この記事では「スラムダンク」の人気キャラ「魚住純」についての名言や名セリフを取り上げています。
かっこいい名言や印象的な名セリフ、使える名言などを掲載しているので、ぜひ最後まで読んでください。
スラムダンクの魚住純の名言・名セリフまとめ
スラムダンクの魚住純の名言・名セリフを22個紹介していきます。
- “華麗な技をもつ河田は鯛…お前に華麗なんて言葉が似合うと思うか 赤木 お前は鰈だ泥にまみれろよ”
- ゴール下の得点感覚 奴のそれは天性だ オレにはない オレの負けなのか イヤそうじゃねぇ ウチには点をとれる奴がいる オレが30点も40点も入れる必要は無い オレはチームの主役じゃなくていい
- 赤木にもはやチームの流れは見えてない 対河田意識過剰状態だ
- ナメられてるぞ赤木!! ゴール下だけは譲るんじゃねえ!!
- こんなに自分に腹が立ったのは初めてだ…
- 自分はただでかいだけって陰口たたかれてるのも知ってる
- はらたいらさんに3000点…!!
- そんなに魚が好きならオレと代われ!
- 立ってただけだぜ!?何でオレのファウルなんだよ!! ちゃんと見てくれよ!!
- 「ただデカいだけ」 そう思われるのだけは許せなかった
- 先生は必ずもう1度陵南に流れがくるといった…!! まだ逆転できるんだ…!! やってやる!!
- 神奈川No.1の看板は今日限りおろしてもらう
- むかっていけ!! そのデカい体はそのためにあるんだっ!!
- お前なんだ 湘北の魂はお前なんだ赤木……!!
- 倒せ赤木!! 牧を倒してこい!!
- おうっ!! 任せろ!!
- バカが なぜゴール下にいない!!
- 今までの全てはこの時のためにやってきた いいか絶対に勝つんだ 陵南バスケ部の全てを出しきるぞ!!
- オレの夢…… 板前だ!!
- インターハイ予選ではオレが勝つ おぼえとけよ
- こういう仕事はオレに任せろ
- オレじゃない ウチの仙道がやる
この中からいくつかをピックアップして詳しく紹介していきます。
華麗な技をもつ河田は鯛 お前に華麗なんて言葉が似合うと思うか 赤木 お前は鰈だ 泥にまみれろよ
このセリフは、インターハイの山王戦で赤木が河田との力の差に心が折れかけたとき、魚住が言い放った言葉です。
魚住は、河田の華やかなプレースタイルを“鯛”と表現し、それに対して赤木には「お前は鰈(カレイ)だ」と語りかけます。
魚住なりの言い回しで、赤木に「自分の持ち味を活かせ」と伝えているんですね。
このセリフの中には、泥臭くても地道に戦う姿勢を忘れるなというメッセージが込められているように感じました。
魚住自身も、華麗さではなく努力で這い上がってきたタイプなので、赤木に向けた言葉はまさに“経験者だからこそ言える一言”です。
しかも、ライバルである赤木にそれを伝えるところに、戦友としての絆や信頼も感じられて、胸が熱くなりますよね。
名シーンにふさわしい名言だと思います。
ゴール下の得点感覚 奴のそれは天性だ オレにはない オレの負けなのか イヤそうじゃねぇ ウチには点をとれる奴がいる オレが30点も40点も入れる必要は無い オレはチームの主役じゃなくていい
このセリフは、魚住の覚悟と成長がにじみ出たとても印象的なシーンです。
赤木との勝負を前に、自分には天性の得点感覚がないことを認めつつ、それでも「自分は主役じゃなくていい」と言い切る姿は、本当にカッコいいと思いました。
魚住はかつて、自分が一番じゃないと気が済まなかった時期もあったでしょう。
でもこの言葉からは、チームのために役割を理解し、自分の立ち位置を受け入れた成熟した魚住が見えてきます。
得点力がある福田に託し、自分は支える役に徹する姿には、キャプテンとしての大きさも感じますね。
バスケだけじゃなく、仕事でも人間関係でも「主役じゃなくても、必要な存在になることが大事」だと気づかされる、深い一言です。
オレじゃない ウチの仙道がやる
このセリフは、陵南と海南の試合での一コマ。
牧からの挑発に対して魚住が即座に返した言葉です。
「オレじゃない」とあえて自分を引いて、「ウチの仙道がやる」と言い切るところに、チームメイトに対する絶対的な信頼が見えますよね。
魚住はキャプテンとして、仙道の実力を誰よりも理解していて、それを信じて預ける覚悟を持っているんです。
このセリフをきっかけに仙道が本気を出す展開にもつながり、まさにキャプテンとしてのリーダーシップが光る場面でした。
「信じて任せる」ことがどれほど力を発揮させるか、ということを改めて教えてくれる名言ですね。
自分で全部やろうとするんじゃなくて、人を信じて任せるって、本当に大切なんだなと感じました。
そんなに魚が好きならオレと代われ!
このセリフは引退後にバスケ部に顔を出した魚住が、練習をサボって海釣りに出かけていた仙道に向かって怒ったときの言葉です。
板前の修行中にも関わらず、後輩たちの様子を見に来ている魚住のバスケへの未練や愛情がよく表れていますね。
仙道の才能を知っているからこそ、そのサボりっぷりに怒りが爆発してしまったのも納得です。
「オレと代われ!」という一言には、バスケへの情熱がまだまだ冷めていないこと、そして仙道に対する期待が込められていて、思わずクスッとしながらもジーンときました。
何気ないセリフに見えて、魚住のキャラクターが詰まっている名言だと思います。
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スラムダンクの魚住純とは?
魚住純は、漫画『スラムダンク』に登場する陵南高校バスケットボール部の3年生で、チームのキャプテンを務めている選手です。
身長202cm、体重90kgという圧倒的な体格で、“ビッグ・ジュン”というあだ名もあるくらいの存在感があります。
そんな魚住は、湘北の赤木剛憲の最大のライバルとして知られています。
中学時代からその体格で注目されていて、「県内一の巨漢中学生」として陵南に鳴り物入りで入部したものの、実は最初から活躍していたわけではありません。
入部当初は基礎練習についていけず、監督の田岡からは毎日怒鳴られ、チームメイトからもバカにされるなど、決して順風満帆なスタートではなかったんですね。
一度は本気で退部を考えたこともあったそうです。
でも、田岡から「その体格こそが才能」と励まされて、地道に努力を重ねていきます。
そしてその努力が実り、ついには主将の座を任されるほどの存在になります。
努力でのし上がった姿は、多くの読者の心を打ったと思います。
プレースタイルとしては、赤木がガンガン攻めて目立つタイプのセンターであるのに対し、魚住はあくまでチームを支える縁の下の力持ちのような存在。
自分のオフェンス力が赤木に比べて劣っていると自覚していて、だからこそ「主役じゃなくていい」と割り切って、脇役としてチームを支える道を選んでいるのが印象的です。
とはいえ、パワーや身体能力は赤木に引けを取らず、県内でも唯一、赤木に正面からぶつかれる選手として描かれています。
ただ、試合中はちょっと熱くなりすぎてしまうことも。
特にインターハイ予選の海南戦では、審判への抗議がエスカレートしてテクニカルファウルを取られ、退場になってしまいます。
この退場シーンは、原作の中でも魚住と桜木花道だけに描かれているもので、キャプテンとしてはちょっと痛い出来事でしたね。
引退後は、家業である板前の道に進みます。
山王戦では板前姿のまま観戦に現れ、迷子になって遅れてきたかと思えば、会場で大根のかつらむきを始めたりと、なんとも個性的な登場をします。
このシーンでは、河田との対決に意識が向きすぎて空回りする赤木に対して、自分の経験から言葉をかけて立ち直らせるなど、先輩としての貫禄を見せています。
見た目が老けているせいか、河田から赤木の親父と間違われたり、観客から不審者扱いされたりと、ちょっと笑えるエピソードも多い魚住ですが、その生き様や考え方には、熱さと人間味があって、ついつい応援したくなるキャラです。
引退後も部の様子を見にきたりと、後輩思いな一面もあって、本当に魅力あふれる人物です。