この記事では「スラムダンク」の人気キャラ「三井寿」についての名言や名セリフを取り上げています。
かっこいい名言や印象的な名セリフ、使える名言などを掲載しているので、ぜひ最後まで読んでください。
スラムダンクの三井寿の名言・名セリフまとめ
スラムダンクの三井寿の名言・名セリフを23個紹介していきます。
- 安西先生…!!バスケがしたいです…
- こういう展開でこそオレは燃える奴だったはずだ…!!
- くそ……なぜオレはあんなムダな時間を……
- ああ チョロいね
- ここで働けなけりゃ…オレはただの大バカヤロウだ
- 体力ねえなあオレは…たばこは吸わなかったんだけどな…一度も…
- もう俺にはリングしか見えねえ
- オレの名前を言ってみろ…!!オレは誰なんだよ
- 1年10組三井寿!!武石中出身!!176㎝63㎏ポジションはどこでもやれます!!それから…目標は湘北高校全国制覇!!日本一です!!
- オレを誰だと思ってんだバカヤロウ!!オレは最後まであきらめない男三井だ!!
- 静かにしろい この音が…オレを甦らえる、何度でもよ
- さっさと続きを始めるぞ!!オレの気持ちが醒めないうちにな!!
- 何言ってんだおめーらいい脇役がいないと主役が生きないだろ!!オレたちで湘北を強くしようぜ!!今度は全国制覇だ!!
- 安西先生に恩返しがしたいんだ…
- 落とす気がしねぇ
- どーも先生が見てないと…
- 3日もバスケやんねーとうずうずして死にそーだよ
- こういう展開でこそオレは燃える奴だったはずだ…!!
- おう オレは三井 あきらめの悪い男…
- このスーパースター三井がいる限り!!武石中は絶対勝ァつ!!
- そんな全身ガチガチに力入れてちゃあ入るもんも入らねーぞ!!
- オッケー…しかし今日の三井寿はいいぜ…山王よ
この中からいくつかをピックアップして詳しく紹介していきます。
安西先生…!!バスケがしたいです…
このセリフは『スラムダンク』の中でも、とくに有名な名シーンのひとつです。
かつて天才と呼ばれた三井が、ケガや挫折からバスケをあきらめてしまい、不良の道へと進んでしまったあと、ずっと心の奥にしまっていた「バスケがしたい」という気持ちが、恩師の安西先生の前で一気にあふれ出すんです。
涙を流しながらこの言葉を口にした三井の姿は、どんなに遠回りしても、本当に好きなものに戻りたいという気持ちは消えないんだなって感じさせてくれます。
見る人の心をぐっとつかむ、感動的な場面ですね。
落とす気がしねえ
このセリフは、山王戦での三井の心の中の言葉です。
体力的にはかなり限界に近い状態なのに、ボールを手にした瞬間、まるで自分の中にある「シューター」としての感覚が呼び起こされるようなシーンです。
「落とす気がしねえ」というのは、ただの自信じゃなくて、これまで何度も繰り返してきた練習や努力、そして試合での経験があってこそ出てくる言葉だと思います。
プレッシャーがかかる場面でも、信じられるのは自分の積み上げてきたもの。
そんな三井の強さが見えるセリフです。
こういう展開でこそオレは燃える奴だったはずだ…!!
この言葉は、翔陽戦の終盤で三井が自分に言い聞かせるようにして放ったセリフです。
体はボロボロ、でも気持ちはまだ折れてない。
そういう時こそ自分の真価が問われるってことを三井自身がよくわかってるんですね。
「燃える奴だったはず」って、自分の過去の姿を思い出しながら鼓舞してるのが印象的です。
誰にでも「昔はこうだったのに…」って思う瞬間はあると思いますが、それでも立ち上がろうとする姿に、すごく勇気をもらえます。
もう俺にはリングしか見えねえ
このセリフは、山王戦で湘北がまた大きく点差を離されたとき、三井が言った言葉です。
疲れきってフラフラの状態でも、まだ諦めない。
見えているのは、ただゴール(リング)だけ。
そんな執念とも言える集中力がこの一言に詰まっています。
「オレを使え」と言ってボールを呼び込み、限界を超えてプレイする三井の姿は、本当にカッコいいです。
あきらめそうになっても、やるしかない時ってありますよね。
このセリフには、そういう時に自分を信じて進む強さが込められているように感じます。
くそ……なぜオレはあんなムダな時間を……
このセリフは、陵南戦で体力の限界を迎えて倒れた三井が、心の中でつぶやいた言葉です。
バスケをやめて不良生活を送っていた2年間を思い出し、その時間を「ムダだった」と悔やむ三井の気持ちがストレートに伝わってきます。
中学時代に天才と呼ばれた三井でも、さすがにブランクは大きかったんですね。
周りと比べて明らかに体力が落ちていることを痛感して、悔し涙を流す姿はすごく人間らしくて、胸が締めつけられます。
このセリフからは、「やっぱり努力を続けるって大事なんだな」と感じさせられます。
おう オレは三井 あきらめの悪い男…
このセリフは、山王戦でボロボロになりながらも3ポイントシュートを決めた三井が発した一言です。
顔色は真っ青、体も限界。それでも三井は諦めませんでした。「あきらめの悪い男」という言葉は、ちょっと笑えるようでいて、ものすごくカッコいいです。
三井はいつも自分に厳しくて、最後の最後までやり切る姿勢を見せてくれます。
このセリフを聞いて、「オレも簡単に諦めちゃダメだな」って思った人も多いはず。
苦しい時こそ、自分に言い聞かせたい一言ですね。
安西先生に恩返しがしたいんだ…
三井が湘北高校を選んだ理由を語った時に出てきたセリフです。
中学の試合で心が折れそうになった時、安西先生にかけられた「諦めたらそこで試合終了ですよ」の一言で立ち直れた三井。
その時の感謝をずっと忘れず、「この人のもとでバスケがしたい」と思って湘北に入学したんですね。
ただ強いチームに行くんじゃなくて、「人として尊敬できる先生と一緒にやりたい」という気持ちがすごく伝わってきます。
こんなふうに誰かに感謝の気持ちを持ち続ける三井は、やっぱり心の熱い男です。
オレを誰だと思ってんだバカヤロウ!!オレは最後まであきらめない男三井だ!!
インターハイ出場をかけた大事な試合、海南戦で登場する三井の名セリフです。
試合時間も残りわずか、点差もあって絶体絶命という場面。
でも三井は、ここでもう一度気合を入れるように自分自身に向かって叫びます。
「あきらめない男三井だ!」というセリフには、過去の後悔や、今までの努力、そして「自分はまだ終わっていない」という強い気持ちが込められていると感じます。
限界を超えてもなお闘う三井の姿は、見ている側にもパワーをくれます。まさに名シーンです。
ああ チョロいね
このセリフは、陵南戦で赤木に「越野のディフェンスはどうだ?」と聞かれた三井が答えた一言です。
「チョロいね」と軽く言い放つ三井の表情は、自信に満ちていてめちゃくちゃカッコいいんですよね。
実際に三井は、その後も次々と3ポイントシュートを決めて、越野を翻弄していきます。
このセリフには、昔の自信を取り戻しつつある三井の変化が感じられて、「今のオレはやれるぞ」っていう強い気持ちが伝わってきます。
ちょっと生意気な言い方かもしれませんが、それすらも三井らしくて魅力的に見えるシーンです。
ここで働けなけりゃ…オレはただの大バカヤロウだ
このセリフは、翔陽戦の残り時間がわずかになってきた時、満身創痍の三井が心の中で思った言葉です。
体力は限界、動くだけでもつらい中で、それでも自分から「オールコートディフェンスをやろう」と提案します。
その裏には、かつてバスケ部を襲撃してしまったことへの後悔や、そんな自分を受け入れてくれた仲間たちへの感謝の気持ちがあります。
「ここで働けなければ、自分は本当にどうしようもない人間だ」と思う三井の気持ちが痛いほど伝わってきて、ジーンときます。
まさに、仲間思いで熱い男なんだなと感じる名シーンです。
静かにしろい この音が……オレを蘇らせる 何度でもよ
このセリフは、山王戦の終盤に三井が心の中でつぶやいたものです。
もう腕を上げるのもしんどいくらい疲れている状態で、それでも流川からのパスを受け取り、3ポイントシュートを見事に決めます。
そして、ボールがネットを通過する「シュパッ」という音が、自分の魂に火をつけるように感じたんですね。
「何度でも蘇る」なんて、まるで映画のヒーローみたいな言い方ですが、本当にそれくらい強い意志を感じます。
三井にとってバスケは、ただのスポーツじゃなくて、生きる力そのものなんだなと、この一言からよくわかります。
このスーパースター三井がいる限り!!武石中は絶対勝ァつ!!
このセリフは、中学時代の三井が、県大会の決勝でチームを鼓舞するために言った言葉です。
残り時間はたったの12秒、1点差で負けているというプレッシャーの中で、仲間たちを信じさせるために「スーパースター三井」と自らを呼んで盛り上げます。
でも実はこの時、三井自身も内心では「もうダメかも…」と感じていたんですよね。
そんな中で仲間を信じ、自分を奮い立たせるために発したこのセリフは、ただの自信満々な言葉ではなく、強がりの中にも本気の想いがこもっています。
今の三井の根っこにある「諦めない心」は、きっとこの頃から育っていたんだなと思える一言です。
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スラムダンクの三井寿とは?
三井寿(みついひさし)は、漫画『スラムダンク』に登場する湘北高校のバスケ部員です。
もともとは中学時代に「天才シューター」として知られ、武石中を県大会優勝に導いたすごい選手でした。
しかもその大会ではMVP(最優秀選手)まで取っているんですよ。
でも、高校に入ってからは少し違う道を歩むことになります。
三井は、中学時代の試合でピンチの時に、安西先生から「諦めたらそこで試合終了ですよ」という名言をもらって奮起し、逆転勝ちをおさめた経験があります。
そのことがきっかけで、他の強豪校からの誘いを断って湘北高校へ進学しました。
理由は、憧れの安西先生の指導を受けたかったからなんです。
でも、高校に入ってすぐの紅白戦でケガをしてしまい、それがきっかけでバスケから遠ざかってしまいます。
焦った三井は、医者の許可もなく無理やり復帰した結果、ケガをさらに悪化させてしまいました。
その後、バスケ部に顔を出さなくなり、いわゆる「幽霊部員」に。
心の中にはずっとバスケへの未練があったものの、不良グループとつるんで荒れた高校生活を送るようになってしまいます。
ある日、バスケ部への恨みから仲間を引き連れて体育館に乱入するという事件を起こしてしまいますが、その騒動の中で安西先生と再会。
そこで感情があふれ、「バスケがしたいです」と涙ながらに本音をぶつける姿は、多くの読者の心に残っています。
事件後、仲間たちが三井をかばってくれたおかげで処分は受けず、彼は髪を切って心を入れ替え、正式にバスケ部へ復帰します。
復帰後の三井は、チームの主力メンバーとして活躍します。
得意の3ポイントシュートはとても正確で、まるで機械のようだとまで言われます。
とはいえ、ケガの影響もありスタミナには不安が残っていますが、試合の終盤にこそ本領を発揮するような熱いプレイを見せることが多いです。
実はバスケのスキルも高く、攻守ともに優れているオールラウンダーなんです。
見た目はクールですが、意外と負けず嫌いな性格で、仲間との勝負にもこだわったりします。
過去の失敗を乗り越えながら、努力を続けて成長していく姿が多くの人に共感され、三井は今でも人気のキャラクターとなっています。
そんな三井は、ただのスポーツ漫画の登場人物ではなく、挫折や後悔、仲間の大切さなど、いろんなことを教えてくれる存在です。