合が観られるタブレットを日向に貸したのを見て、黒尾が彼に向かってかけた言葉です。
このセリフには、黒尾の人間味がよく表れています。
普段はふざけた態度を取ることが多い黒尾ですが、実はチームメイトや友人のことをしっかり気にかけています。
特に、友達付き合いが少ない研磨のことをよく理解している黒尾だからこそ、この一言が自然と出たのでしょう。
研磨はあまり社交的な性格ではなく、バレーも「ゲームのように楽しめるからやる」というスタンス。
しかし、黒尾はそんな研磨の内面をよく知っていて、彼が本当は仲間の存在に救われていることを感じ取っています。
この言葉は、研磨に対するさりげないフォローであり、彼自身がバレーを続けてきた意味を改めて気づかせるものだったのではないでしょうか。
でも研磨は好きな事なら一生懸命やるから大丈夫
でも研磨は好きな事なら一生懸命やるから大丈夫
第36巻 第318話「相棒」
このセリフは、春の高校バレー3回戦・烏野vs音駒の試合後に登場する、研磨の幼少期の回想で黒尾が言ったものです。
幼い頃、研磨はあまり積極的ではなく、バレーに対してもそこまで熱意を持っていませんでした。
それを心配した研磨の父親に対して、黒尾は「でも研磨は好きなことなら一生懸命やるから大丈夫」と答えています。
この言葉には、黒尾の研磨に対する深い理解と信頼が感じられます。
研磨は、好きなことにはとことんのめり込むタイプ。黒尾はそれをちゃんとわかっていて、「無理にやらせる必要はないけど、好きなことなら全力でやるはずだ」と信じているんですね。
この考え方は、研磨のバレーとの向き合い方にも影響しているように思えます。
また、黒尾自身も幼い頃は人見知りで、今のような陽気な性格ではありませんでした。
しかし、音駒監督・猫又の言葉をきっかけにバレーにのめり込み、友達も増えて変わっていきました。
その経験があるからこそ、「研磨も好きなことなら大丈夫」と心から言えるのでしょう。
研磨に対してただ「頑張れ」と言うのではなく、彼のペースを理解しながらそっと背中を押すようなこの言葉は、黒尾の優しさがにじみ出た名言ですね。
ヤツラには「もう少し危なげ無い道を選ぶ」という選択は無えのかね!?
ヤツラには「もう少し危なげ無い道を選ぶ」という選択は無えのかね!?
第34巻 第303話「嫌い」
このセリフは、春の高校バレー3回戦・烏野vs音駒の第1セット終盤で、黒尾が烏野のプレースタイルに驚き、叫んだ言葉です。
烏野の選手たちは、リスクを顧みず攻撃的なプレーを続けていました。
そんな中、エース・東峰のスパイクが「吸い込み」となり、烏野の得点につながります。
それを目の当たりにした黒尾が思わず発したのが、このセリフでした。
音駒は守備を重視するチームで、粘り強くレシーブを繋ぎ、相手の攻撃を耐えながらチャンスを作るスタイル。
一方の烏野は、スピード感あふれる攻撃と積極的なプレーを武器に戦います。
この試合では、烏野が次々とリスクの高い選択をしながらも、それを成功させていく様子に、黒尾は驚きつつも呆れ気味にツッコんでいました。
このセリフは、黒尾の冷静な分析力と、音駒と烏野の戦い方の違いをよく表している場面です。
「もっと安全に戦う方法もあるのに、なんでそんな無茶なプレーばっかりするんだ?」という思いと同時に、そんなプレースタイルだからこそ烏野は勢いがあり、恐ろしいチームになっていることを感じ取っていたのでしょう。
チームワークがハマる瞬間てのは 多分お前が思ってるより ずっと気持ちいいぞ
チームワークがハマる瞬間てのは 多分お前が思ってるより ずっと気持ちいいぞ
第23巻 第205話「ボールの“道”」
この言葉は、東京都代表決定戦3位決定戦・音駒vs戸美の試合で、音駒1年のリエーフが試合中に思い出した黒尾の言葉です。
リエーフは身長が高く、ブロックで直接スパイクを止めることにこだわりがありました。
しかし、この試合では自分がブロックでコースを限定し、リベロの芝山がきれいにレシーブを決めることで得点につながりました。
この経験を通して、リエーフは「チームワークの気持ちよさ」を実感します。
バレーボールは1人で戦うスポーツではなく、6人が協力してプレーする競技です。
特に音駒は、全員が繋ぐ意識を持っているチーム。黒尾はそんな音駒のスタイルをリエーフに理解してもらいたくて、この言葉をかけたのでしょう。
リエーフはまだ経験が浅く、個人の力でなんとかしようとする場面が多かったですが、この試合を通じて「自分のプレーがチームに貢献することで、さらに大きな結果が生まれる」ことを学びました。
黒尾の言葉は、リエーフにとって大きな気づきになったはずです。
「チームワークがハマる瞬間」は、どんなスポーツでも気持ちがいいものですよね。
個人技だけでは勝てないバレーだからこそ、仲間と連携して得点を決めたときの喜びはひとしおです。
黒尾はそれを知っているからこそ、リエーフにも伝えたかったのでしょう。
この言葉には、黒尾の主将としての視点と、バレーの本当の楽しさが詰まっていると感じます。
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ハイキュー!!の黒尾鉄朗とは?
黒尾鉄朗は、『ハイキュー!!』に登場する音駒高校バレー部の主将です。
チームメイトからは「クロ」と呼ばれ、守備力の高い熟練チームを率いる実力派プレイヤーです。
プレースタイルはオールラウンド型で、どのポジションでも安定した力を発揮します。
特にブロックの技術に優れており、烏野の月島に指導をする場面もありました。
黒尾は、基本的には落ち着いていて冷静ですが、時折おどけた態度を見せたり、相手をうまく挑発したりすることもあります。
そのため、他校の選手たちからは「胡散臭い」と思われることもあるようです。
例えば、カジノのディーラーのように器用にトランプを扱った際には、木兎から「詐欺師みたいだな!」と言われたこともありました。
ただ、普段はお調子者の普通の高校生で、友人たちとふざけ合うことも多いです。
田中がただの鉄塔をスカイツリーと勘違いして大騒ぎしたときには、思わず爆笑していました。
バレーに対しては真剣で、後輩の指導にも熱心です。
練習中に騒ぐ後輩を注意したり、部活の準備をしっかりするよう促したりと、主将としての責任感も強いです。
音駒高校の監督・猫又の願いである「烏野との試合(ゴミ捨て場の決戦)」を実現させるため、チームをしっかりまとめ上げています。
また、孤爪研磨とは幼馴染で、小学生の頃からバレーを通じて仲良くしていました。
バレーに対して消極的だった研磨に「辞めんなよ?」と声をかけるなど、彼がバレーを続けられるように支えていました。
烏野高校が東京での合同合宿に参加した際には、他校生の月島にもブロックの指導をしました。
月島の地雷を踏んでしまったときには、烏野の澤村に報告して謝るなど、面倒見が良い一面もあります。
その後、月島が成長している様子をこっそり見守るなど、後輩の成長をしっかり気にかける姿も描かれています。
黒尾は、試合前に「俺たちは血液だ」とチームを鼓舞する言葉をかけることで知られています。
これは、彼らが2年生のときに「俺たちの代になったらオリジナルの何かをやろう」と考えたことから生まれたそうです。
このセリフの影響で、二次創作では「中二病っぽい」と扱われることもありますが、原作では特にそのような描写はありません。
チームをまとめるリーダーとしての一面、飄々とした性格、後輩の面倒をしっかり見る姿勢など、黒尾鉄朗は多くの魅力を持ったキャラクターです。