この記事では「ジョジョ」の人気キャラ「ワムウ」についての名言や名セリフを取り上げています。
かっこいい名言や印象的な名セリフ、使える名言などを掲載しているので、ぜひ最後まで読んでください。
ジョジョのワムウの名言・名セリフまとめ
ジョジョのワムウの名言・名セリフを27個紹介していきます。
- このワムウにとって強者だけが真理!勝者だけが正義であり友情……その自分自身の掟に従っただけのことだ……
- 俺はお前に出逢う為に1万数千年もさまよってたのかもしれぬ
- 闘技! 神砂嵐(かみずなあらし)!
- なんと強力に成長したものよ…満足だ…ひさしく満足なる戦いだった…波紋の戦士よ
- な なんということだ このワムウ…………なんてざまだこのワムウ!一万二千年を生きた肉体がこんな無惨になりさらばえて 可哀そうによ…………
- 波紋の一族はいつも同じセリフをはく 我われが初めて西の果ての大陸(メキシコ)から海を越えて来た二千年前も今も「腕の一本や眼が見えぬぐらいでへこたれるか」「よくも友の命をうばってくれたな」と…………だから笑ったのだ
- ハッタリをかますなよJOJOとやら!
- このワムウ……敵を楽に勝たせる趣味はない……
- 最終流法(ファイナルモード)『渾楔颯』(こんけつさつ)
- 人間の寿命はどうせ短い 死にいそぐ必要もなかろう
- おれは昔も今もこう言うのだ『小僧 今度逢う時はもっと強くなってからこのワムウに向かって来い…』と! 二度目におまえに逢うとき このワムウが…おまえの「強さ」を尊敬して…おまえをうちくだき殺すためにな…
- 相当に修業をつみ成長したとみえる…いいだろう!! まずこのワムウに殺される資格があるッ!
- 決してセンチになったからではない
- あのヘラズ口をたたくトッポイ男はどこだ
- 作った光で このワムウを縛ったままにできるかッ!
- 脳ミソがクソになってるのか?
- ワムウッ!
- 俺にとって強い戦士こそ真理…勇者こそ友であり尊敬する者!!
- 俺はお前のことを永遠に記憶の片隅に留めておくであろうシーザー
- シャボン玉のように華麗ではかなき男よ
- ただの人間どもなどどうでもよいのだが…このワムウの屈辱の姿をみられたからには、きさまらも始末せねば…ならなくなった!
- 気のせいか ヌウ? ?
- おれはきさまのすばらしい健闘(ナイスファイト)を期待するぞ…JOJO!!
- フフ…完敗だよJOJO どうやらおまえはおれより戦士として高みに立ったようだな…
- 砂時計ならぬ闘いの「血時計」よ!
- まさに「死が二人を別つまで」の結婚指輪(ウエディング・リング)よ!
- そこまでズタボロになりながら今なお不敵なまなざしをもち!ナマイキなセリフをはく!タフな
- 男よ!ちっぽけな根性が実にタフだ!
この中からいくつかをピックアップして詳しく紹介していきます。
このワムウにとって強者だけが真理!勝者だけが正義であり友情……その自分自身の掟に従っただけのことだ……
このセリフは、ワムウが最後の瞬間に放った名言です。
ジョセフの戦略によって敗北したワムウは、もはや体が限界に達していました。
しかし、吸血鬼たちが報復しようとするのを制止し、潔く自分の掟に従って散っていきます。
この「強者こそが真理であり正義」という言葉には、ワムウが戦士として生きてきた信念が詰まっていますね。
戦いで勝利した者を尊び、敗北しても誇りを捨てない姿勢は、敵であるジョセフにも深い敬意を抱かせました。
ジョセフが風の中で敬礼するシーンは、二人の間に生まれた“戦士同士の友情”を感じさせ、感動的です。
おれの前で決闘を侮辱するな!
ワムウは決闘を神聖なものとして捉えています。
敵であるジョセフに対しても「きさまのすばらしい健闘(ナイスファイト)を期待するぞ」とエールを送り、戦いにおいては敵味方を問わず全力を尽くすことを何より重視しています。
だからこそ、戦いの最中にジョセフが小石を投げて助けを求めると、ワムウは心底から軽蔑します。
「戦士としての誇りを捨てるなど許せない!」という彼の怒りが、このセリフに表れています。
ワムウのこの価値観が、彼をただの“悪役”ではなく魅力的なキャラにしているのでしょう。
おれにとって強い戦士こそ真理…勇者こそ友であり尊敬する者!!
おれはおまえのことを永遠に記憶のかたすみにとどめておくであろう
シャボン玉のように華麗ではかなき男よ
シーザーとの戦いの中で、ワムウが示した名言です。
シーザーは最期の力を振り絞り、血でできたシャボン玉に波紋のメッセージを託して死んでいきました。
その様子を見たワムウは、敵でありながらシーザーの覚悟と誇りを認め、シャボン玉を壊さずにそのまま見送りました。
「勇者こそ友」というこのセリフは、ワムウが“敵”ではなく“戦士としての仲間”とシーザーを捉えた証拠です。
このような行動が、彼の高い人気の理由の一つでもあります。
敵でも敬意を持って接する姿勢が、戦士としてのワムウの美学を物語っています
人間の寿命はどうせ短い 死にいそぐ必要もなかろう
不老不死の存在であるワムウたち柱の男は、人間を「弱く、短命な生き物」として見下しています。
このセリフも、戦いに挑んでくるジョセフたちを滑稽に思っての一言です。
彼らから見れば、人間がどれだけ努力しても大した脅威ではないのかもしれません。
しかし、ジョセフたちは短い命を懸けて戦い続けます。
皮肉なことに、ワムウはそんな“儚くも強い人間の意志”に心を動かされていくのです。
このセリフからは、長い時を生きてきたワムウが、人間の生き様を理解しきれていなかったことがうかがえますね。
波紋の一族はいつも同じセリフをはく 我われが初めて西の果ての大陸(メキシコ)から海を越えて来た二千年前も今も「腕の一本や眼が見えぬぐらいでへこたれるか」「よくも友の命をうばってくれたな」と…………だから笑ったのだ
このセリフは、シーザーが親友のマルクを失い怒りを爆発させたときに、ワムウが冷たく言い放った言葉です。
柱の男たちは何百年も生き続けてきたため、何度も人間たちが同じような言葉を叫ぶのを見てきたのでしょう。
それが、ワムウたちには「滑稽な繰り返し」に映っているのです。
ただ、この言葉には柱の男としての冷酷さと、長命の存在だからこその達観した視点が入り混じっています。
ワムウは人間を見下していますが、それだけに最期の戦いでシーザーやジョセフたちの強さに心を動かされる瞬間が、より印象深く感じられます。
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ジョジョのワムウとは?
ワムウは『ジョジョの奇妙な冒険』第2部に登場するキャラクターで、いわゆる「柱の男」と呼ばれる謎の生命体の一人です。
柱の男たちはかつて波紋使いたちを壊滅させた強敵で、ワムウもその一員としてジョセフ・ジョースターたちの前に立ちはだかります。
彼の特徴的な顔の刺青はカタカナの「ワ」の形をしていて、よく見ると細かく「POWER」と書かれています。
ワムウは柱の男の中で3番目の地位にいますが、戦闘能力は「天才」と称されるほどずば抜けています。
上司にあたるカーズやエシディシからも一目置かれていて、彼自身も戦士としての誇りを何より大切にする男です。
戦いの相手が敵であっても、実力を認めた相手には敬意を払うなど、まさに「誇り高き武人」と言えます。
ワムウとジョセフは物語の中で何度も戦うことになり、ある意味ではライバル的な関係です。
特に物語の終盤に行われた決闘シーンはシリーズ屈指の名バトルとして語り継がれています。
ワムウは戦いの中で自分の技に絶対的な自信を持っており、ジョセフが死んだふりをして逃げようとする場面ではそれに気づかないというコミカルなシーンもあります。
この自信ゆえの油断が、ジョセフとの戦いで何度も裏目に出てしまうのです。
ワムウは生まれついての戦士で、強さを追い求め、戦いに美学を持っています。
そのため、命令よりも自分の戦いの流儀を優先することもあります。
面倒を見てくれたカーズやエシディシに対して忠実ではあるものの、戦いの場では彼らもワムウの信念を尊重しています。
ただしカーズとは少し考え方の違いがあるようです。
また、ワムウには幼い頃の戦争で、波紋使いの子供を手にかけられなかったというエピソードもあります。
しかし、現在では人間をまるで蟻のように扱い、簡単に命を奪う冷酷さも見せています。
作中でスピードワゴンは「彼らにとって人間の命など、蟻を踏むのと同じだ」と語っています。
ワムウは誇り高く戦いに生きる姿勢が魅力で、読者からの人気も高いキャラクターです。
特に連載初期の強敵として登場したため、後のジョジョキャラにはない独自の魅力があります。
彼の生き様や戦士としての矜持(きょうじ)は、多くのファンの心に深く刻まれているのです。