この記事では「スラムダンク」の人気キャラ「桜木花道」についての名言や名セリフを取り上げています。
かっこいい名言や印象的な名セリフ、使える名言などを掲載しているので、ぜひ最後まで読んでください。
スラムダンクの桜木花道の名言・名セリフまとめ
スラムダンクの桜木花道の名言・名セリフを32個紹介していきます。
- 天才ですから
- 左手はそえるだけ…
- ヤマオーはオレが倒す!! by天才・桜木!!
- メガネ君 引退がのびたな
- 2万で足りるのか?
- この試合はオレが制す!!
- リバウンド王桜木!!!!
- ゴール下のキングコング・弟!!!
- やっと…ダンコたる決意ってのができたよ
- 天才とは99%の才能と1%の…努力
- 日本一になるとかのぼせ上がってたワリにはその小坊主にても足も出ねえようだな
- おめーが抜かれる事くらい計算済みって事だ ルカワ
- オレに今できることをやるよ!! やってやる!!
- 4点分の働きってことか!!
- おめーらバスケかぶれの常識は オレには通用しねえ!! シロートだからよ!!
- 戻れっ!!センドーが狙ってくるぞ!
- フンフンフンフンフンフンフンフンフン!
- センドーはオレが倒す!!
- 選手生命…終わりだ…庶民ならな…はーっはっはこの天才桜木を一般人と一緒にされちゃ困る!!何度言えばわかるんだね!?
- 7発だぞ7発 今のはシオの分。次はカクの分。これはルカワの分、そしてこれはリョータ君の分!!そしてこっからはオレの分 まだだ…次はタバコおしつけたボールと折られたモップの分
- た…退場にならないためにはどうすればいいか教えてくれ
- オレ…なんか上手くなってきた…
- ゴリ! まだいけるよな!!
- オレのせいで負けたんすよ…オレのせいで…
- 返せ…
- オヤジもここへきてよーやくカントクらしくなってきたな!!
- 基本が大事!! だろ?ゴリ
- 大好きです 今度は嘘じゃないっす
- オヤジの栄光時代はいつだよ… 全日本の時か? オレは… オレは今なんだよ!!
- さぁ整列だ
- ゴリをもボロボロにした丸ゴリが おれをマークしてやがる…!このオレを……!!
- 優勝すんだろゴリ!!!!通過点じゃねーかよあいつらなんか!!!
この中からいくつかをピックアップして詳しく紹介していきます。
天才ですから
この「天才ですから」は、スラムダンクを語るうえで欠かせない、まさに桜木花道の代名詞のようなセリフですね。
山王戦で大怪我を負った後、リハビリに励む花道が、リハビリの先生に「今日はきついよ」と言われて返したのがこの一言なんです。
調子に乗っているように聞こえるかもしれませんが、実はこの言葉の裏には、どんなにキツくても前を向いて努力を惜しまない花道らしさが詰まってるんです。
くじけず、笑って困難に立ち向かう姿に、見ているこっちが元気をもらえちゃいます。
「天才ですから」って、こんなに説得力のあるセリフ、なかなかないですよね。
オヤジの栄光時代はいつだよ… 全日本の時か? オレは… オレは今なんだよ!!
このセリフは、花道の中でも特に熱い名言としてファンの間で有名ですね。
山王戦の真っ最中、背中を痛めた花道に対して安西先生が試合を止めさせようとします。
でも、それに対して花道が全力で返したのがこの言葉。
「今この瞬間にかけたい」「今が自分の全てだ」っていう気持ちがビシビシ伝わってきますよね。
過去の栄光に縋るんじゃなく、今の自分を全力で生きようとする姿勢に心を打たれました。
若さゆえの無鉄砲さも感じつつ、それでも自分の意思で未来を切り拓こうとする花道の決意がかっこよすぎます。
左手はそえるだけ…
この一言、あまりに有名で、実際にバスケやってる人も真似したことがあるんじゃないでしょうか。
山王戦のクライマックス、緊迫のラストプレーで放たれた花道のジャンプシュート。
その直前に彼が口にしたのがこのセリフです。
これ、実はシュートの基本を表す言葉なんですよね。
ボールを持つ手とは逆の手は、そっと添えるだけ。
花道が基礎練習で叩き込まれた技術をしっかり実践してるところにグッときます。
ダンクじゃなくてジャンプシュートで決めたっていうのも、彼の成長を象徴していて涙モノです。
あの場面、静かなセリフなのに、めちゃくちゃ胸に響きました。
さぁ整列だ
このセリフは、湘北がインターハイ出場を決めたあとの感動シーンでの一言です。
喜びで涙ぐむキャプテン赤木に向かって、花道がサラッと声をかけるんですよね。
実はこれ、1週間前の海南戦で花道がミスして泣いたときに赤木が言ってくれた言葉なんです。
その言葉を、今度は花道が返す側になるっていう…このやり取り、言葉にするだけでグッときませんか?おちゃらけてるように見えて、ちゃんと仲間を見てる花道の優しさと、成長が感じられる名セリフです。
こういう静かで温かい場面もスラムダンクの魅力ですよね。
やっと…ダンコたる決意ってのができたよ
この言葉は、花道が心から「バスケと向き合う覚悟を決めた」瞬間に出たセリフです。
山王戦で負傷しながらも、「自分はまだ戦える」と感じた花道が安西先生に向かって口にしたこの一言。
以前、安西先生が「全国制覇には“断固たる決意”が必要だ」と話していたのを、ちゃんと心に留めていたんですよね。
花道って、普段はふざけてることも多いですが、こういう大事な場面での言葉はすごく深くて、心に刺さるんです。
「やっと」っていう言葉がまた重くて、これまでの葛藤や悩み、全部乗り越えた上での決意だったんだなって感じました。
花道の成長を象徴する、本当に胸に響く名セリフです。
メガネ君 引退がのびたな
このセリフは、陵南戦の勝利後に花道が木暮にかけた、ちょっと照れくさいけど心に響く名言です。
木暮は3年生で、もしインターハイに行けなければ引退だという覚悟で試合に臨んでいました。
そんな木暮の思いを、ふざけた態度の多い花道がちゃんと覚えていたっていうのが、すごく感動的なんですよね。
試合後に「メガネ君 引退がのびたな」とサラッと言った花道に、木暮が「泣かすなよ…問題児のクセに…」と返すシーンは、言葉以上の絆が感じられて涙腺崩壊ものです。
花道の不器用ながらも人を想う優しさが光った、本当に素敵なやり取りです。
大好きです 今度は嘘じゃないっす
このセリフは、花道が晴子に向けて放った、とても大切な一言です。
山王戦で負傷し、意識が薄れる中で過去を振り返った花道が、自分の本当の気持ちに気づいて出たセリフなんですね。
第1話ではナンパ目的で「好きです」と言っていた彼が、今度は心の底から「大好き」と言う。
この対比がもう胸にグッときます。
バスケを始めたきっかけとなった晴子への想い、そしてバスケそのものへの愛情が、この一言にギュッと詰まってるんです。
花道の成長と、彼の中でバスケがどれだけ大切な存在になったかを感じられる、名シーンです。
2万で足りるのか?
このセリフは、花道の努力家な一面がにじみ出た名言ですね。
全国大会を見据えて、安西先生から「2万本のシュートを打て」と言われた花道が、真っ先に返したのがこの言葉。
「それで足りるのか?」って、本気でやる気スイッチ入ってる証拠ですよね。
普段はお調子者だけど、やるときはやる花道の姿がとってもかっこよかったです。
この場面では、バスケ初心者だった花道が、自分の課題と向き合い、本気で全国の舞台に立とうとしてる姿勢がよくわかります。
「2万」という数字にひるまず、「もっとやれる」と前のめりになれる花道の前向きさ、本当に見習いたいです。
リバウンド王桜木!!!!
この叫びは、花道の自信と誇りが詰まった熱いセリフです。
海南戦の残り10秒、花道は「リバウンド王桜木!!!」と声を上げながら、堂々とリバウンドを取りに飛び込みます。
牧という神奈川の頂点に立つ男相手にも臆せずぶつかっていくその姿勢、ほんとにアツいんです。
ただ、そのあとに痛恨のパスミスで試合が終わってしまうというオチがつくのがまたスラムダンクらしい…。
結果は負けでしたが、このセリフからは、初心者だった花道が「自分の武器」を見つけ、誇りを持つようになった成長が伝わってきます。
ミスも含めて、彼らしさが詰まった名シーンです。
ゴリ! まだいけるよな!!
この言葉は、山王戦終盤の緊迫した場面で花道が赤木にかけた、希望に満ちたセリフです。
点差があり、誰もが心が折れそうになる中、花道は諦めずに「まだいけるよな!!」と叫びます。
その声に、長年チームを引っ張ってきた赤木も胸を打たれ、「まだいけるぞ」と応えるんですね。
このやり取り、ものすごく胸が熱くなります。
苦しいときに声をかけてくれる仲間がいるって、本当に心強いですよね。
そして、それが1年生の花道からだったっていうのがまた泣けます。
絶望の中でも希望を見出す、花道の前向きさとチームへの信頼が伝わる名セリフです。
おめーが抜かれる事くらい計算済みって事だ ルカワ
このセリフは、花道の成長ぶりが感じられる、ちょっとカッコつけたけど本気の名言です。
山王戦で流川が沢北に抜かれ、花道とぶつかってチャンスを潰してしまった場面、普通なら気まずくなるところですが、流川は花道を責めなかったんですよね。
その無言の優しさに花道は「借りを作った」と感じ、自分なりの方法で返そうと奮起します。
そして流川を抜いた沢北をきっちり止め、見事にファウルを奪うんです。
このセリフには、仲間のために自分の役割を果たそうという花道の気持ちと、「計算済み」なんて言ってますが、実はちょっと照れくさい感謝の気持ちもにじんでる気がします。
こういうやり取り、本当にチームスポーツって感じでいいですよね。
ヤマオーはオレが倒す!! by天才・桜木!!
このセリフ、聞いた瞬間に思わず笑っちゃうような勢いなんですが、実はすごく意味のある言葉なんです。
山王戦で点差がどんどん広がっていくなか、チーム全体が暗いムードに飲み込まれてしまいそうになってたんですよね。
そんなときに、花道が来賓席のテーブルに乗って堂々と叫んだのがこのセリフ。
みんなが「負け」を意識して縮こまっていた中で、あえてふざけたように見えるけど、前向きな宣言をして場を変えたんです。
花道のこういうところ、チームにとって本当に大きな存在ですよね。
自信満々で「天才・桜木!」と名乗る姿に、思わず元気をもらえました。
オレに今できることをやるよ!! やってやる!!
この言葉は、花道のプレイヤーとしての覚悟を感じる、とても力強いセリフです。
山王戦の途中で赤木が足を痛めて交代することになり、ゴール下を守る存在がいなくなってしまうんですね。
そんな時に、花道は自分の派手なプレイにこだわらず、チームのために「今できること=リバウンド」を全力でやると決めます。
ダンクばかり狙っていた初期の彼からは想像もつかない、地味だけどとても大切な仕事を率先してやる姿には、目を見張るものがあります。
派手じゃなくても、誰かのために体を張るってかっこいいんだって思わせてくれるセリフです。
戻れっ!!センドーが狙ってくるぞ!!
このセリフは、試合終盤の一瞬の気の緩みすら許さない、花道の冷静な判断力が光る場面です。
インターハイ県予選の陵南戦、残りわずかの時間でシュートを決めた直後、みんなが喜びそうになる中、花道だけが「仙道が狙ってくるぞ!」と叫びます。
普通ならここで安心しちゃいそうな場面で、あの仙道をしっかり警戒しているところに、花道のバスケIQの高さと、冷静な視野の広さが出ています。
最初の頃の彼なら絶対にできなかった判断ですよね。
無鉄砲なだけじゃなく、成長した花道の姿にジーンときました。
オレのせいで負けたんすよ…オレのせいで…
海南戦での敗北後、花道がポツリとこぼしたこの言葉は、今まで見せなかった弱さと悔しさが滲んでいて、本当に胸に迫るシーンです。
リバウンドを取って赤木にパスを出そうとしたものの、誤って相手に渡してしまい、そのまま試合終了。
湘北は惜しくも敗れてしまいました。
それまでの花道ならヘラヘラしてごまかしていたかもしれませんが、この時は本気で落ち込み、「自分のせいで負けた」と泣き崩れるんです。
この悔しさが、彼の次への大きな原動力になっていきます。
そして、吹っ切るために自分で頭を丸めるあたりも、花道らしくて泣き笑いしちゃいます。
失敗しても前を向く、そんな彼の姿に勇気をもらえる名場面でした。
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スラムダンクの桜木花道とは?
スラムダンクの主人公・桜木花道は、ひと目で忘れられないような赤いリーゼント頭がトレードマークの高校生です。
もともとは和光中学でケンカ三昧のヤンキーだったんですが、湘北高校に入学した後、バスケ部キャプテンの妹・赤木晴子に一目惚れしたことで、バスケットボールの世界に飛び込むことになります。
まったくの初心者でバスケのルールすら知らなかった彼が、わずか数ヶ月の練習と試合経験を通じて驚くほど成長していく姿が、この物語の大きな魅力なんです。
花道は、驚異的な身体能力の持ち主で、特にジャンプ力やスタミナは高校バスケの全国レベルでも通用するほど。
ただ、最初のうちはドリブルもままならず、技術的には未熟な部分が目立ちました。
それでも、基礎練習をコツコツ重ね、実戦での経験を経ることで次第に力をつけていきます。
リョータから教わったフェイクなども習得し、ただのパワー頼りの選手から、意外とテクニックも使える「技巧派」な一面も見せるようになります。
中でも彼の大きな武器となったのが「リバウンド力」。
もともと脚力がすごくて、ジャンプの速さと高さは別格。
リバウンドを取るための身体の強さと判断力も身につけていき、いつしか湘北の大事なリバウンダーとして活躍するようになります。
試合中は何度もジャンプしてボールを取りに行くその姿に、対戦相手も「なぜそこに桜木が!?」と驚かされる場面が多かったです。
性格はかなり破天荒で、何かとトラブルを巻き起こしがち。
でも根はまっすぐで純情で、実はかなりの努力家。
みんなが帰ったあともひとりでシュート練習をしたり、朝早くからランニングをしたりと、見えないところで積み重ねている努力が彼の成長を支えているんです。
また、晴子への想いからライバルの流川楓には強い対抗心を燃やしていて、その気持ちが時に暴走することもありますが、それすらも花道らしさと言えるかもしれません。
作中ではIH(インターハイ)出場を決めたあとも、様々な試合を通して急成長を遂げていく花道。
最終的には山王工業との壮絶な試合で大きな活躍を見せながらも、試合中のアクシデントで背中を痛めてしまい、選手生命の危機に直面します。
しかし、その後もリハビリを続ける様子が描かれていて、復帰に向けて前向きに努力する姿が見られるんです。
そんな花道の最後のセリフは「天才ですから」。
この一言に、彼の全てが詰まっているように感じられますね。
破天荒だけど憎めない、そしてひたむきな努力を惜しまない、そんな桜木花道というキャラクターは、今も多くのファンに愛され続けています。