この記事では「スラムダンク」についての名言や名セリフを取り上げています。
感動できる名言や印象的な名セリフ、使える名言、やる気の出る名言などを掲載しているので、ぜひ最後まで読んでください。
スラムダンクの名言・名セリフまとめ
スラムダンクの名言・名セリフを30個紹介していきます。
- あきらめたらそこで試合終了ですよ(安西先生)
- 天才ですから(桜木花道)
- おう オレは三井 あきらめの悪い男…(三井寿)
- いいからテーピングだ!!(赤木剛憲)
- ぶちかませっ!(流川楓)
- てめーがミスやらかすことぐらい最初から計算に入ってた。別に驚きゃしねえ。お前の実力はまだそんなもんだ(流川楓)
- オレに今できることをやってやるよ!!やってやる!!(桜木花道)
- お前の為にチームがあるんじゃねぇ チームの為にお前がいるんだ!!(安西先生)
- まだあわてるような時間じゃない(仙道彰)
- オレはチームの主役じゃなくていい(魚住純)
- ゆっくりでもいい!!自分の力でやり遂げろ!!(田岡監督)
- 「負けたことがある」というのがいつか大きな財産になる(堂本監督)
- 安西先生……バスケがしたいです(三井寿)
- 泣かすなよ…問題児のクセに…(木暮公延)
- オヤジの栄光時代はいつだよ…全日本のときか? オレは………オレは今なんだよ!(桜木花道)
- 左手はそえるだけ…(桜木花道)
- オレたちゃ別に仲良しじゃねえし お前らには腹が立ってばかりだ だが…(このチームは…最高だ……)(赤木剛憲)
- バスケットは…お好きですか(赤木晴子)
- アンビリーバブルや!!(相田彦一)
- 流川だって桜木花道だって同じ1年生なんだからあんたたちだってやればできる!!(彩子)
- 本物のシューターは練習によってのみ作られる!!あくなき反復練習だけがシュート成功率をアップさせるのだ!!(海南大付属監督 高頭力)
- リバウンドを制する者は試合を制す!!(赤木剛憲)
- はじめからうまくできる人なんていないんだから!!(赤木晴子)
- そんな全身ガチガチに力入れてちゃあ入るもんも入らねーぞ!!(三井寿)
- 見よ リバウンド王の実力!!(桜木花道)
- 大好きです 今度は嘘じゃないっす(桜木花道)
- こういう展開でこそオレは燃える奴だったはずだ…!!(三井寿)
- とりあえず…君は日本一の高校生になりなさい(安西先生)
- 天才とは99%の才能と1%の努力(桜木花道)
- ドリブルこそチビの生きる道なんだよ!!(宮城リョータ)
この中からいくつかをピックアップして詳しく紹介していきます。
スラムダンクの使える名言・名セリフまとめ
あきらめたらそこで試合終了ですよ(安西先生)
このセリフは、スラムダンクを知らない方でも一度は耳にしたことがあるんじゃないでしょうか。
物語の中では、かつてのエース・三井寿が中学生の時、県大会の決勝戦で心が折れかけていた場面で、安西先生が優しくかけた一言なんです。
この言葉を受けたことで、三井は最後まで試合を投げ出さずに戦い、そしてその後の進路として湘北高校を選ぶ大きなきっかけにもなりました。
「あきらめたらそこで試合終了」というのは、バスケに限らず、人生のどんな場面でも胸に響く言葉ですよね。
うまくいかないことがあっても、投げ出さずに踏ん張ってみる。
その大切さを、安西先生は静かな口調で教えてくれたんだと思います。
わたしたちも何かに迷ったり諦めそうになった時に、この言葉を思い出したいですね。
天才ですから(桜木花道)
「天才ですから」は、桜木花道がよく口にする決めゼリフなんです。
いつでも自信満々で、周りが驚くような失敗をしても、彼は堂々と「自分は天才だから大丈夫」と言い切ってしまうんですよ。
実はこれ、ただの自惚れではなくて、自分自身を信じるための言葉として使っているように感じられます。
花道は初心者ながらバスケに全力で向き合い、努力を重ねて急成長していくキャラクターです。
「天才ですから」は、そのひたむきさや明るさを象徴する言葉でもあり、読者の背中を押してくれるようなセリフなんです。
自分の力を信じることって、すごく勇気がいることですが、花道のように「自分ならできる」と言ってみるのも、何かを始めるきっかけになるかもしれませんね。
おう オレは三井 あきらめの悪い男…(三井寿)
このセリフは、インターハイでの山王戦という最も熱い試合の中で、三井寿が発した言葉です。
もともと才能に恵まれたプレイヤーだった三井ですが、過去には怪我や挫折によってバスケから離れていた時期もありました。
そんな彼が、苦しい状況の中でも最後まで戦い抜こうとする決意を、自分の口でしっかり言葉にしたのがこのセリフなんです。
「諦めの悪い男」と自らを語る三井の姿は、かっこいいだけじゃなくて、人間らしい泥臭さもあって、とても共感できるところがあります。
どんなにボロボロになっても、「最後までやりきる」という強さ。
これはバスケに限らず、仕事や夢、人生のいろんな場面で通じるメッセージだと思います。
あの場面の三井には、胸を打たれた方も多いんじゃないでしょうか。
いいからテーピングだ!!(赤木剛憲)
こちらのセリフは、試合中に怪我をしてしまったキャプテン赤木が、ベンチに下がるよう言われた時に放った言葉です。
海南大付属高校との大事な一戦で、チームを引っ張る立場として「ここで自分が抜けるわけにはいかない」という強い覚悟が現れています。
「いいからテーピングだ!!」という短い一言に、赤木の全国制覇への熱い想いや、仲間を信じて戦い抜こうとする責任感がぎゅっと詰まっていて、非常に印象的です。
冷静で頼りがいのある赤木が、感情をあらわにする珍しいシーンでもあるので、読んでいて思わずぐっときてしまいますよね。
夢や目標を追いかける時、時には無理をしなければならない場面もあるかもしれませんが、それだけの情熱を持てること自体が素晴らしいことなんだなと感じさせてくれる名言です。
ぶちかませっ!(流川楓)
この「ぶちかませっ!」というセリフは、普段クールで無口な流川楓が感情をむき出しにした、とても印象的な場面の一つです。
常に冷静で周囲にも無関心そうに見える流川ですが、このシーンでは、自分の限界を超えてまでチームのために戦った末に、桜木花道にその思いを託す形で発せられました。
流川が桜木に期待を込めて言葉をかけるのは、かなり珍しいことなんですよね。
普段は衝突ばかりしている二人ですが、この瞬間に見えた信頼関係には、ぐっとくるものがあります。
流川なりに「お前ならやれる」と信じて背中を押す、そんな熱さと優しさが詰まった一言だと思います。
普段無口な人が感情を見せる時って、それだけで心に刺さるんですよね。
てめーがミスやらかすことぐらい最初から計算に入ってた 別に驚きゃしねえ お前の実力はまだそんなもんだ(流川楓)
このセリフは、海南戦のあとに流川が桜木に向けて言ったものです。
試合中のミスを引きずって自信を失いかけていた桜木に対し、流川はあえて冷たく聞こえるような言葉で声をかけています。
でも、これは流川なりの励ましの一つなんですよね。
「お前のミスなんて驚かないし、最初から想定内だよ」と言うことで、ミスした桜木を責めるのではなく、むしろ「それでもお前が必要だ」と伝えているようにも感じられます。
完璧を求めているわけではなく、今できることでチームに貢献してくれればいいという、流川なりの信頼の表れとも受け取れる名セリフです。
こういう少し不器用な優しさって、意外と心に残りますよね。
相手をちゃんと見ているからこそ言える一言だと思います。
オレに今できることをやってやるよ!!やってやる!!(桜木花道)
このセリフは、花道が一人のプレイヤーとして大きく成長したことを感じさせてくれる、名シーンのひとつです。
キャプテン赤木がケガでコートを離れた緊迫した場面、仲間たちにも動揺が広がる中で、花道は「自分にできることを精一杯やる」と声を上げて、チームを奮い立たせました。
この時の花道は、ただの目立ちたがり屋の初心者ではなく、本当に“チームの一員”としての覚悟を持っていたんですよね。
自分にはできないことも多いけど、今の自分がやれることはきっとある。
そう信じて前を向く花道の姿に、読者も勇気をもらったんじゃないでしょうか。
「やってやる!」という強い言葉の中には、不器用でも真っ直ぐな花道の心が詰まっていて、本当に胸が熱くなる瞬間です。
あの場面で花道の存在感がグッと増した気がしました。
スラムダンクのビジネスでも使える名言・名セリフまとめ
お前の為にチームがあるんじゃねぇ チームの為にお前がいるんだ!!(安西先生)
このセリフは、かつて「白髪鬼(ホワイトヘアードデビル)」と呼ばれ恐れられていた頃の安西先生が、留学中の教え子・谷沢に向けて言った強い一言です。
自分の力ばかりを信じて仲間との協調をおろそかにしてしまった谷沢に対して、指導者としての厳しくもまっすぐな思いが込められています。
この言葉は、スポーツに限らず、会社や学校、どんなチームにも通じるメッセージですよね。
誰か一人のためにみんながいるのではなく、全員がそれぞれの役割を果たすからこそ、チームが成り立っている。
だからこそ、自分の立ち位置や責任をちゃんと意識することが大切なんだと、改めて感じさせられます。
優しげな今の安西先生からは想像がつかないような、芯の強さを感じる名言です。
まだあわてるような時間じゃない(仙道彰)
仙道のこのセリフは、インターハイ予選の湘北対陵南戦で、追い込まれた仲間たちに向けて放たれた冷静さあふれる一言です。
試合終盤、焦りが見え始めた場面で「1本だ、落ち着いて1本いこう」と声をかけた上で、「まだあわてるような時間じゃない」と続けるんですよね。
このセリフ、実はファンの間でも非常に有名で、ネットでも時々見かけるくらい人気なんです。
焦りそうな時、イライラした時にこの言葉を思い出すと、自然と肩の力が抜けるような気がします。
仙道って、どんな時でも余裕があって、本当に頼れる存在だなあと感じさせられますよね。
周囲が慌てている時こそ冷静でいる大切さ、そしてチームを安心させるリーダーの在り方が、このセリフに詰まっていると思います。
オレはチームの主役じゃなくていい(魚住純)
このセリフは、陵南のキャプテン・魚住が試合中に心の中で思ったものです。
赤木との1対1では自分が劣っていると認めつつも、自分には自分なりのやり方がある。
チームを勝たせるために必要なことを、自分なりにやろうとする魚住の成熟した心がよく表れた一言です。
昔は「チームの柱になる」という強い思いから、時には無理をして空回りしていた魚住が、自分の役割をきちんと理解し、背負うべき責任を背負っている姿に、とても感動しました。
主役じゃなくても、影で支える人がいるからこそチームは強くなれる。
その大切さを、魚住のこの言葉から教わった気がします。
周囲を引き立てる立場に立てる人って、本当にかっこいいですよね。
ゆっくりでもいい!!自分の力でやり遂げろ!!(田岡監督)
この言葉は、魚住がまだ1年生の頃、田岡監督が彼にかけた指導の言葉です。
バスケの才能はあるものの不器用で、結果を焦っていた魚住に対して、「焦らず、自分の力で乗り越えることの大切さ」を伝えたシーンです。
田岡監督は普段はちょっと熱血で厳しいイメージもありますが、このセリフには本当に選手を信じている気持ちが伝わってきますよね。
誰かと比べるんじゃなくて、自分のペースで進めばいい。
その経験こそが後の自信になるんだと、優しく力強く教えてくれています。
私たちの人生でも、すぐに結果を出そうとして焦ってしまうことってありますが、この言葉を思い出すと、地道な努力を信じて進むことの大切さを再確認できます。
「負けたことがある」というのがいつか大きな財産になる(堂本監督)
このセリフは、湘北に敗れた山王工業の監督・堂本が試合後に選手たちに伝えた言葉です。
無敵と思われていた強豪・山王が敗れたことに対し、「負けたこと」そのものが、これからの彼らの成長にとってかけがえのない経験になると語った場面なんです。
この言葉、本当に深いと思います。
誰しも負けるのは嫌なものですが、負けることでしか見えないものや学べないこともたくさんありますよね。
堂本監督がそのことをしっかりと伝えている姿に、指導者としての器の大きさを感じました。
私たちも仕事や人生の中で失敗して落ち込むことがあると思いますが、「いつかこの経験が自分を支えてくれる」と思えば、また前を向ける気がします。
スラムダンクの感動できる名言・名セリフまとめ
安西先生……バスケがしたいです(三井寿)
このセリフは、スラムダンクの中でも特に有名で、数ある名シーンの中でも心に残る方がとても多いと思います。
元MVPだった三井寿が、ケガによって夢を諦め、荒れた生活を送るようになってしまった末に、バスケ部に乗り込んで問題を起こしてしまうんですね。
でも、安西先生と再会した瞬間、自分の中の本当の気持ちがこらえきれずに出たのがこの言葉でした。
「バスケがしたい」というシンプルな一言なのに、三井の過去や後悔、今の気持ちがすべて詰まっていて、聞いているこちらまで涙が出そうになります。
自分の弱さを認めて素直になることって、本当に勇気がいりますよね。
でもこのセリフを通して、「諦めた夢でも、もう一度取り戻すことができる」と教えてくれているように感じます。
泣かすなよ…問題児のクセに…(木暮公延)
このセリフは、陵南戦に勝利した直後、小暮が桜木に対してポツリとつぶやいた名言です。
3年生の小暮にとって、この試合が負ければ引退という大事な一戦でした。
その緊張感と重圧の中、花道が見せた意外な活躍に心を動かされた小暮が、不器用ながらも感情を素直に表したこの場面は、本当に胸が熱くなります。
普段は控えめで真面目な木暮と、トラブルメーカーの花道。
一見正反対なふたりですが、試合を通じて信頼関係が芽生えていく様子が、セリフからじんわり伝わってきます。
こういう言葉の裏にある感情って、じっくり読むとより深く染み込んできますよね。
花道の成長を見守ってきた木暮だからこそ言える、温かい一言でした。
オヤジの栄光時代はいつだよ…全日本のときか? オレは………オレは今なんだよ!(桜木花道)
このセリフは、山王戦の終盤、安西先生に向かって花道がぶつけた言葉です。
かつての輝かしい過去ではなく、「今」という時間を戦っている自分自身に誇りを持っている花道らしい一言で、彼の真剣さと熱い思いがまっすぐに伝わってきます。
バスケを始めた頃はふざけたり調子に乗ったりしていた花道ですが、この言葉にはもう迷いも遠慮もありません。
「今この瞬間を全力で生きる」という花道の成長が、ものすごくよく表れていると思います。
誰かの過去の栄光じゃなくて、自分の“今”を信じるって、簡単なようでとても難しい。
でもだからこそ、このセリフはたくさんの人の心に響いたんじゃないでしょうか。
左手はそえるだけ…(桜木花道)
このセリフは、山王戦のラストプレーで花道がジャンプシュートを放つ直前に口にした一言です。
バスケの基本中の基本ともいえるこの言葉を、あの大一番で自然に出せたことに、花道のとんでもない成長を感じさせられました。
最初はド素人だった彼が、努力と経験を重ね、ここまで来たんだなと胸がいっぱいになりますよね。
ド派手なダンクではなく、あえてシンプルなジャンプシュートで勝負を決めるというところにも、彼のバスケに対する姿勢や覚悟が見えて、本当に感動的でした。
静かなセリフなのに、これほど強く印象に残るってすごいですよね。
「そえるだけ」の一言に、どれだけの練習と覚悟が詰まっていることか…思い出すだけで鳥肌が立ちます。
オレたちゃ別に仲良しじゃねえし お前らには腹が立ってばかりだ だが…(このチームは…最高だ……)(赤 剛憲)
このセリフは、山王戦の激戦の中で、キャプテン赤木がふと本音をこぼした瞬間のものです。
キャプテンとして、常に真面目で厳格だった赤木が、自分の感情を素直に語るシーンって実はあまり多くないんです。
でもこの時だけは、仲間たちの懸命な姿を見て、心の底から湧き上がった思いを言葉にしています。
「仲良しじゃねえし」「腹が立つ」と言いながらも、「最高だ」と言える赤木の気持ちは、読んでいてグッときますよね。
仲間って、いつもわかりあえてるわけじゃない。
でも、だからこそ一緒に戦ってきた時間が尊くなる。
部活でも、仕事でも、そう感じる瞬間ってあると思います。
この言葉には、努力や衝突を乗り越えた先にある“本当のチーム”の姿が描かれていて、本当に素敵な名言だなと思います。
スラムダンクのマニアックな名言・名セリフまとめ
バスケットは…お好きですか(赤木晴子)
このセリフは、スラムダンクの始まりを告げる、本当に印象的なひと言です。
第1巻の冒頭、入学したばかりの桜木花道に、晴子が優しく問いかけたのがこの言葉でした。
花道はそれまでバスケットに全く興味がなかったんですが、晴子に一目惚れしたことがきっかけで、そのままバスケ部へと足を踏み入れることになるんです。
このセリフがなければ、スラムダンクの物語は始まらなかったわけですから、地味ながらもとても重要な名言ですよね。
しかも、晴子の素直でまっすぐな人柄がよく出ていて、読むたびに初心を思い出させてくれるようなセリフだと思います。
花道にとっては“運命の一言”だったのかもしれません。
アンビリーバブルや!!(相田彦一)
「アンビリーバブルや!!」は、関西弁が特徴の相田彦一が驚いたときに放つ定番の口癖で、作中でも何度も登場するんですよね。
特に予想を超えるプレーや展開が起きたときに、テンション高めに叫ぶこのセリフは、思わずこちらも笑ってしまうくらい素直で可愛らしいんです。
「要チェックや」と並んで、彦一の代名詞的なフレーズとも言えますが、彼の人懐っこい性格や、バスケへの純粋な情熱がこの短い言葉に詰まっている気がします。
とにかく、すごい!という気持ちを全力で伝えようとする姿が印象的で、見ていて応援したくなるキャラですよね。
マニアックながらも愛される名言だと思います。
流川だって桜木花道だって同じ1年生なんだからあんたたちだってやればできる!!(彩子)
このセリフは、湘北バスケ部のマネージャー彩子が、練習試合で控え気味だった1年生メンバーに向けて言った激励の言葉です。
流川や花道というスター的な1年生の活躍に圧倒されて、自分には無理だと感じている後輩たちに対して、「同じ1年生なんだから、やればできる」と真っ直ぐに伝える彩子の言葉は、まさに名セリフだと思います。
このセリフは、ただの励ましではなく、「可能性を信じて行動しようよ」という強いメッセージが込められていて、読んでいて勇気が湧いてくるんですよね。
彩子のような存在がチームにいるからこそ、湘北は強く、そしてまとまりのあるチームになっていくんだなと感じさせられました。
ちょっとしたセリフなんですが、すごく印象に残る名場面です。
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スラムダンクとは?
『スラムダンク』は、井上雄彦が描いたバスケットボールを題材にした漫画で、1990年から1996年まで週刊少年ジャンプで連載されていました。
正式なタイトルは英語で『SLAM DUNK』となっており、ファンの間では「スラダン」という略称で親しまれています。
単行本はジャンプコミックスで全31巻、再編集された新装再編版は全20巻、そして完全版は全24巻と、いくつかの形で出版されています。
テレビアニメ化もされ、最近では新作映画が公開されるなど、連載終了からかなりの年月が経ってもその人気は衰えていません。
当時のジャンプでは『ドラゴンボール』や『幽☆遊☆白書』と並ぶ三大人気作品として名を連ねており、90年代のジャンプ黄金期を支えた立役者の一つでもありました。
ジャンプの歴史の中でも特に珍しい、最終回が巻頭カラー&表紙を飾った作品としても知られています。
物語の中心となるのは、不良少年・桜木花道。
彼は中学時代に50人の女の子に振られた過去を持ち、その最後の相手がバスケ部の男子を好きだったことから、バスケに対して最初は敵対心を持っていたんです。
でも、入学先の湘北高校で、バスケ部主将の妹・赤木晴子に誘われて部に入ることになります。
最初は動機が不純(というか恋心)だったのですが、持ち前の運動神経と身長を活かしながら、徐々にバスケットの魅力に惹かれていきます。
桜木が所属する湘北高校バスケ部は、特に強豪校というわけではなかったのですが、仲間たちと共に県内のライバル校と熱い戦いを繰り広げ、全国を目指していくストーリーは、多くの読者に感動と興奮を与えてきました。
スラムダンクがすごいのは、スポーツ漫画としての描写のリアリティと、地味になりがちなポジションである“リバウンダー”を主人公にした点なんですね。
普通、漫画では目立ちにくいリバウンドのシーンを、こんなにかっこよく描けるのかと驚くほど、見事に表現されています。
また、他のスポーツ漫画にありがちな“必殺技”的な派手な演出がほとんどなく、実際にプレーできそうなリアルさを大切にしているところも魅力の一つです。
連載当時は、バスケットボール自体の認知度が今ほど高くなく、バスケ漫画は「売れない」と思われていた時代でした。
そんな常識をひっくり返し、バスケという競技の魅力を多くの人に伝え、さらにバスケ人口を一気に増やしたという意味でも、とても大きな存在だったんです。
今でも「スラムダンクに影響を受けた」と語る漫画家さんやスポーツ選手がたくさんいて、作品の影響力が世代を超えて続いているのがわかります。
日本だけでなく、アジア各国でも人気が高く、まさに“レジェンド”と言える作品なんですよ。
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